影瑠板バトルロワイアル
- 1 :名も無きリスナー:06/08/02 18:18:36 ID:xNMVg6eF
- 影瑠板
DJ達や名無し達が毎日のようにバカやって騒ぎあって盛り上がる。
僕達の帰る場所。
僕達の家。
そんな影瑠板住人達に一通のメールが届いたのが始まりだった。
影瑠板住人の皆さんへ。
オフ会をやりましょう。
場所は皆が会いやすいように東京で。
ちょっと宝くじで当たったから交通費のみでいいよ。
学生は交通費も免除します^^
皆でぱーっと祭りを楽しみましょう^^ 〜影瑠〜
このメールを受け取り、歓喜するもの、不信がるもの。
反応は様々だったが、一同がそろうこととなった。
殺しあうことになるなど思いもよらずに。
- 2 : ◆6464Q.3rTs :06/08/02 18:33:59 ID:4nW/1LvK
- すると突然
- 3 :名も無きリスナー:06/08/02 18:34:27 ID:mxuW+VZ7
- wktk!続きマダー?><
- 4 :キス魔サンドイッチ ◆li748o0d.c :06/08/02 18:37:57 ID:???
- 21番キス魔サンドイッチ 会場に向かう途中日射病で倒れて死亡
残り37人。
- 5 :NachtKraehe ◆whbT60wdRo :06/08/02 18:38:49 ID:QZQfmhox
- wktk
- 6 :名も無きリスナー:06/08/02 18:57:16 ID:OFi8sUZW
- 続きが気になるーーー
- 7 :名も無きリスナー:06/08/02 19:00:08 ID:xNMVg6eF
- DJ達の口調なんて知らないから
執筆できないことに気づいたんですw
リレーでww
- 8 :名も無きリスナー:06/08/02 19:02:03 ID:mxuW+VZ7
- もー続き来ないなら勝手に書いちゃうよー><
そしてオフ会当日夕方6時。
影瑠板住民ほぼ全員が会場に到着した。
いつもはネットの書き込みでしか話していない住民にとって、
直接の対面は本当に刺激的なものだった。
書き込みのイメージ通りの人、意外な人。本当にそれぞれだ。
「影瑠板住民の皆さん、おまんこおおおおぉぉ!!1!!」
と、主役の影瑠がスーツ姿で現われた。
思わず笑いと拍手で迎えてしまう一同。
「今日はたくさんの人が来てくれて本当に嬉しいです。ありがとう!
嫌な事は忘れて思いっきり楽しもう!乾杯!!」
『カンパーイ!』
と、和気藹々の会場。
しかし、そのドリンクには睡眠薬が入っていたのだ!
次々に眠ってゆく住民達。
そして、地獄のパーティーが始まる・・・
↓続き任せたww
- 9 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/02 19:03:40 ID:aBKvbkcG
- これはいいリレー小説ですね
- 10 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/02 19:21:20 ID:aBKvbkcG
- 目を開ける。
背には硬いコンクリートの床。
周りを見回す。
そこは灰色の小さな部屋。
先ほどまでの楽しい光景はそこには無く自分一人しかここにはいない。
「いつの間にこんな場所で俺ねてたんやろ?」
事故は先ほどまでの光景を思い出す。
「たしか…」
影瑠がでてきて。いつものセリフを叫んで。それを笑いながら迎えた俺ら。
その後乾杯をみんなでしてグラスの中のドリンクをみんなで飲んで。
それから…
「あかん、思い出せんわ」
そこからの記憶がぼんやりとしてる。
次の明確な記憶はこの部屋から始まってる。
酔って記憶が吹っ飛んでる?酒なんかでてなかったはずなのに?
…覚えてないだけか?
「そしたらみんなに迷惑かけたんかな…」
だとしたら結構すまない事をしてしまった。後でみんなに謝らなければ。
とりあえずはみんなの所に向かわなければならないわけだが…
「ここ…どこ?」
多分会場からはそんなに離れていないとは思う。
おそらく誰かがココに運んでくれたのか、それとも
「自分が覚えてない間にココにきたのか…」
どっちにしてもとりあえずここから出なければいけない。
横になっているいる自分の体を起こして立ち上がった。
↓ヘタレでごめんなさい(´・ω・`)次よろしく(´・ω・`)
- 11 :名も無きリスナー:06/08/02 20:57:30 ID:ZT4cSf/z
- wktk
- 12 :名も無きリスナー:06/08/02 22:30:50 ID:mxuW+VZ7
- 何か進まないから続き書いちゃうよー><
「ん?」
廊下の方で叫び声が聞こえた。
何かから逃げるような必死の叫び。
今まで映画でしか聞いた事の無い鉄砲らしき音。
胸騒ぎがする…と事故は思い切って廊下に出てみた。
「事故!こんな所にいたのか!!」
「お、ベイダーじゃないか。どうしたん?」
「早くこの建物から出よう!影瑠が何か企んでる!!」
「ボケっとするな!『奴等』が来るぞ!」
と叫ぶまれすけ。相当焦ってるようだ。
その時、軍服を着た男が現れた!
「観念するんだな。お前らはもうこのゲームから抜け出せないんだよ」
と、マシンガンを構えてニヤリとする男。
ここで抵抗しても無駄死にするだけだ…と諦めた三人は
軍服の男達に従って、長い廊下を歩いていく。
ここは、さっきのオフ会の会場ではない。あるはずがない。
この雰囲気はまるで監獄。コンクリートの要塞。
そして、謎の軍人。
一体何が起きてるのか…いや、何が起ころうとしているのか。
軍人に連れられた先は大学の講義室のような部屋だった。
「お、事故も見つかった?これで全員集まったね」
影瑠が楽しそうに三人を迎えた。
展開遅くてごめんね(´・ω・`)
早く殺し合いさせたいなーwwwww
↓今日二回目なんで自分はここまで。あと誰か続きよろ><
- 13 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/02 22:32:53 ID:aBKvbkcG
- ↓ 文体が違いすぎて続けて読むとwwwww
- 14 :チンコベイダー ★:06/08/02 22:33:58 ID:???
- 軍服を着た男って見たときまれが増えたのかと思った!!
- 15 :名も無きリスナー:06/08/02 22:35:12 ID:mxuW+VZ7
- >>14
ベイダー続きよろ^^
>>13
文体ってクセが出るやん。しょうがないやんwwww
- 16 :チンコベイダー ★:06/08/02 22:42:05 ID:???
- 俺には文才の欠片も見当たらないんでちょっと・・・
- 17 : ◆Mare/GPJwg :06/08/02 22:44:52 ID:???
- 昔いた某コミュニティサイトでも俺がバトロアに使われてたなw
そのときは人殺しマシーンだったけどorz
- 18 :名無しサンプリング@48kHz :06/08/02 22:52:22 ID:???
- あー確かにその方が面白いかもww
あと、小説と同時進行で皆の配給装備募集しちゃう?
自分はDTM板住民らしく【盗聴器】でw
これで色んな人の情報収集するのwwww
- 19 : ◆Mare/GPJwg :06/08/02 22:53:38 ID:???
- ガッ!の配給装備は 大福!!!
- 20 : ◆Mare/GPJwg :06/08/02 22:53:55 ID:???
- 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
- 21 :名も無きリスナー:06/08/02 22:54:30 ID:???
- まれの装備が決まったねъ( ゚ー^)
- 22 :名も無きリスナー:06/08/02 22:57:30 ID:???
- 戦場で食べる大福はさぞかし美味しい事でしょうъ( ゚ー^)
- 23 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/02 23:06:54 ID:???
- よくよく考えるとなぜ事故を主人公っぽく書き始めたのかよくわからない
口調を良く知ってるからだろうな(´・ω・)w
- 24 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/02 23:09:28 ID:???
- |д゚)・・・小説の書き方忘れた
- 25 :名も無きリスナー:06/08/02 23:10:27 ID:???
- どうも殺すのが忍びない
- 26 : ◆Mare/GPJwg :06/08/02 23:12:59 ID:???
- 殺すんじゃないんだよ、強制ログアウトでゲームオーバーなんだよ!!
っていうオチを目指して書けばよかった?w
- 27 :名も無きリスナー:06/08/02 23:16:59 ID:???
- 確かに殺すのには抵抗あるけど
殺される分には全然おkww
どうせならドラマチックによろwwwww
- 28 :名も無きリスナー:06/08/02 23:17:35 ID:xNMVg6eF
- 軍師とかいいよね
殺された時につくレスの内容が想像つくしw
- 29 :名も無きリスナー:06/08/02 23:36:15 ID:???
- 恋愛要素は不可欠だと思うが
- 30 :名も無きリスナー:06/08/02 23:49:30 ID:???
- そこはまれとマレカノですよ^^
- 31 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/02 23:59:48 ID:???
- とりあえずだれか続きを(´・ω・`)
- 32 :名も無きリスナー:06/08/03 00:00:29 ID:???
- 萌宗路子サンよろ
- 33 :名も無きリスナー:06/08/03 00:04:20 ID:???
- とりあえず参加者
はぴすた
中の人
朧月
マレカノ
ブラホ○
- 34 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/03 00:44:50 ID:???
- >>28
てか、俺が死ぬシーンってギャグになりそうじゃね?
- 35 :名も無きリスナー:06/08/03 00:50:07 ID:???
- >>34
すごいおいしくていいじゃん^^
- 36 :名も無きリスナー:06/08/03 01:13:18 ID:???
- は…はやく続きを
- 37 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/03 01:21:50 ID:???
- じゃあまた俺かいちゃうよ(´・ω・)?
- 38 :名も無きリスナー:06/08/03 01:30:15 ID:???
- どうぞどうぞ
- 39 :名も無きリスナー:06/08/03 01:31:54 ID:4LqJQlI3
- 期待あげ
- 40 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/03 01:51:08 ID:???
- 「全員集まった…だって?」
周りを見渡すと確かにこの部屋にはベイダー、まれすけだけではなくオフ会のメンバー全員
がいる。
その全員が険しい顔をして影瑠の方に顔を向けている。
「ベイダー、何が起こってるんだ?影瑠が何か企んでるとかなんとか…」
「事故…実はさ…」
ベイダーは自分も俺と同じような部屋で寝ていたらまれすけが起こしに来て外にでたらいき
なり軍服の男たちに銃で威嚇してきたので逃走。その途中でまれすけからみんなでドリンクを
のんでからみんなが眠ってしまったことからおそらくこの状況と影瑠の間に何か関係あるので
はということを教えてもらい、その途中で事故と合流したということを教えてくれた。
「いったい何なんやろ?」
「わからない…けど」
「事故、ベイダー…それにまれすけ!お前もここにいるんだな!!マジでやばかったよほんっ
とに!」
UMAが俺に話しかけてきた。
「多分事故たちも同じっしょ?変な場所で寝てたから外にでて何か変な奴らに追いかけられて
捕まって」
「んでこの部屋に集められた。ホンマに同じみたいやな」
UMAの話からすると他の参加者達も同様にして今ここに集められたのだろう。
影瑠は何の目的でここにみなを集めたのか。
そもそも影瑠が考えたことなのか。
今はわからないことが多すぎる……
- 41 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/03 02:05:09 ID:???
- 俺がそんなことを考えている間にUMAは一歩前に出て
「影瑠ー!なんでこんなとこに俺を集めたのさ!?状況がまったくわからん。説明してくれるとありがたいんだけど!」
と話す。
俺はいきなりUMAが影瑠に話しかけるもんだからびっくりして影瑠の方を見てしまった。
影瑠……笑ってる?
「ごめんごめん、ここに集めた理由もなんでこんなオフ会場と違う場所にいるのかもまったく説明してなかったね〜。ほんとごめん」
影瑠は一度影瑠板メンバーを見回して言葉を続ける
「ドリンクの中に薬を入れたのは俺の指示だよ。本当のパーティーはこの会場から始まるからね。招待するにはちょっと必要なことだったのさ」
「必要?俺らに説明してつれていくんじゃだめだったのかよ!!!」
まれすけがおそらく影瑠板メンバーの中から探し出したのであろうマレカノの肩を抱いて叫んだ。
「そうだよ!犯罪じゃねえかよこんなの!」
そう叫んだのはワッカさん。
影瑠は叫ぶ影瑠板メンバーを見回して、
「お静かに願えますか」
とたった一言。
いつもの影瑠の声からは感じることの出来ないような威圧感がその一言にはあった。
静まる部屋。そしてその中で影瑠が口を開いて言った一言。
「パーティーと言っても簡単なものです。皆で殺しあいましょうよ」
↓ 俺よく…がんばったよね?ということで次ヨロ
- 42 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/03 02:09:02 ID:???
- >>41に最後に一行追加
この一言が僕らの悪夢の開始の合図だったんだ。
- 43 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/03 02:16:15 ID:teTZSYzs
- 誰か続きを・・・・
- 44 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/03 02:16:54 ID:???
- |д゚)やってみようか、1時間ばかし時間をくれ
- 45 :名も無きリスナー:06/08/03 02:26:47 ID:???
- wktk
- 46 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/03 02:32:28 ID:???
- |д゚)一つ質問
ここどんな建物?
- 47 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/03 03:35:46 ID:???
- 「ちょ、おま、何言ってんだよ!」
「冗談にも程があるぞ!」
メンバーは口々に文句を言い出す。
「冗談でもなんでもない、いたって大真面目。だから黙って話を聞いて。」
影瑠はメンバーを黙らせると、話を続けた。
「今から順番にデイバッグを持って出て行ってもらって、ここら辺一帯で殺し合いをしてもらう。
デイバッグの中には水、食料、地図、武器が入ってる。
どんな武器が入ってるかはあけてからのお楽しみ。
で、午前午後の6時と12時に放送を入れる。
死んだ人と禁止エリアを教えるためにね。
・・・まあつまりは映画と同じ感じで殺し合いをして、生き残った1人に何かとてつもなく凄い物をプレゼント、ってわけ。」
「凄い物をプレゼントだと?」
四天王が問いかけた。
「そう、とてつもなく凄い物。普通に生きてたんじゃ絶対に手に入らないようなね。」
「・・・馬鹿馬鹿しい。」
「ん?なんか言った?」
「物貰うために人殺しなんて馬鹿馬鹿しいっつってんだよ!つきあってられるか!俺は帰る!」
叫んで部屋を出ようとドアノブに手をかけたその瞬間、ドアのそばに居た軍服の男たちがいっせいに銃を構える。
「帰れると思ってんの、おいちゃん?」
「・・・ちっ」
四天王は仕方ないといった顔で元いた場所に戻った。
「他に何か質問ある人〜?」
皆押し黙ってしまった。
逃げられないということがさっきの事態でわかった以上、参加するしか選択肢はないのだ。
「じゃあ、そろそろ始めようか。まずは・・・」
- 48 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/03 03:37:09 ID:???
- |д゚)ルールとかフィールドとか考えなきゃいけないと思うんだが
ルールは小説どおりでいいのかな?かな?
- 49 :名も無きリスナー:06/08/03 04:17:55 ID:???
- うん
- 50 :名も無きリスナー:06/08/03 04:24:59 ID:???
- wktk
- 51 :名も無きリスナー:06/08/03 07:35:33 ID:???
- お、起きたら結構進んでる。ナイス^^
そろそろマップとか必要かもねー
- 52 :名も無きリスナー:06/08/03 08:00:06 ID:???
- 四天王「なぁんだ、夢だったのか」
- 53 :名も無きリスナー:06/08/03 12:08:02 ID:???
- ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%AB
とりあえず資料おいておきますね
- 54 :名も無きリスナー:06/08/03 12:46:10 ID:???
- とりあえず参加者一覧(出席簿)いるんじゃね?
- 55 :名も無きリスナー:06/08/03 13:40:15 ID:???
- よっぴい 名無しサンプリング@48kHz リスナァ
くコ:彡 かにぱん(V)・∀・(V) 悪魔君(役所据え置き)
弧月如杏 マレカノ サワヤカイオン
SIMPLE はぴすた 宇垣纏
チンコベイダー 放送事故 マンセー
わっか RBoy03 昆虫殺法コンビ
色白 みそ みちぇ
科学屋 くさお ブーン
キス魔サンドイッチ ◆IKAcr4U.Ww >.1<
NachtKraehe 音虚 まれすけ
人の中の3 四天王 ぐつぐつ
ゆんぼー UMA 汁
朧月 よろずや 姉
卑のヲンナ n でつ
グラビアアイドル浜田さん 鋼鉄ジーグ 放浪軍師
みみたれ 夢雲 しまぱん
ゴスロリセンター 苦労人 佐伯区民
蒸す蟹世 委員長萌 TEKKON
残り54人
- 56 : ◆Mare/GPJwg :06/08/03 13:41:08 ID:???
- そんだけいりゃあ、銃奪えるんじゃね?
- 57 :名も無きリスナー:06/08/03 14:08:34 ID:???
- 殺し放題だな・・・クククw
- 58 :名も無きリスナー:06/08/03 14:44:19 ID:???
- トンファー 姉
フリスク 加藤鷹
ことりばこ ωベイダー
- 59 :白:06/08/03 14:47:26 ID:???
- ことりばこは辞めてくれ…怖い…
- 60 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/03 14:54:12 ID:???
- >>58
|д゚)ちょww最強兵器wwww
- 61 :名も無きリスナー:06/08/03 16:29:27 ID:???
- まさか ブラホ○さんが 姉さんを…!
- 62 :某店長:06/08/03 16:40:23 ID:???
- あ〜
「名無しサンプリング@48kHz」と「TEKKON」は同一です><
考えたら「昆虫殺法コンビ」って二人で一組?
何か良いドラマが作れそうな予感!^^
- 63 :名も無きリスナー:06/08/03 17:06:51 ID:???
- >>62
またラジオドラマの流れですか?><
- 64 :名も無きリスナー:06/08/03 17:09:41 ID:???
- >>63
「ドラマチックな展開」の意味ですぅ><
- 65 :名も無きリスナー:06/08/03 17:27:27 ID:???
- けどラジオドラマにすると面白いだろうなwwwwwwwwww
- 66 :ペンタゴン☆ ◆6464Q.3rTs :06/08/03 18:26:14 ID:???
- ☆<私はルールを説明するお兄さん役にしてくれw
- 67 :名も無きリスナー:06/08/03 18:31:05 ID:???
- えーブラホとコンビで皆を恐怖に陥れる役じゃないのー?><
- 68 :名も無きリスナー:06/08/03 19:07:43 ID:???
- しゃぼーんさんじゃね?はらぐろいといえばw
- 69 :名も無きリスナー:06/08/03 19:34:45 ID:???
- 続き書かせて頂きます
- 70 :で< ´つ`>:06/08/03 19:36:46 ID:???
- >>68
腹黒酢と聞いちゃ黙っていられないニダ
- 71 :名も無きリスナー:06/08/03 19:49:51 ID:Nntl9djN
- >>69
wktkだからage^^
- 72 :名も無きリスナー:06/08/03 20:38:33 ID:???
- 「じゃあそろそろ始めようか。まずはみんなにバッグを配ってあげて」
その場に居る全員がかつて見たことも無いような不気味な笑みで
そばの軍服に指示を出す影瑠。そしてなぜか困惑の表情の軍服。
「どうしたの?早く配らなきゃ始まんないy・・・」
いつもラジオで聞いていたまんまの明るい声とは裏腹に少し怒っているような表情の影瑠の言葉を遮って、
困惑と恐怖とそして意を決した面持ちで軍服が耳打ちをする。そしてその瞬間、影瑠が大笑いを始めた。
「ギャハハハハハハ!!!そうだ、そうだったごめんごめんwwwwwwあー腹痛ぇwwwww
ルール勘違いしてたよwwwwごめん訂正。あのね、今から順番にカギを渡しますから
そのカギを持って2階に降りてすぐの部屋に入って下さい。そこにロッカーがあるので、
カギの番号に合うロッカーを開ける。ロッカーの中に色々と入ったバッグと、夜は冷えるので
上着入れてありますから、それを持ったら外に出て下さい。おk?」
普段なら、そのどじっ娘影瑠の本領発揮に「モエスwww」だの「カワイスwww」だのと
拍手喝采黄色い声援雨あられとなる所だろう。だがそんな雰囲気ではなかった。
明かりの点いていないこの部屋のように暗い雰囲気の中、廊下から足音が近づいて来る。
カツン、カツン、ハイヒールと思しき足音が徐々に大きくなり、部屋の前で止まった。
ガラガラ
準備終わった?と影瑠が言うより早く音虚が叫んだ。
「あの宴会場のおねえさんじゃん!!!!!てめぇもグルだったのかよ!」
あまり飲めないが故に、注文の品が届くと皆に取り分けたりしていた音虚。
最も店員と近い場所に居た。だからこそ気付いたのだ。
そして再び堰を切った様に場が騒々しくなる。ふざけるなてやんでいべらぼうめ、と皆口々に叫ぶ。
しばらくその状態を見ていた女があまりの騒がしさにキレた。
「うるせぇんだよテメェら!ガタガタ言ってんじゃねえ!」
一瞬にして全員が静まり返った。
しかしその可愛らしい容姿から放たれた汚い言葉とのギャップに驚いたのでは決して無い。
影瑠板住人なら誰もが聞いたことのある声だったのが、驚愕の事実だったのだ。
事故が唖然とした表情で女を指差し言った。
「え・・・なんで・・・・・・よろずやがそこにおるん・・・?」
- 73 :名も無きリスナー:06/08/03 20:40:53 ID:???
- 長すぎたwwww
- 74 :名も無きリスナー:06/08/03 20:45:57 ID:???
- うお!新展開ktkr!
- 75 :名も無きリスナー:06/08/03 22:21:20 ID:YWPSYM2V
- wktk
- 76 :名も無きリスナー:06/08/04 01:01:09 ID:???
- あー、寝る前に続き書いてみます。
- 77 :名も無きリスナー:06/08/04 01:27:44 ID:???
- 騒然とした雰囲気の中、影瑠の明るい声が響く
「よろずやさんは俺の仲間だよ。ついでに言っておくけど、君達の中にも
俺 達 の 仲 間 が い る か ら な 」
みんなの中に衝撃が広がる。こんな訳のわからないゲームに積極的に参加する奴がいるという事実。
しかも実際に会った事が無い人だらけなのも疑心暗鬼になる理由の一つだ。
一体誰が影瑠の仲間なのか
この中に何人のスパイがいるのか
いろんな考えがが錯綜して明らかに場の空気が変わっていく。
そんな雰囲気を気にせずに影瑠が発言を続ける。
「あと、もうわかっていると思うけど、君達の首輪は爆弾付きの本物だから。
3日以内に最後の一人が決まらない場合・・・わかるね」
もう誰も口を開く者はいない。いきなり押し付けられた状況を飲み込もうとするだけで精一杯だ。
「さて、そろそろ夜の10時だ。申し訳ないけど急いでもらうよ」
という影瑠の声と共に軍人が銃口を上げる。話はもう終わりという事だ。
次々と鍵を受け取り、2階へと向かう住民達。
もう既にゲームは始まってる。
これから一体どうなってしまうのだろうか・・・
−−−−ゲーム開始−−−−
何か一気に話を進めてしまったかなーごめんね(´・ω・`)
↓以降は各人の話でよろ?^^
- 78 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/04 02:16:19 ID:???
- 軍師「影瑠、、、どうしても腑に落ちない事があるんだが、、、質問いいか?」
影瑠「何だ軍師。言ってみろ」
軍師「あのさ、、、何で俺は山笠の法被と締め込み姿に着替えさせられてるん?」
そう、軍師は博多祇園山笠の衣装を纏っていた。
影瑠「ああ、その事か。俺たちは所詮声でしか相手を解らないからね。
一部の人間には解り易い衣装を用意したのさ」
影瑠の遊び心のお陰で一部の人間は他人に解り易い服装にされていた。
放浪軍師 博多祇園山笠の法被と締め込み姿
よろずや DQ4のアリーナ姫姿
放送事故 女用スク水姿
- 79 :名も無きリスナー:06/08/04 02:26:54 ID:???
- ここでギャグ要素がかなり強くなったwwwwwww
- 80 :チンコベイダー ★:06/08/04 07:22:41 ID:???
- 軍師が標準語で話してるのに違和感がwwww
- 81 : ◆Mare/GPJwg :06/08/04 10:21:36 ID:???
- 軍師の死に際のセリフって、やっぱアレなのかな…。
- 82 :某店長サボり中ww:06/08/04 15:38:06 ID:???
- 「TEKKONの場合@」
もう何が何だかわからなかった。
ただ、影瑠の言われるままに動いた。
ロッカーの鍵を受け取り、バッグを取り建物の外に出た。
周りは完全に闇の世界。建物から漏れる光のみが周りを照らす。
そして、外には誰もいなかった。
普通なら皆が外で集まってこれからどうするか
話し合いとかあるはずなのだが・・・どこかで集合しているのか。
それともやはり影瑠の言った台詞が響いてるのか。
「自分達の中にも仲間がいる」と影瑠は言った。
リアルの知り合いがいない以上、これで誰が敵かはわからなくなったのだ。
とりあえず、自分は草むらの中に隠れた。
状況を整理する為と、バッグの中の確認をする為だ。
バッグの中には地図・水などが入ってたが、一つだけ見慣れないモノがあった。
「ヘッドホンと、アンプみたいな機械だけど…なんだろ?」
とりあえず電源を入れ沢山あるスイッチをいくつか押してみた。
「…これは【盗聴器】か!?」
スイッチを押すたびにラジオで聞きなれた声が聞こえてくる。
おそらく、この忌まわしい首輪の中にマイクが仕込まれており、
その電波を受信する装置が自分の選んだ「武器」なのだろう。
「いや、盗聴や盗撮は趣味じゃないんだけどな〜w」
と思わず苦笑いする。しかし、これは下手な銃とかよりも遥かに役に立つアイテムだ。
正直、この状況では生き残る可能性はゼロだと思う。
しかし、少しでも良い死に方を望む事は出来るはずだ。
最後に出来る事はあるはずだ。
「とにかく今は情報収集だな」
TEKKONはゆっくりため息をついた。
↓他の人の場合も宜しく〜(^ω^)
- 83 :名も無きリスナー:06/08/04 22:15:33 ID:TnKDFHmC
- wktk
- 84 :名も無きリスナー:06/08/05 01:06:25 ID:???
- 誰も続きかかないのかな・・・(´・ω・`)
- 85 : ◆Mare/GPJwg :06/08/05 01:14:22 ID:???
- 楽しみにしてるのに(´・ω・`)
- 86 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/05 01:26:47 ID:onnClE+p
- これは自分のエピソードをかけばいいんですか><
- 87 :名も無きリスナー:06/08/05 01:29:38 ID:???
- まぁ、そこら辺は自由だと思うよーwktk^^
- 88 :名も無きリスナー:06/08/05 01:38:09 ID:???
- 事故は失意のどん底にいた
楽しかったはずのオフ会がこんなことになるなんて
いや、それは皆同じことだろう
彼を失意のどん底に落としいれたことは別にある
なぜスク水なのか
思えば長い付き合いだ
まさか、こんなときにまで着る羽目になるとは思ってもみなかった
そして、鞄の中身
食料に水、地図などの必需品とメイド服にデジカメ
「影瑠が言ってた上着ってこれ?んでデジカメ?武器?俺にどうせえっちゅうねん」
ぼやきながら、事故はとぼとぼと歩き出した
- 89 :名も無きリスナー:06/08/05 01:43:29 ID:???
- 何かリアルだw
事故ナイスwwww
- 90 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/05 01:50:40 ID:???
- 書き始めたら自分の心境書くだけでやばい長さになってきた
- 91 :名も無きリスナー:06/08/05 01:51:49 ID:???
- そして2日が経った
- 92 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/05 02:07:14 ID:???
- ヤバイwwwww
2KBを超えたwwww
- 93 :チンコベイダー ★:06/08/05 02:07:43 ID:???
- 気にせず投下するんだ
- 94 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/05 02:15:38 ID:???
- いいんだろうかこんな長くて('A`)
- 95 :チンコベイダー ★:06/08/05 02:16:06 ID:???
- いいよいいよー
- 96 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/05 02:16:56 ID:???
- 『UMA視点@−続くかどうかは知らん』
「まぁあれですよ」
なんでこんな状況になってるのかということだよまず。
影瑠がネジはずれてるっていうのはわかる。
よろずやさんがいい感じに悪女だってのもまぁ飲み込もうさ。
……なんで殺しあいなんだか?しかもバトロワ風とかさ。最近の映画はよい子に悪影響を与え
るって言う話もあながち嘘じゃないってことかねぇ。
「はぁ…」
思わずため息も出るってもんですよええ。
こんな状況でため息が出せるって言うのはあれか、俺は以外に落ち着いた男だって事か?
…恐らく混乱してちゃんと物事考えられてないだけだろうけどさ。
「それよりも一番の問題はさ」
――俺…バトロワみてないんだけど。
まぁこのよくわからん状況がバトロワのオマージュだっていうんなら見ていたほうが有利に
なる様なことも多々でてくるのは間違いなさそうなわけで。
そういう意味では多分俺はかなりヤバイ状況にあるんだろう。
コンクリートで出来た部屋。中には物騒なものが入ってあるであろうロッカー。
影瑠の発言により疑心暗鬼になる影瑠板住人。
いくらばかばかしいと思うような話でも拉致までされてるんだし。
まぁ注意はしておくに越したことはないよなぁ……
- 97 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/05 02:17:12 ID:???
- とりあえずロッカーを開ける。
中にはバックと上着。
バックをあけるとそこには……
「……はぁ?」
マイク。
他には地図やら食料やら入ってるけど。
「これ…殺しあいとかさっき言ってなかったか……?」
もう一回ロッカーとバックの中を探す。
――ない。ほんとに。物騒なものが何一つ。
「……」
周りを見回す。
そこにはスク水着てとぼとぼ歩く事故、なんか被ってる軍師、なんかしらんけどコスプレし
てる某悪女。
普通の格好をしている人もいるが、そこははっきり言って同人イベントかなんかの更衣室状態。
なんと言っても極めつけは
「……しまぱんさん、パンツ一丁にバッグ…」
いやこれから外に出るんだよな…?
とりあえず俺には変な衣装はない…か。
恐らくこの状況から考えると多分各人にゆかりのあるものが武器とかになってるんだろう。
「ということはいきなり銃で撃ち殺されたりとかは」
ない…とも言い切れないか。まれすけあたりは銃がきてもおかしくないんだろうし。
「でもまぁ…」
全員に銃が与えられて、『はいどうぞ殺しあってね』みたいな状況ではなさそうだ。
鈍器やらなにゃらで殴られりゃ怪我もするし死にもするんだろうけど。
そんなに切迫してないわけで。
「それならとりあえずは…ねぇ?」
歩きまわってみるとしますか!!
バック背にして片手にマイク。
鼻歌でも歌いながら。
暗い夜道を歩いていくことにした。
「…とりあえずは事故らへんと話せればいーなぁ」
- 98 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/05 02:19:00 ID:???
- 俺の危機管理能力の無さをうまくあらわせたと思います('A`)
- 99 :名も無きリスナー:06/08/05 02:32:49 ID:???
- 今続き書いてます!!
- 100 :名も無きリスナー:06/08/05 02:41:08 ID:???
- つーか、今のまんまだと殺し合いできないなwwwwwww
誰も凶器持ってないんだけどwwww
- 101 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/05 02:44:19 ID:???
- それが影瑠板くおりちー
- 102 :名も無きリスナー:06/08/05 02:45:12 ID:???
- これは影瑠の仲間立候補に期待ですね^^
- 103 :チンコベイダー ★:06/08/05 02:45:42 ID:???
- そして生き残る影瑠の仲間
- 104 :名も無きリスナー:06/08/05 03:09:34 ID:???
- 一応参考として置いておきますね?
「葉鍵ロワイヤル」
http://www.usamimi.info/~hama1215/cgi-bin/up/img/up0199.swf
- 105 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/05 03:48:15 ID:???
- 『ブラホ視点@−マジメと不真面目の融合w』
混乱を隠せない影瑠板の面々の中に、ただ一人無言で立ちすくんでいる女性がいた。
彼女の名前はブラックホール。
『☆<今回のオフは私が風邪で倒れてるから代わりにブラホが行くぞ!!』
今回のオフにこれだけの人数が集まった理由の1つには、このペンタゴンの書き込みがあった。
今まで声はおろか、そのほとんどが秘密であったブラックホールがオフに来るというのだ。
一体全体ブラックホールとはどんな人物なのかを一目見ようとこのオフに参加した住人も少なくない。
「やぁ、君がブラホか。本当にコンビだったんだね^^」
あらかじめ入手した情報によってブラホの顔を確認している影瑠が、ブラホの傍に近寄る。
「しかも女性とはね…ところで君の声を聞いてみたいな、ちょっとしゃべってみてよ^^」
板の住人同士に殺し合いをさせるという残虐な思考を持つ影瑠も、ブラホの声には興味があったようだ。
「…」
「…あれ?どうしたの?何でもいいから喋ってみてよ^^」
「…」
「…『良い子の諸君!!』とかでいいからさ^^」
「…」
成り立たない会話のキャッチボールに影瑠が痺れを切らす。
「おい、喋れって言ってんだろ?ブラホはブラホらしく顔に穴あけてやろうか?」
影瑠がブラホの額に持っていた銃を突きつける。
「…」
それでも喋らないブラホ。前髪で隠れた眼が、影瑠を捕らえて離さない。
「…ちっ、まぁいいか。とっととバッグを持って失せろ。」
- 106 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/05 03:48:19 ID:???
- ブラホは元から『喋る』という行為をしない人間であった。
思っている事を相手に伝えたいという意思が欠落しているのだろうか。
また、その黒くて腰の辺りまである長い髪と、眼をほとんど隠してしまっている前髪によって
彼女はより一層ミステリアスな雰囲気に包まれていた。
最初に会場でベイダーに話しかけられた時も、彼女は一言も喋らなかった。
ベイダーが会話をしようとしても、影瑠の時の様にブラホはただベイダーを見つめるだけであった。
その、全てを吸い込みそうな眼差しは、あたかもブラックホールのようである。
影瑠が彼女の傍から離れると、ブラホはバッグの中身を確認し始めた。
そしてバッグの中に何が入っているのかを確認したブラホの眼が一瞬大きくなる。
バッグの中に入っていた物は
【タランチュラの1種】【オオスズメバチの巣】【大量のヤドクハムシの蛹】
であった。
タランチュラの1種は、見た感じではゴライアスバードイーターのようであった。毒性はほとんど無い。
オオスズメバチの巣にいたってはかなりの大きさだ。バッグの中身のほとんどを占めている。
影瑠の旧宅を解体した時に入手したのだろうか?大量のオオスズメバチが入っていそうだ。
…それにしてもヤドクハムシなど正式な和名も無い虫をどうやって入手したのだろう?
丁寧にガラスケースに入ったそれらを見て、ブラホは瞬時にその毒虫達の使用法を考えた。
しかしそれはどれも、今すぐに使えるものではなかった。
ブラホは、虫で満杯になっているバッグをしっかりと閉めると、足早に外に出た。
黒で基調を揃えた服に、長い髪。一瞬にしてブラホは漆黒の闇に消えていった。
- 107 :チンコベイダー ★:06/08/05 03:50:29 ID:???
- ブラホ怖いよう
- 108 :ペンタゴン☆ ◆6464Q.3rTs :06/08/05 03:53:15 ID:???
- ☆<これさ、ある程度後半のストーリーも考えて書いてるけどさ、
途中でブラホ殺されないよな?殺さないでねw
- 109 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/05 03:57:14 ID:???
- ちょっとまてwwww
ブラホの装備が強すぎるwwww
鼻歌歌って歩いてる俺は即死か('A`)
- 110 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/05 03:59:20 ID:???
- ○<実はそんなに強くないぞw
特にスズメバチなんて言う事聞かないし最悪自爆だw
まぁ最後の方まで殺されなかったらうまい事使うよw
- 111 :名も無きリスナー:06/08/05 04:54:10 ID:???
- 「さて、どうしようか」
あまりこのゲームには乗り気ではない
ネット上とはいえ、楽しく遊んだ仲間たちだ
殺す気にはなれない
それでも、自分の命を守るためなら……
襲われたら殺す、それでいいだろうか
腰には日本刀を帯びている
扱いの難しい銃より刀の方がずっといい
攻撃にも防御にも使える
「3日後には爆発か。そうなったら……」
>.1<は覚悟を決めた
- 112 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/05 05:47:54 ID:???
-
『人の中の3視点@−確かに入れたんだけどさ』
・・・・薬特有の寝起きの悪さに加え、元々朝に弱い体質である。
俺が目を覚まし、回らない頭のまま広い部屋に連れて行かれ、影瑠さん――いや、ここはさん付けはいらないな、影瑠の声を聞く頃にはなんとか覚醒し、冷静を保っていられた。
きっと、睡眠薬で眠らされていなかったら突然の状況に対応出来ず、常の自分とは違う行動を取っていただろう。
夢であることを願っても、わりと冷静になった頭は此処が現実の世界であることを否が応でも告げる。
兵士のような男達が持っている銃器は・・・・モデルガンであってほしいが、今ここでそれを確かめる術はない。
ふざけんな、なんでこんなことに巻き込みやがったんだ。
頭の中では影瑠を責める気持ちで一杯である。
当然オフ会に来なければよかったとは思ったが、責任を影瑠になすりつけることで自分への責任を少なくしようという自己防衛を図っている・・・・これは自嘲ものだ。
殺し合いだ?
映画の中の世界じゃあるまいし――
何かのギャグだろ?
そうだと言ってくれよ・・・影瑠さん――
- 113 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/05 05:48:24 ID:???
-
カギを受け取り、二階に下りてロッカーを開ける。
・・・・言われた通り、上着とデイバッグが入っている。
他のメンバーは・・・・なんかその、色々アレな服装をしているのは気にしないことにする。
高校生組やその他メンバーと目が合ったが、なんとなく何も言えず、何も聞けず、ただ、ロッカーからバッグを出すことに集中した。
とりあえず上着を着て、その場ではバッグを開けずに先ほど指示された出口から外に出る。
少し寒い。
暗くてよく見えないが、今出てきた建物の明かりに照らし出されたのは、鬱蒼と生い茂る起伏のあるジャングルのようだ。
そう、富士の樹海のような。
少し地面を調べてみると、溶岩が固まって出来たような大きな岩がごろごろ・・・・いや、これは溶岩の上に土があるんだ。
ここは火山地帯か、もしくは過去に火山が噴火して出来た土地らしい。
隠れる場所はいくらでもありそうだ。
「とはいってもなぁ・・・」
俺には殺しあう気などはさらさらない。
生き残る自信はないし、殺される気にもならないし、ましてや三日後に爆発するこの首輪と運命を共にする気にもなれない。
となると残された道は一つ。
「・・・・みんなで一斉に、建物を制圧するんだ」
しかし大きな問題がある。オフ会のメンバーに紛れ込んだ影瑠の仲間だ。
制圧部隊(仮)に一人でもそいつがいると、確実に俺達は殺される。
・・・・厄介だ。
それは後回しにして、起伏の凹に身を隠し、懐中電灯(出る前に配られた)の明かりを絞って最低限の視界を確保し、バッグを開けた。
水・・・・1リットルペットボトルが1本、そしておそらくこれが食料・・・・・銀色の袋に包まれた、スナック菓子のようだ。
カロリーメイトのようなものだと思う。
地図・・・・紙なのに何か違う感触だ。防水加工か?そして―
「・・・・・」
その小さく四角く薄く白い物体には、「FRISK」の五文字があった・・・・・。
【続く】
(なるべく矛盾のないように書きましたが、もしかしたら矛盾してたりするかも・・・)
(わりと真面目に書いて疲れました。現実の自分はここまで冷静になれないわw)
(設定を色々作っちゃってすみません。でもなるべく違和感のないようにしたつもりです。)
- 114 :で< ´つ`>:06/08/05 06:02:55 ID:???
- で< ´つ`>視点
「今頃みんなは楽しくやってるのかなぁ・・・・・ヘクション!」
オフ会には必ずと言って良いほど参加するくせに
肝心な時に限って風邪で寝込んでいる自分の運命を呪っていたのであった
「俺も行きたかったなぁ・・・へーちょ!」
- 115 :名も無きリスナー:06/08/05 07:33:03 ID:???
- やべ。すげーおもしろいwwwww
- 116 :朧月 ◆CMupROGETU :06/08/05 07:35:19 ID:???
- 朧月視点@──天眼
一つだけ、納得がいかなかった。
影瑠に話を持ちかけられた時、何度も念を押したはずだった。
自分には、ちゃんとした武器を用意する、と。
それが影瑠の「パーティ」の引き立て役……オンラインゲームで言う所のプレイヤーキラーの役を引き受ける条件だった。
しかし袋に入っていたのは二画面に分かれた今売れ筋の携帯ゲーム機と、イヤホンだけ。
「……お前は一人でオフゲーでもしてろ、ってか? ったく……銃ぐらい入れとけってんだ」
男は軽く舌打ちしながら泥で汚れたメガネを拭く。
『もきゅー>ω<』と書かれた緑のTシャツに身を包んだ男、朧月である。
「しかし本当に辺鄙な所だな。確かにこれなら多少暴れても問題ないな」
メガネを掛けなおし、中指でブリッジを押し上げる。
ぼやけていた緑がはっきりと輪郭を持ち、今居る場所が割と高い場所であることを眼下の景色が教えている。
出来るだけ遠くへと夢中で走っただけはあると言うことか。
途中木の根に躓いて転びはしたが、これだけ距離を稼げれば問題ない。
「しっかし、マジでコイツだけか……って、なんか違うな……?」
花札会社の売り出している携帯ゲーム機かと思ったが、どうやら違うようだ。
ベースこそ最新ゲーム機だが、本来あるはずのない手にずっしりと来る重みがある。
その重量の主はすぐに判明した。底部に据え付けられたバッテリーだった。
おかしい箇所はそれだけではなかった。本来SDカードのようなカードを差すスロットには
既に何かカードが入っているようだった。
「……ただのパチモン、って訳じゃなさそうだな……」
訝しがりながら朧月は『POWER』と刻印されたボタンを押した。
- 117 :朧月 ◆CMupROGETU :06/08/05 07:36:04 ID:???
- 低い唸り声を上げながら、そのマシンは動き始めた。
待たされることなく下の画面に映し出されたのは地図のようだった。
赤や緑の点が見えるが、範囲はそれほど広くないのだろう。戦場となるこの地域が陸地なのか島なのか、分からなかった。
「マッピングシステムか? 手の込んだ作りだが、この点は何だ?」
朧月が画面の点を爪でつつくと、上の画面に大きく英字が浮かんだ。
見たことのある名。それはつまり、「MARESUKE」と。
「まれすけ……この赤い点は人間、か……じゃあ緑は?」
朧月は先ほどタッチした点に一番近い緑の点をつついてみる。
先ほどまで激しく自己主張していた英字は消え、文章が浮かび上がった。
「JOKERは3枚。ちょっと分かりづらい所に隠しました。
見つけても生き残れるかどうかは君次第、うまく使いこなしてねъ( ゚ー^) 」
ジョーカー。トランプのジョーカー。ポーカーにおける最強カード。しかしババ抜きにおける邪魔者。
影瑠は一体何を指している? 武器? 他の「引き立て役」? それともトラップ?
どちらにしろ、何か不確定要素がそこにある。それだけは朧月でも分かることが出来た。
そして、その不確定要素に近づく者がいる。──まれすけだ。
「クックック……確かにこいつは面白いゲームだよ」
朧月はニイッと歯を剥いてニタニタと笑いながら二番目に近い緑の点を探していた。
──影瑠側参加者、朧月。与えられたのは天の眼だった。
(@ 文才無い俺でもがんばるお! さあみんなもカモンジョイナス!!)
(A なんかヤバそうなの出したり変な要素出しちゃったけどむしゃむしゃしてやった 今では反省していない)
(B ぼ 僕こんなに凶悪じゃないもきゅー>ω< みんなを愛してるもきゅー>ω<)
- 118 :名も無きリスナー:06/08/05 08:28:34 ID:???
- でもさ、この調子で書いてたらバッグ取るシーンだけであと1週間ぐらい掛かるよw
- 119 :ペンタゴン☆ ◆6464Q.3rTs :06/08/05 08:37:12 ID:???
- ☆<大福が武器な良い子のまれすけの明日はどっちだ?w
- 120 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/05 11:41:07 ID:???
- 『弧月如杏の場合@―飼い狐』
ロッカーの中に入っていたもの。
確かにバッグとか上着とか入っていたわけだが。
解せないものが一つだけあった。
―――カチューシャ。それも狐耳の。
弧月如杏は仕方なく狐耳を着けて夜を往く。
安心してバッグを開けられる場所を見つけると、そこに座り込んだ。
「これじゃ目立っちまってさっさと殺されちまうだろうが、軍師さんとか事故とか特に。」
影瑠側の人間もいるというのに、何が悲しくて目立つ格好をしなければいけないのか。
カチューシャを外してしまいたいところだが、そういうわけにはいかないだろう。
ぶつぶつと乱暴な言葉で愚痴を言いつつバッグを開ける。
「・・・何の冗談だこれは。」
中に入っていたのは地図、食料、水。
そして幣。見たことあるのより少し長い気がするのだが幣。
菅原道真が「ぬさもとりあへずたむけやま」と詠んだあの幣。
そして頭には狐の耳。
「どこの神社の飼い狐だよまったく・・・」
これは武器にならない。そう判断して幣をバッグの中に放り込んだ。
「・・・あれ?」
放り込んだ幣の柄、というのだろうか。その下7センチあたりが外れて、隙間から何やら反射光がきらめいている。
まさか。幣をもう一度手に取り、下部をつかんで引き抜く。
「だから長かったわけか。」
反射光の主。それは内部に仕込まれていた刀だった。
「ははは・・・これは実に罰当たりな狐やねぇ・・・」
幣を手に持ち、バッグを背負い、如杏はまた夜を往く。
「それにしてもみんな目立つ格好をさせられたもんやなぁ・・・」
頭の狐耳を気にしながら、やれやれといった顔でもう一度つぶやく。
「これじゃ他の 仲 間 に殺されて私が殺す分がなくなるやん、私とろいのにさ。」
ふと思い出したかのように立ち止まる。
「いけね、メガネはずしとった。かけんと視界が効かんがな。」
罰当たりな飼い狐、弧月如杏
それを飼うのは・・・影瑠
- 121 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/05 11:42:29 ID:???
- |д゚)影瑠側って何人くらいの予定だったんだろう・・・
- 122 :名も無きリスナー:06/08/05 11:47:08 ID:???
- これって物騒な武器を持ってるから影瑠側ってわけじゃないよね???
- 123 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/05 11:58:36 ID:???
- |д゚)たぶんそうだと思います
朧月さんは凶器じゃないし、私の武器も物騒というほどではないので
- 124 :某店長:06/08/05 12:03:49 ID:???
- >「クックック……確かにこいつは面白いゲームだよ」
>「これじゃ他の 仲 間 に殺されて私が殺す分がなくなるやん、私とろいのにさ。」
影瑠側の人達こええええええぇぇぇぇえ
- 125 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/05 12:50:14 ID:???
- 『放浪軍師-その特殊体質』
ロッカーから道具を出していの一番に外に飛び出す。中身の確認なんて後回しだ。
(最初の戦場は出入り口のはずやけんね。言われなくてもすたこらさっさだぜ)
俺は普段、運動全般があまり得意じゃない。
けどな、俺はある条件下においてだけは全ての身体能力が大きく上昇っちゃんね。それは−
「この格好なら、俺は無敵!博多っ子魂みせちゃーけん!」
あまりに目立つ格好。
普通ならマイナス要因にしかならないが、この男の場合は逆だった。
「祝い目出度の若松様よ〜♪と、オイサ!オイサ!オイサ!」
バッグから取り出した飲料水を、勢い水代わりに頭から被って爆走じゃ!
-放浪軍師、最初の戦場を避け南に爆走中 飲料水消費1個-
- 126 :4 ★:06/08/05 13:03:05 ID:???
- 4の場合@―諦めと決意
「何で俺が殺し合いをしなくちゃいけないんだよ、ったく。」
ぼやきながらもロッカーの鍵を受け取り2階へ上る四天王。
「えーっと、俺のロッカーはと・・・」
ロッカーを探し歩き回るうちに目当てのロッカーが見つかる
「何、このロッカーの大きさ・・・?」
周りのロッカーとは明らかに違う大きさのロッカーがそこにはあった。
「まぁ、考えてもしょうがないか。」
ガチャ ロッカーを開けるとそこには・・・
「何、この銃器の数。」
そこには何処の軍隊のガンロッカーかと勘違いするような数の銃器がおいてあった
「どうせエアガンだろ、エアガンでどうせいっと」
ズシリ
エアガンには無い重みがそこにはあった。
「おいおい、まさか本物か。。。?」
他の銃を手に取るとそれは確信に変わった。
マガジンを外すとそこには鈍く光る弾丸が込められていたのだ
「これって・・・本気で俺達に殺し合いをさせる気か影瑠は。」
少しの間、4天王は悩みおもむろに銃に手を伸ばした
「ふぅ・・・やってやるよ、やれば良いんだろ、影瑠。どうなっても知らないからな俺は」
手に取った銃器はM40、MP5、ベレッタM93R×2
「ライフル、MG、HGこれだけあればなんとかなるだろ。弾は適当にっと。HGはホルスターにさしとくか」
4天王が適当にと言った弾丸の中にはホローポイント、ダムダム弾、アーマーピアシングといった物騒極まりの無い弾まで含まれていた
銃と弾丸をバッグに詰め階段を下りていく4天王、ふと上を見上げ
「影瑠、いつかお前も狩ってやるよ」と呟いた
そこにはいつもの( ´・ω・) カワイソス ではなく、腹を決めた男の顔があった(`・ω・´)b
とまぁ、適当に書いてみたが・・・こんな重武装で良いのか俺??
- 127 :名も無きリスナー:06/08/05 13:08:20 ID:???
- 死亡フラグたっちゃって(´・ω・)ス
- 128 :昆虫殺法コンビ 【吉】 ◆6464Q.3rTs :06/08/05 13:09:03 ID:???
- >>125
○☆<ワロスwwwwwwwwww食事中にニヤニヤして母さんに怪しまれたwwwwwwwww
- 129 :某店長:06/08/05 13:17:27 ID:???
- >>125
生命線とも呼べる水を無駄に消費する軍師テラワロスwwwwwww
>>126
一人コマンドーktkr!!!!
てか、絶対長生きしねえwwwwww
- 130 :名も無きリスナー:06/08/05 13:22:51 ID:???
- 浜田さんの場合1―サブタイ考えるのマンドクセ('A`)
言われた通りにロッカーを開ける
確かに影瑠の言った通り上着とバッグがそこにはあった
他には・・・と探してみたが期待するだけ損であった
とりあえずその2つを手にし皆と同じように外へ出た
「意味わかんねぇよな・・・けどやるほかないんだよなぁ・・・」
ぶつぶつ言いながら落ち着ける場所を探していた
「ここでいいか・・・バッグの中には何が入ってるんだろうな」
そう独り言を言ってバッグを開けた
そこには地図、水、簡易食料が
そしてなぜだか知らないがグラビアアイドルの写真集があった
「なんだよこれ、HNがそうだからってこんなもの渡されたって何にも使えねぇじゃんか」
と文句を言いつつもとりあえず写真を見ることにした
写真集はごく普通な感じでグラビアアイドルが水着姿だったりちょっとエッチな姿で写っている物であった
そして最後のページまで読み進んだときにそこにあるものに気がついた
「これは・・・粉薬?けどにおいはしないな・・・」
けれど俺にはそれが何であるかすでに分かっていた
こんな場においての粉末状の薬のようなもの、そんなものは毒薬以外にありえない
いや、影瑠だったらただの風邪薬を入れることも・・・
そんなことを考えていたって仕方がない
武器が何であろうと闘わなければいけない状況であることには変わりはないらしい
「まずは・・・誰か仲間を見つけたいな、しかし敵もいることを忘れちゃいけねぇよな・・・」
そうつぶやきまだ見ぬ仲間を求め歩き出した
#先生の作品が読めるのはジャンプだけ!
#嘘です、上のは気にしないでください
#とりあえず何となくで書いたから適当になってごめんね
- 131 :名も無きリスナー:06/08/05 13:42:38 ID:ZFqY617o
- wktk
- 132 : ◆Mare/GPJwg :06/08/05 14:53:53 ID:???
- まれすけの場合T
「あちぃな」
少しでも気を許せば足を取られるかのように岩が点在する道。
全身迷彩を着込んだ男が汗を玉にして歩いている。
まれすけである。
オフ会が決まる前、影瑠にMSNで持ちかけられたゲーム、
マレカノが横でいびきをかいている中で適当に了承した殺し合い。
唐突すぎて、誰がどう見ても冗談にしか見えなかった。
「まさか、本気だったとはな」
人ひとり入るのがやっとな岩壁の洞穴にマレカノを押し込み、完璧にカモフラージュしてきた。
幸いにも、マレカノの武器はマチェットだったので自分の身くらいは守れるだろう。
その時やいのやいの何か言っていたのは無視して、まれすけは道を行く。
「んで、俺は大福でどうしろと。マレカノのマチェット借りてくればよかったかなー」
あきれながらも食料の他にバッグに入っていた大福のパックを手に取る。
「まあ、いざとなりゃ素手で素人には負けねえだろ。
引退してずいぶん経つが、昔は全学連の糞どもと――」
無駄な独り言。そしてただでさえ貴重な食料――もちろん大福である――を、
一種の怒りを抑えるために一つ口へと放り込んだ。
ガリッ
「って……!!」
口に強烈な違和感を感じ、思わず吐き出す。
地面に転がったのは、アンコにまみれた一つの鍵であった。
鍵でロッカーを開けた中に鍵かよ、まれすけは影瑠の悪趣味ないたずらに閉口したが、
すぐにバッグの中を再度かきまわしはじめた。
鍵があるということは、錠があるということである。
そして、必ずそれを導くための道標が。
「あった」
- 133 : ◆Mare/GPJwg :06/08/05 14:54:51 ID:???
- まれすけの場合U
「あれ……か」
《5-A リンゴの木の下》
バッグの内側側面、ポケットに入ってあった小さく折りたたんである紙に書かれていた場所。
うっそうとした森の中、一帯だけ雑草すら生えてなく、そこから一本だけ生えているリンゴの木。
「これは不自然すぎて笑えるな」
誰かがアンブッシュしていたら、単なる的になってしまう。
もし貸与された中に銃やボウガンなどの飛び道具がなければ杞憂であるが、
誰がどんな武器を持っているか分からない現状では危険な賭けである。
だが、しかし――
「悲しいけど、行かないわけにもいかないんだよねぇ」
握りこぶし大の石を放るや否や、まれすけは飛び出す!
ダダッダダダダダッ!!
空気を切り裂く衝撃音に、森の動物たちが騒ぎ出す。
しかし、銃弾は石に反応したのか、まれすけは無傷で木の下にたどり着く。
もちろん狙らわれている方向と自分の間に木を従えて。
「これか!」
木の窪みに重箱ほどの箱を見つけたまれすけ、それを手に取り間髪を容れず走る。
自分が狙った獲物は無機物と気づいたか、照準をまれすけと修正し始めた無数の銃弾。
しかし、それはまれすけに当てるには少々狙いが甘かった。
「トリガーハッピーになってたんじゃあたらねぇぞ!」
まれすけは意気揚々と森の中へと逃げおおせたのであった。
- 134 : ◆Mare/GPJwg :06/08/05 14:56:15 ID:???
- まれすけの場合V
「さてさて……。死の危険を冒してまで手に入れたプレゼントは何かな」
身近な岩に腰を下ろしたまれすけは、箱をあけるため鍵を挿す。
目に見えない襲撃者から逃げた後、まれすけはさらに数十分歩き続けていた。
念のため、ではなく、確実に安全を確保するためである。
銃器が貸与されていると分かった以上、やりすぎということはないのだ。
パカッ
「ん……。ん?」
箱に隙間なく並んでいたのは、10センチ程度の球体のもの。
しかし、まれすけはわかっていた。
それが手榴弾の詰め合わせだということに。
そしてまた一枚の紙を発見する。
《がんばってね♪》
それをみて、無表情のままやおら立ち上がるまれすけ。
右手でクシャクシャにつぶした紙を捨て。
「……ふんっ……。クク……ハハハ……ハハハハハハハハハ!!!
わかったよ、やってやろうじゃねえか。
全員ぶっ殺してやる。影瑠勢力も反影瑠も。
最後に生き残るのは“マレカノただ一人”だ!!」
- 135 :名も無きリスナー:06/08/05 15:54:48 ID:???
- 二大コマンドー対決の予感!^^
- 136 :名も無きリスナー:06/08/05 16:07:09 ID:???
- よろずvsまれすけキボンヌ
- 137 : ◆6464Q.3rTs :06/08/05 18:11:36 ID:???
- みなさーん、6時になりましたー。
次の区域が危険区域になりまーす。
19:00…スレストスレ!!
20:00…麻雀スレ!!
以上でーす。
- 138 :名も無きリスナー:06/08/05 19:07:38 ID:???
- >>137
ちょっとまてwwwwwww
- 139 :名も無きリスナー:06/08/05 19:09:08 ID:???
- >>137
自分も危険区域に入ってるwwwww
- 140 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/05 19:11:15 ID:???
- 現在のまとめ書いてみた
主催者側-----------------------------
・影瑠
主犯。他にも何人かは影瑠側らしいが、人数は不明。
・よろずや
影瑠のサポート役の模様。
【衣装】アリーナ姫。
影瑠側参加者-------------------------
・朧月
マシン「天の眼」所持。二番目に近い緑の点を探す。
【武器】マシン「天の眼」(人間探知機。他にも何かを示すようだが…)
【衣装】『もきゅー>ω<』と書かれた緑のTシャツ
・弧月如杏
建物付近を歩く。殺しに強く加担している模様。
【武器】仕込み幣
【衣装】狐耳カチューシャ
一般参加者。もしくはまだ不明------------
・TEKKON
開始建物の近くの草むらに隠れる。まずは情報収集か。
【武器】盗聴器
・放送事故
まだ建物の中?失意の中とぼとぼ歩く。
【武器】デジカメ
【衣装】女用スク水・メイド服
- 141 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/05 19:11:23 ID:c27PpFx4
- ・UMA
建物付近を鼻歌歌いながら散策中。第一目標は放送事故と合流。
【武器】マイク
・ブラホ
黒服で夜は目立たない。建物付近で闇に消える。
【武器】タランチュラの1種、オオスズメバチの巣、大量のヤドクハムシの蛹
・>1<
主催者側制圧を目論む。まずは仲間集め。
【武器】小さく四角く薄く白い物体「FRISK」
・で< ´つ`>
風邪で自宅待機。
・放浪軍師
勢い水&衣装の効果により身体能力上昇機能を持つ。建物を離れ、水を消費して南に爆走中。
【衣装】博多祇園山笠水法被、締め込み、舁き縄(わら縄を編んだ物)
・四天王
建物内階段。超重装備。影瑠を狩る決意を固めている為、主催者側では無いようだ。
【武器】ライフル、MG、HG、ホローポイント、ダムダム弾、アーマーピアシング
・しまぱん
【衣装】ぱんつ一丁
・グラビアアイドル浜田さん
建物を出た所。とりあえず仲間を探す。
【武器】グラビアアイドルの写真集(毒薬っぽい粉添付)
・まれすけ
建物からは離れている模様。誰かに銃で狙われるが逃げおおせる。
マレカノを生かす為には手段は選ばず皆殺しか?
【武器】大福(の中にあった鍵)、手榴弾詰め合わせ。
・マレカノ
まれすけが洞穴に隠す。
【武器】マチェット
- 142 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/05 19:14:00 ID:???
- (´・ω・`)ショボーン
- 143 :昆虫殺法コンビ 【ぴょん吉】 ◆6464Q.3rTs :06/08/05 19:14:03 ID:???
- ○☆<良い子の軍師乙
…ダメだwww何度見ても>>125ワロスwwwwwww
- 144 :マレカノ:06/08/05 19:15:58 ID:???
- あ、隠された。
私も戦う〜〜〜><
- 145 :名も無きリスナー:06/08/05 19:16:13 ID:???
- >>141
軍師ー3ちゃん3ちゃん!(フリスクは3ちゃん。>.1<は日本刀)
あと、まれすけは一応影瑠側ですよー><
- 146 :名も無きリスナー:06/08/05 19:17:08 ID:???
- >>143
あるあるwww
仕事中に>125見て想像して笑ってしまったってのwwwww
- 147 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/05 19:17:52 ID:???
- あ、間違えた。ゴメwww
一般参加者
・人の中の3
建物付近。主催者側制圧を目論む。まずは仲間集め。
【武器】小さく四角く薄く白い物体「FRISK」
・>1<
3日後の爆発前を背に、何かを覚悟。
【武器】日本刀
- 148 :名も無きリスナー:06/08/05 19:19:38 ID:???
- 軍師と肉弾戦を繰り広げる人物が必要だなwwww
- 149 :名も無きリスナー:06/08/05 19:21:03 ID:???
- これストーリー書いてる人(UMAとかまれすけとか)みんながメッセかなんかで集まって
登場キャラごとの「これだけは入れて欲しい!」っていう部分をそれぞ入れて
全体像作った方がよくね?バラバラでもおもしろそうだけどいつか破綻しそうなキガス
- 150 :昆虫殺法コンビ 【末吉】 ◆6464Q.3rTs :06/08/05 19:21:29 ID:???
- ○☆<軍師の戦闘シーンも笑ってしまうんだろうなw
- 151 :(∧)・∀・(∧) ◆K.A.N.IdEE :06/08/05 19:22:58 ID:???
- >>149
そこで私は半年ROMることにしました
- 152 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/05 19:23:37 ID:???
- >>149
○<「これだけは入れて欲しい!」あるあるwwwww
- 153 :名も無きリスナー:06/08/05 19:24:24 ID:???
- 最低でも誰かを殺す(あるいは殺される)時には
その人にメッセなりmixiなりで話かけようとは思ってます。
てか、四天王とまれの戦闘力が突出しすぎwwwww
- 154 :名も無きリスナー:06/08/05 19:25:10 ID:???
- 戦闘力なら軍師も全然ひけをとってないと思うんだがw
- 155 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/05 19:25:37 ID:???
- そう?俺は逆にバラバラをなんとか修正していったほうが面白い気がするけど。
それよりもそろそろ地図欲しいな。位置関係とか全然わかんねぇ。
- 156 :名も無きリスナー:06/08/05 19:27:48 ID:???
- 軍師は途中でスタミナ切れるに500ペリカwwww
地図はねーオリジナルの地図(島ね)探してるけど見つからないの><
- 157 :昆虫殺法コンビ 【大吉】 ◆6464Q.3rTs :06/08/05 19:28:33 ID:???
- ○☆<どうせなら2人で参加して2人で海から飛び降りればよかった
- 158 :名も無きリスナー:06/08/05 19:29:18 ID:???
- >>156
これで
ttp://shop.nhk-sc.or.jp/img/goods/1/020215002.jpg
- 159 :昆虫殺法コンビ 【凶】 ◆6464Q.3rTs :06/08/05 19:30:19 ID:???
- >>158
○☆<ワロスwwwww
- 160 :名も無きリスナー:06/08/05 19:30:53 ID:???
- >>158
ちょっとまてwwww
でも灯台もあるし案外似てるぞコレwwwwww
- 161 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/05 19:31:50 ID:???
- >>158
何気に良さそうだな
もうちょっと拡大地図ヨロ
- 162 :名も無きリスナー:06/08/05 19:31:51 ID:???
- これをモチーフに手書きでなんとかならないかな?
- 163 :(∧)・∀・(∧) ◆K.A.N.IdEE :06/08/05 19:32:09 ID:???
- >>158
すごいオフ会会場だなwwwwwwwwww
- 164 :(∧)・∀・(∧) ◆K.A.N.IdEE :06/08/05 19:32:41 ID:???
- ふぉとしょとか使って書こうか?
- 165 :名も無きリスナー:06/08/05 19:33:21 ID:???
- wktk
- 166 :名も無きリスナー:06/08/05 19:33:42 ID:???
- >>151
入らないのー?
間違いなく武器は「巨大ハサミ」だと思ってたのにww
- 167 :名も無きリスナー:06/08/05 19:34:16 ID:???
- あ、「巨大ハサミ2つ」ね^^
- 168 :(∧)・∀・(∧) ◆K.A.N.IdEE :06/08/05 19:34:45 ID:???
- ttp://www3.ocn.ne.jp/~sun0125/image19.jpg
これを拡大&カラーにすればよいかね?
- 169 :(∧)・∀・(∧) ◆K.A.N.IdEE :06/08/05 19:35:21 ID:???
- >>166
様子を伺いながら参加するでよ
- 170 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/05 19:36:00 ID:???
- あとデパートとかそういうのは全部消してさw
- 171 :(∧)・∀・(∧) ◆K.A.N.IdEE :06/08/05 19:36:33 ID:???
- このなかで必要な建物とそうでないものを決めないといかんね
- 172 :名も無きリスナー:06/08/05 19:36:40 ID:???
- 昆虫研究所は必要だね
- 173 :名も無きリスナー:06/08/05 19:37:12 ID:???
- マレスケの木も。
- 174 :(∧)・∀・(∧) ◆K.A.N.IdEE :06/08/05 19:37:45 ID:???
- じゃぁ参加を決めた人たちで、まだ本文投下してなくても「こういう建物とか場所があったらいい」
っていうのあげてくんなまし
- 175 : ◆Mare/GPJwg :06/08/05 19:37:51 ID:???
- 滝と砂浜と川と森はなぜか必須
- 176 : ◆Mare/GPJwg :06/08/05 19:39:15 ID:???
- >>153
でも、「手榴弾=ほぼブービートラップのみ」だからかなりきついとおもうよ(^ω^)
- 177 :(∧)・∀・(∧) ◆K.A.N.IdEE :06/08/05 19:40:53 ID:???
- ムマモメム生物研究所⇒昆虫研究所
ホウスケの木⇒まれすけの木
キッドの森⇒??の森
あと灯台・川・砂浜・滝
- 178 :名も無きリスナー:06/08/05 19:42:09 ID:???
- ライオン王国に流れ着いたrうわっ何をするやめろ!
- 179 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/05 19:42:20 ID:???
- いらない
ダンディの木
サロン
子供の家
デパート
火山(活火山である必要はない
いる
病院(ただし半壊
倉庫(地図にはのってない
灯台
生物研究所(ただし廃墟
キッドの館(開始地点
と提案してみる。。
- 180 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/05 19:43:19 ID:???
- >>176
いやいや、結構使えるぞアレは
投げりゃいいんだから
爆発力がわからないと使いにくいけど
- 181 :名も無きリスナー:06/08/05 19:44:21 ID:???
- こういう建物キボンヌ
ttp://203.246.46.240/search/images/c-images/W009982.jpg
- 182 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/05 19:44:45 ID:???
- あと、距離を示すモノは一切ないほうが面白いと思う
それで一つネタが作れるし
- 183 :(∧)・∀・(∧) ◆K.A.N.IdEE :06/08/05 19:45:54 ID:???
- >>182
かなりアバウトに書く予定
とりあえず今日いきなり描くと早すぎるだろうから、
みなさんでしばしアイデアを練ったりしてくださいな
- 184 : ◆Mare/GPJwg :06/08/05 19:48:56 ID:???
- >>180
ピン抜いて3秒待つとか出来ないよ、こわくて(´・ω・`)
- 185 :名も無きリスナー:06/08/05 19:49:05 ID:???
- >>183
出来たらその地図にエリア作って欲しいです^^
島を縦横5×5の25分割くらいにするとか(危険エリア設定の為)
- 186 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/05 19:49:55 ID:???
- >>184
「こういうのはな、ビビッたほうが負けなんだ」
- 187 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/05 19:50:23 ID:???
- >>169
まぁ、別に自分を自分で書かなければならない訳じゃないし、
むしろ一人だけ停滞してたら時間軸おかしくなるし。
動いてない人は他の人が動かせばいいんじゃない?
こういうのは名無しさんが書くのがベストとは思うけどね。
- 188 :4 ★:06/08/05 19:51:06 ID:???
- 俺が( ´・ω・) カワイソスになる流れが見えた!!
- 189 : ◆Mare/GPJwg :06/08/05 19:53:26 ID:???
- おいちゃんは銃が暴発してリタイアですか?
- 190 :4 ★:06/08/05 19:54:10 ID:???
- >>189
それは、流石に格好悪いぞ('A`)
- 191 :名も無きリスナー:06/08/05 19:55:09 ID:???
- ここまでくるとブッツケで書くんじゃなくてちゃんとしたストーリー欲しいなw
>>149じゃないけどある程度集まって決めた方がいろいろな設定を生かせておもしろいかも
- 192 :昆虫殺法コンビ 【中吉】 ◆6464Q.3rTs :06/08/05 20:54:48 ID:???
- ○☆<帰宅したけど地図作成&集合ミーティングの流れ?
- 193 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/05 20:56:15 ID:???
- ヒント:スカイプ
- 194 :昆虫殺法コンビ 【吉】 ◆6464Q.3rTs :06/08/05 20:57:46 ID:???
- ○☆<な、なんあてー
- 195 :昆虫殺法コンビ 【大吉】 ◆6464Q.3rTs :06/08/05 20:58:16 ID:???
- ○☆<スカイプなくしたw
- 196 :昆虫殺法コンビ 【大凶】 ◆6464Q.3rTs :06/08/05 21:05:04 ID:???
- ○☆<本当に何かやってるのかなーと思って起動した自分が悲しい('○`)('☆`)
- 197 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/05 21:34:35 ID:???
- とりあえず俺並に尾気楽なな人がほしい('A`)!!
- 198 :で< ´つ`>:06/08/05 21:35:33 ID:???
- で< ´つ`>視点A
「いつもならこの時間は盛り上がってるのに、今日は流石に閑散としてるなぁ・・・」
昼間からぐっすりと寝ていたせいで
夜の10時を回った頃にはすっかり目が冴えていたで< ´つ`>は、ベッドの中からDSブラウザで影瑠板を眺めていた
いつもは盛り上がっている影瑠板も、
今日は殆どのDJがオフ会に参加しているため、名無し住人の書き込みと
で< ´つ`>を含めたオフに参加していないDJたちの愚痴がちらほらと見られる程度
そんな中、スレストスレに奇妙な書き込みが・・・
699 名前:名も無きリスナー[sage] 投稿日:00/00/00(月) 23:48:25 ID:???
ケテスタ
みんな、最初はただのイタズラだと思っていた
しかし、この後も続く奇妙な書き込みによって、住人たちは異変に気づいていく・・・
- 199 :で< ´つ`>:06/08/05 21:38:23 ID:???
- というわけで、殺し合いの描写とかさっぱり自信が無いので
しばし傍観者的な役回りということでやらせて頂きますね
- 200 :名も無きリスナー:06/08/05 22:30:21 ID:ZFqY617o
- でつサイドにもwktk
- 201 : ◆Mare/GPJwg :06/08/05 22:32:16 ID:???
- でつはオフ会の異変に気づいて調査に乗り出す役回りっしょ
- 202 :名も無きリスナー:06/08/05 22:33:42 ID:???
- で< ´つ`>「まぁいいや、 診察して寝るか」
- 203 : ◆1DJTEKKON. :06/08/05 23:57:55 ID:vj4tKPkd
- 明日あさっては忙しそうだから一足先にA貼ってもいい?
- 204 : ◆1DJTEKKON. :06/08/06 00:11:12 ID:???
- 「TEKKONの場合A −遭遇−」
「まったく冗談じゃないぞ」
とブツブツ言いながらTEKKONは夜道を歩いている。
先ほどまで自分の「武器」である盗聴器を使い色々聞いてたのだが、
肝心のバッテリーが予想以上に減るのが早く、後の事を考えたら中断せざるを得なかった。
これまでの情報収集活動でわかったことは、
@「まれすけが影瑠側の人間」である事。
A特に大人数で集まっている様子は無いらしい。だけだ。
ちなみにUMAがのんきに鼻歌歌ってるのと、軍師が「オイサ!オイサ!」と
叫びながらどこかを走ってる事も把握しているwwwww
「さて、どうしたものかな…」
と考えながら当ても無く彷徨ってると、目の前に今までと違う景色が見えてきた。
「これは…民家?」
目の前に見えるのは古びた木造の民家。人が住んでいる雰囲気は微塵も感じない。
いわゆる『どうみても廃墟です。本当にありがとうございました』って奴だ。
「ここで武器や食料が手に入るかも。しかし、誰かいる可能性もあるしな…」
TEKKONは少し悩んだ後、勇気を出して中に入る事にした。
細心の注意を払いながら家の中に入る。目標は食料と武器があると思われる台所だ。
夜の廃墟の中に入るのは本当に怖い。このような状況じゃない限り入る事はないだろう。
「お、台所はここか」
何とか目的の場所にたどり着いたTEKKONはまず武器の確保に走った。
まだ十分に使える【包丁】を見つけ、右手に握ってブンブン振ってみる。
その時、後ろに人の気配を感じた。
「!!!!!??????」とビビリながら振り返る。
- 205 : ◆1DJTEKKON. :06/08/06 00:11:59 ID:???
-
そこには無言で立っている長い髪の女性がいた。
「ヒッ!!!」
思わず叫びそうになるのを必死に堪える。
しかし、不思議なのは彼女の方だ。こっちは仮にも右手に包丁を持っているのに
彼女は何も感じてないように普通に立ってるだけなのだ。
「あ、自分は名無しサンプリングだけど、君は誰なの?」
「…」
こいつは自分の声が聞こえてるのか?と思えるくらい無反応だ。
長い前髪から微かに見える眼でじっと自分を見つめるのみ。
「こ、この包丁は自衛の為だけに使うだけで君を襲う気はないから!」
と言い訳はするものの、彼女が敵の可能性を考えたら包丁を降ろす事も出来ない。
短いような長いような。不思議な時間が二人の間に流れた…
「…うん。君は敵じゃないみたいだね。ごめんね。自分はここから出るから」
「…」
長い髪の女性はやはり反応しない。まったく不思議な人だ。
「お互い大変だと思うけど、頑張ろうな。死なないでね」
という台詞を残し、こうしてTEKKONと謎の女性は別れた。
そして新しい武器である包丁をバッグにしまい。更に夜の道を歩く…
- 206 :名も無きリスナー:06/08/06 00:51:31 ID:Z+12FSns
- dkdkwkwk
- 207 :名も無きリスナー:06/08/06 01:04:06 ID:???
- 書いてるけど長くなった!!削ろうか!?
- 208 :チンコベイダー ★:06/08/06 01:06:03 ID:???
- そのままで!!!
- 209 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/06 01:49:08 ID:???
- 「ブラホの場合A −遭遇−」
ブラホには心に決めている事があった。
それは、この殺し合いには参加しないこと。つまり影瑠とその手下達を攻めるという事。
しかしそれには多量のリスクと、大勢の仲間が必要だ。
同じ様に殺し合いをせずに生き延びようと考えている仲間を見つけなくてはならない。
ブラホはしばらく闇に紛れて走った後、一軒の民家に入った。
中は荒れ果てていて、歩くたびにゴキブリが蠢き回る。
ブラホは喋るという行為をほとんどしないためか、耳や目で情報を読み取る能力に長けていた。
今この物騒な民家には自分以外に人間はいない、それぐらいの事は耳を澄ませればわかった。
そしてブラホは壊れたテーブルに腰掛け、今後の事を考えた。
これからどうするのか、最終的にどうしたいのか。
しかし長々と考えて、いつまでもこの目立った民家にいたのではいつ誰の襲撃に会うかわからない。
さながら、このあまりにも目立つ廃墟がゴキブリホイホイにも見えてきた。
ブラホは虫の入ったガラスケースで圧迫されたバッグの中から地図を取り出すと、
目標とする場所を探しはじめた。
地図にはこの島の情報が事細かに書き込まれていた。
ヒョウタンのような島の全景、様々な建造物、そして区域分けをする縦横の線。
するとその中に、まるで自分のためにあるかのような施設を発見した。
その施設の名前は昆虫研究所。
- 210 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/06 01:49:16 ID:???
- ブラホは地図をしまうと、早速昆虫研究所へ向かおうとした。
しかし、ブラホには1つ気がかりな事があった。
それは、この地図を手にしているのは参加者全員であり、
また、会場の軍師やよろずやを見てそれぞれの武器や衣装などが
その人の特色に合った物である事に大半の人は気付いているであろうという事。
つまり、自分が昆虫研究所に行く事は、ある程度予測されているのではないだろうか、とブラホは考えた。
飛んで火にいる夏の虫…そんな言葉が脳裏をよぎった時、ゴキブリの動く音が聞こえた。
ゴキブリの足音に混じって、廃材を避けながら歩く人の気配。ブラホは自分の気配を消し、
その人物の方に全ての注意を払った。
そして、その歩調や、手や腰にバッグ以外何も携帯していない事から、
怯えた様子である事、少なくとも凶悪な武器は持っていない事が、確信はできないが読み取れた。
その人物は台所に入っていった、どうやら何かを物色しているようだ。
概ね武器や食料でも探しているのだろう。
この人物が武器を持っている可能性は0ではないが限りなく低い。
ここは一か八か、接触してみよう、そうブラホは決断した。
- 211 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/06 01:49:21 ID:???
- まさにそう決断したその時であった。その人物は台所で何かを見つけ、右手でブンブンと振っている。
…包丁だ。
しかしブラホは逆に安心した。
もし銃器系の武器を持っているのならば、こんな所に入るのに銃を構えていないはずはないし、
刃物系の武器を持っているのならば、今更薄汚れた包丁など振り回さないだろう、と。
大方この人間も自分と同じような使い辛いモノを渡されたのだろう、そんな事を考えていたその時、
その人物がこちらの気配に気付いたのか急に振り返った。
「ヒッ!!!」
その人物はヒドく驚いた様子だった。思わずその人物の驚きようにこちらが驚いてしまうほどであった。
「あ、自分は名無しサンプリングだけど、君は誰なの?」
その男はどうにか平静を装い、自ら名乗り始めた。
この様子では包丁を自分に向ける事は無いな、ブラホはそう思った。
そして、そのブラホの考えは当たっていた。
しばらくすると、名無しサンプリングと名乗った男は幾つかの台詞を喋り、「死なないでね」と言って去っていった。
話の内容から、どうやら一緒に行動する気はあまり無いようだった。
ブラホは自分が少し嫌になった。このような極限状態でも何も喋らない自分、
優しい言葉をかけられても表情すら作らない自分が。
ブラホは軽く肩でため息をつくと、昆虫研究所へと向かった。
外に出た時にはもう名無しサンプリングの姿は見えなくなっていた。
- 212 :ペンタゴン☆ ◆6464Q.3rTs :06/08/06 01:49:44 ID:???
- ☆<ブラホナガスw
- 213 :名も無きリスナー:06/08/06 01:50:59 ID:???
- ブラホは顔も長いから仕様がない
- 214 : ◆1DJTEKKON. :06/08/06 01:52:35 ID:???
- ごめんね。ブラホごめんね(;ω;)
- 215 :名も無きリスナー:06/08/06 02:03:25 ID:???
- 影瑠は今まで味わったことのない愉悦の中にいた
自分の指示で大勢が殺しあうゲーム
「誰かハッピーエンドへの道に気付くかな?w」
参加者にとってのハッピーエンド、それは影瑠にとっては死である
だが、あえてそれにつながるピースは用意した
自分の命なんてどうでもよかった
ただ、混沌とした中で誰がどう動くのか
それをみていることがたまらなく楽しかった
- 216 :音虚 ◆NEKO//odew :06/08/06 02:24:46 ID:???
- 書いてもいいですか><
- 217 :名も無きリスナー:06/08/06 02:25:05 ID:???
- >>216
どうぞどうぞ!
- 218 :名も無きリスナー:06/08/06 02:25:06 ID:???
- wktk
- 219 :チンコベイダー ★:06/08/06 02:25:28 ID:???
- + oノ∧つ⊂)
テカテカ (0゚(・∀・゚0) +
∪(つ⊂∧ヽo .
(0゚・∀・)゚0) ワクワク
* oノ∧つ⊂)∪ .
テカテカ (0゚(・∀・゚0) *
∪(つ⊂∧ヽo
(0゚・∀・)゚0) ワクワク
+ oノ∧つ⊂)∪ .
テカテカ (0゚(・∀・゚0) *
∪(つ⊂∧ヽo +
* .(0゚・∀・)゚0) ワクワク
- 220 :名も無きリスナー:06/08/06 02:25:43 ID:???
- + oノ∧つ⊂)
テカテカ (0゚(・∀・゚0) +
∪(つ⊂∧ヽo .
(0゚・∀・)゚0) ワクワク
* oノ∧つ⊂)∪ .
テカテカ (0゚(・∀・゚0) *
∪(つ⊂∧ヽo
(0゚・∀・)゚0) ワクワク
+ oノ∧つ⊂)∪ .
テカテカ (0゚(・∀・゚0) *
∪(つ⊂∧ヽo +
* .(0゚・∀・)゚0) ワクワク
- 221 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/06 02:26:00 ID:???
- + oノ∧つ⊂)
テカテカ (0゚(・∀・゚0) +
∪(つ⊂∧ヽo .
(0゚・∀・)゚0) ワクワク
* oノ∧つ⊂)∪ .
テカテカ (0゚(・∀・゚0) *
∪(つ⊂∧ヽo
(0゚・∀・)゚0) ワクワク
+ oノ∧つ⊂)∪ .
テカテカ (0゚(・∀・゚0) *
∪(つ⊂∧ヽo +
* .(0゚・∀・)゚0) ワクワク
- 222 :名も無きリスナー:06/08/06 02:27:53 ID:???
- + oノ∧つ⊂)
テカテカ (0゚(・∀・゚0) +
∪(つ⊂∧ヽo .
(0゚・∀・)゚0) ワクワク
* oノ∧つ⊂)∪ .
テカテカ (0゚(・∀・゚0) *
∪(つ⊂∧ヽo
(0゚・∀・)゚0) ワクワク
+ oノ∧つ⊂)∪ .
テカテカ (0゚(・∀・゚0) *
∪(つ⊂∧ヽo +
* .(0゚・∀・)゚0) ワクワク
- 223 :名も無きリスナー:06/08/06 02:49:14 ID:???
- + oノ∧つ⊂)
テカテカ (0゚(・∀・゚0) +
∪(つ⊂∧ヽo .
(0゚・∀・)゚0) ワクワク
* oノ∧つ⊂)∪ .
テカテカ (0゚(・∀・゚0) *
∪(つ⊂∧ヽo
(0゚・∀・)゚0) ワクワク
+ oノ∧つ⊂)∪ .
テカテカ (0゚(・∀・゚0) *
∪(つ⊂∧ヽo +
* .(0゚・∀・)゚0) ワクワク
- 224 :音虚 ◆NEKO//odew :06/08/06 02:50:41 ID:???
- 簡単にまとめたw
音虚の場合@ 〜メイドロボ〜
「ったく、影瑠のやつ何考えてるんだよ・・・」
「今回はメイドロボのお披露目を兼ねてるんじゃなかったのか?」
「まったく、プロトタイプをわざわざ持ってきたのに・・・(ぶつぶつ」
俺が今回聞かされていたのは、影瑠板メイドロボ試作品のお披露目を
このオフ会で行うから、試作品をもって来てくれと言うことだった。
「こっちは寝る時間惜しんで作っていたというのに、何が殺し合いだ。全く・・・」
影瑠板メイドロボは水面下で開発が進められており、1年以上の歳月をかけてようやく
プロトタイプが完成したところだった。
「ったく、このバックに何が入ってるんだよ。どうせろくなもんじゃないだろ。」
そんな愚痴をいいながら、バッグを開けるとそこには改造ランチャーと
数十枚にわたるプログラムコードがあった。
「・・・これは??」
- 225 :音虚 ◆NEKO//odew :06/08/06 02:50:57 ID:???
- 音虚の場合A 〜不気味なコード〜
しばらくの間、俺は書かれてあるプログラムコードに見入った。
「このコードは・・・」
「まさか、影瑠はメイドロボを殺戮兵器にするつもりか・・・?」
プログラムコードが書かれてある1枚目には、
ランチャーを用いるための戦闘用コードが書かれてあった。
そして・・・
「!!!!!」
「これは・・・ありとあらゆる対人戦闘用コードが組み込まれている・・・?」
「影瑠・・・何を考えている・・・」
「もしかして、これを俺に実行しろということか?」
俺はこのコードを恐ろしいと思った。
だがそれと同時におもしろいとも思った。
自分の手がけたこのプロトタイプがどこまでやれるか、
その性能を見てみたいと思うのは研究者のサガか。
「とりあえず、プロトタイプM-A アースラを起動させておこう。」
俺は、アースラの起動のために隠しておいた病院へと向かった。
「後はこのコードもいじる必要があるな・・・」
「・・・色白を探すか」
- 226 :名も無きリスナー:06/08/06 02:53:07 ID:???
- 区切り?オワタ?
メイドロボきたあああああああああああ
- 227 :音虚 ◆NEKO//odew :06/08/06 02:54:45 ID:???
- 今回はここまでだよw
- 228 :名も無きリスナー:06/08/06 03:05:35 ID:???
- お、そうきたか!wwwww
何かキーマン(&キーメイド?)になりそうな予感!!
- 229 :名も無きリスナー:06/08/06 03:11:26 ID:???
- 愛に目覚めるメイドロボとか入れるとそれなんてエロ(ry
- 230 :名も無きリスナー:06/08/06 03:13:57 ID:???
- メイドロボVS軍師キボンヌw
- 231 :名も無きリスナー:06/08/06 03:14:20 ID:???
- 量産型メイドロボ、完成していたのっ?!
- 232 :名も無きリスナー:06/08/06 03:17:07 ID:???
- 個人的にはTEKKONさんの出会った女性がメイドロボとかになると
伏線っぽくていい気もするw
- 233 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/06 03:18:06 ID:???
- >>232
○<…
- 234 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/06 03:19:24 ID:???
- |д゚)最近絶望先生とサナギさんしか読んでない・・・
- 235 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/06 03:19:35 ID:???
- |д゚)ごめ、誤爆wwwwwwwwww
- 236 :名も無きリスナー:06/08/06 03:20:07 ID:???
- >>233
ブラホ=女性だったのか!!
スマソ(´・ω・`)
- 237 :名も無きリスナー:06/08/06 03:21:50 ID:???
- ゆんぼーの武器はデッキブラシ
- 238 :名も無きリスナー:06/08/06 03:23:21 ID:???
- 大阪弁・広島弁・熊本弁の監修が欲しいwwww
- 239 :名も無きリスナー:06/08/06 03:25:13 ID:???
- ふくすぃまから来たんだけんど、帰っぺさ
- 240 :放送事故 ★:06/08/06 03:26:47 ID:???
- 大阪弁監修なんて俺以外に誰がいるっていうんだ!
- 241 :名も無きリスナー:06/08/06 03:27:40 ID:???
- >>240
久々に事故を見た!
- 242 :放送事故 ★:06/08/06 03:28:18 ID:???
- >>241
ここんところすごい勢いでバイトだったんだぜ?
- 243 :チンコベイダー ★:06/08/06 03:29:00 ID:???
- >>239
またぐるといいず
- 244 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/06 03:29:41 ID:???
- やっぱ目指すは葉鍵ロワイアルみたいに書籍化?
儲けたら全員でオフ会だなwww
…あれ?
- 245 :名も無きリスナー:06/08/06 03:29:48 ID:???
- >>242
乙カレ様だなw暑いから気ぃつけぇ〜や〜
- 246 :放送事故 ★:06/08/06 03:30:12 ID:???
- やべえwwww
小説が現実にwwwwwwwwww
- 247 :名も無きリスナー:06/08/06 03:55:39 ID:???
- 現在話し合い中。
参加したい方 love_lady@hotmail.co.jp
をメッセ登録ヨロシク
- 248 :名も無きリスナー:06/08/06 04:06:00 ID:???
- 「この格好も良し悪しだよな」
俺が何者かは一目瞭然だろう
向こうに攻撃の意思がなければ、すんなりと合流できるかもしれない
しかし、そうでなければ……
対抗する手段のない俺はあっさりと死亡者リストへ名を連ねることになる
と、言っても動かないのは性に合わないし
動かず死ぬよりは動いて死ぬ方がいくらかマシに思えた
「行くか」
地図を広げ、人のいそうな場所にあたりをつける
病院、灯台、昆虫研究所
この3つが目を引く
現在地は影瑠の館周辺
一番近いのは、病院
吉と出るか凶と出るか、そんな行き当たりばったりは嫌いじゃない
病院へと歩き出す
- 249 :名も無きリスナー:06/08/06 04:10:20 ID:???
- >>248
だ、誰だろう・・・秘密なのかな・・・
秘密なら捨てトリつけてくれると嬉しいです><
- 250 : ◆x6BqwTV4kQ :06/08/06 04:15:21 ID:???
- 捨て鳥!
- 251 :247のキス魔:06/08/06 04:33:51 ID:???
- 先に落ちました
話し合いはまだ続いてるようですので参加したい方拾ってもらってください^^;
- 252 :朧月 ◆CMupROGETU :06/08/06 05:07:36 ID:???
- 話し合いしてるのに今気がついた俺は死んでいい
- 253 :チンコベイダー ★:06/08/06 05:09:15 ID:???
- くるー?
- 254 :まとめ:06/08/06 05:59:40 ID:???
- 基本的なルールとか書いてあります
執筆関係者見てください(多少ネタバレ含む)
http://in3.dyndns.tv/in3/up/src/up0942.txt.html
- 255 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/06 06:00:20 ID:???
- 「序盤に死んでもいい・殺されてもいい」って人は hasu001_1@hotmail.com ←こちらにアクセスください><
複数人いたら一人だけ選びます。。
- 256 :名も無きリスナー:06/08/06 06:09:38 ID:???
- 本日の会議は終了致しました
- 257 :名も無きリスナー:06/08/06 06:33:15 ID:???
- おぅ!会議に参加したかった…orz
あと、254のpassがわからないっすorzorz
- 258 :チンコベイダー ★:06/08/06 06:34:31 ID:???
- この板のサブジェクト名だよー
- 259 :名も無きリスナー:06/08/06 06:39:32 ID:???
- ベイダーありがとー^^
- 260 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/06 09:28:45 ID:???
- んー俺は会議とか止めたほうが良かったと思うけど…
リレー小説の良さを殺してない?
誰かが主導権握ったら、他は自由に書けんばい。
- 261 :朧月 ◆CMupROGETU :06/08/06 09:41:37 ID:???
- 確かに自由に書けないって言うのも分かるけど
一番危惧すべき事は「迷走したまま終わらない」って事だと思うのね
心得のある人間ばっかりがやるならまだしも、俺みたいな素人が混じる事も考えると
そうそううまく行くばかりとは思えないのよね、フォローしきれるかどうかもアレだし
完成してこその小説であって、行き詰ったらあぼーんじゃ何にもならないと思うんだ
それにかっちり固めた訳じゃなく、いわば「ハッピーエンドか、バッドエンドか」くらいしか決めてないはずだから
それに至るまでは自由にやってけばいいんじゃないかな、と。
- 262 :名も無きリスナー:06/08/06 10:24:29 ID:???
- 真っ先に決めないといけないのはどんな設定とかよりも誰が書くってことな気がする
影瑠板住民のなかで書きたい人がみんな書くのかそれとも決められて何人かだけが書くのか
それによってリレー小説としての中身も変わってくるような気がする
- 263 :名も無きリスナー:06/08/06 10:39:27 ID:???
- ってかさ、今までどのドラマとか小説系も完結してないじゃん
ぐだぐだもまた影瑠板の特徴かと
熱しやすく冷め安い人達が多いからなぁ
- 264 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/06 10:59:38 ID:???
- まーね。
とりあえず気楽に進めましょ。
- 265 :TEKKON携帯:06/08/06 11:15:23 ID:???
- 本編は無理だけど予告編とか作ろうかな〜と思ってたりします。
(学園ドラマ一話みたいな奴)
とりあえず明日にでも原稿プラン書いてみるのでよかったら完成した時は声データ下さい^^
さて、怒りの日のCDはどこにあったかな…w
- 266 : ◆Mare/GPJwg :06/08/06 12:49:31 ID:???
- まあ、まれすけは早々にリタイアしますよ?wヽ(´ー`)ノ
それで終わらせないけどね(・∀・)
- 267 : ◆6464Q.3rTs :06/08/06 13:53:05 ID:???
- 勝手に影瑠の手下達を
名も無きリスナー
影瑠の手下達。黒い軍服を着た男達。なかなかの数がいるようだ。
という設定にしちゃったけど問題あるかな?
指摘等ヨロ。
- 268 : ◆6464Q.3rTs :06/08/06 13:56:28 ID:???
- http://www15.atwiki.jp/eru_across/pages/23.html
そして一応暫定まとめ。
登場人物については物語が進んで誰と戦ったのかなどを追加していく予定。
あとは出席番号順に並べ替えたり。
『wikiの編集が苦手だけど、これも追加しろこの野郎!!』って時は
このスレかwiki内の影ロイヤnのコメントフォームで言ってくださいね><
- 269 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/06 14:56:12 ID:???
- 『UMA視点A―とびだしてみたはいいけれど』
「〜♪」
暗い夜道をマイク片手に歩き始めてしばらくたった。
とりあえず事故を探してなるべく楽そうな道を選んで歩いてみてはいるが…
「見つける方法考えてねえ〜♪」
…歌にしてもどうなるわけでもないんだよなぁ。
なんとかして合流したいよなぁ…
そう思ってても具体的な方法が思いつかないので歩き続けるわけなんだけど。
しかし平坦な道を選んでいるとは言ってもまぁそこは舗装されていない道。
このまま歩き続けていたら俺の体力がもたなくなるのもそう遠い話ではないだろう。
「なんで歌ってるんだろうね俺は〜♪」
歌いながら歩いているもんだからのども渇くし。
…歌うのやめればいいじゃんっていう話なんだけどただただ歩くのも面白くなくてなぁ…
「それにしてものどが渇いた〜♪…ってことで」
バックから水を取り出すために足を止めてバックの中を見る。
「水〜♪水〜♪」
ペットボトルの水がバックの中に入っているのを見つける。
こういう時はペットボトルじゃなくて水筒が普通じゃないのかとは思ったけど別にそれはあまり関
係ない話だろう。
すぐ近くに大きい木が見つかったのでそこの下に座って少し休むことにした。
- 270 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/06 14:56:33 ID:???
- 「いろいろと考えなきゃいけないことはあるんだよなぁ」
夜空を見上げながら俺はそうつぶやく。
そう。
すぐに殺される危険性はないって俺は思ってる。
その思いは出発した頃よりも強い。
鼻歌歌いながらゆっくり建物から出てきたのに殺されてないっていうのが一つの証拠。
今考えると鼻歌歌いながら歩いてたっていうのはそれなりに正解だったような気もしている。
お気楽な自分マジありがとう。
「しっかし」
何でこんなことになってるんだろうね?
っていうかここどこ。
水を一口。
んでもって何が目的?
こんなこと気まぐれでやられちゃ正直たまらんよねぇ。
水を一口。
「水がうまいなほんと」
そりゃまぁ結構動いたしね。
これからもっと大変になるんだろうけど。
まぁ意外となんとかなるもんだよ…多分だけど
- 271 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/06 14:56:48 ID:???
- 休んでる間にもう一度バックの中身を確認するか。
もう一度バックの中をのぞく。
地図、方位磁石、飲み物系統、食べ物系統、ペン、メモ帳、ティッシュ、ハンカチ、タオル、マッ
チ、時計。
そして…マイクケーブル。
………ケーブル。
「だあああああああああああああああああああああああ!!意味ねええええええええええええ」
なんでこうも意味の無いものが続くかなぁ…
マイクケーブルでどうやってこの状況を打破するんだよ。
「マイクだけでケーブルないよりはいいのかなぁ…?」
いやどう考えてもマイクとか意味ないよな。
DJにゆかりのものって言ってももうちょっと役に立つものくれよホント。
「あとは…」
地図…くらいだろうか?気になるのは。
一応全体の見取り……図………
「島かよおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!」
はやくみとけよ俺。マジで。
完璧に島。ありえないくらいに島。泣きたくなるくらいに島。
「まぁ……ずっと気づかないよりはいいか」
だよな。ポジティブシンキングって大切だもんな。
「なんかもっと考えなきゃいけない事いっぱいある気がするんだが」
バックの中に水を放り入れる。
「とりあえず歩こうかねぇ」
バックをしょって、やっぱし片手にマイクを持って。
「〜♪」
鼻歌歌いながら歩いていくのでしたとさ。
めでたし、めでたしの言葉を目指して。
- 272 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/06 14:57:33 ID:???
- アホみたいに長くなった!!!絶望した(´・ω・)!!
- 273 :名も無きリスナー:06/08/06 15:07:09 ID:???
- >>272
がんばれ主人公!!
- 274 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/06 15:09:01 ID:???
- >>273
ちょwwwwww主人公のつもりまったくねえwwwww
- 275 :名も無きリスナー:06/08/06 15:11:05 ID:???
- >>274
おまwwwwwww
- 276 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/06 15:13:33 ID:???
- 生き残れたらいいなぁと願うばかりです(´・ω・)
いつ殺されるかわからんからかいてて面白いよw
- 277 : ◆1DJTEKKON. :06/08/06 19:52:51 ID:???
- 影瑠板ロワイアル予告案@
ナレーター「与えられた時間は3日間…生き残れるのは、ただ一人」
BGM 怒りの日(本家の有名な奴)IN
「パーティーと言っても簡単なものです。皆で殺しあいましょうよ」(影瑠)
効果音 マシンガンの音
「トリガーハッピーになってたんじゃあたらねぇぞ!」 (まれすけ)
「・・・ちっ」 (四天王)
ナレーター「影瑠の陰謀で集められた影瑠板住民。否応無しにゲームに巻き込まれていく」
「『殺し合い』というゲームに」
ピポピポ音
「クックック……確かにこいつは面白いゲームだよ」 (朧月)
「ははは・・・これは実に罰当たりな狐やねぇ」(如杏)
「・・・・みんなで一斉に、建物を制圧するんだ」 (3ちゃん)
「まさか、影瑠はメイドロボを殺戮兵器にするつもりか・・・?」 (音虚)
「この格好なら、俺は無敵!博多っ子魂みせちゃーけん!」 (軍師)
ナレーター「生き残るのは誰なのか。そして影瑠板住民の運命は…」
「まずは・・・誰か仲間を見つけたいな、しかし敵もいることを忘れちゃいけねぇよな・・・」 (浜田さん)
「死なないでね」(TEKKON)
「…」(ブラホ)
「誰かハッピーエンドへの道に気付くかな?w」(影瑠)
ナレーター「影瑠板ロワイアル。影瑠板内にて絶賛執筆中」
音楽フェードOUT
この途中でハリウッドぽい効果音も入る予定(下記見本の様にね)
劇中の台詞をいくつかくっつけてみたんですがイマイチ上手い流れが作れません(特に後半)
誰か修正出来るなら修正してやって下さい><
ちなみに完成したら下みたいになる予定です
(もう少し重厚感出せたらいーなー)
http://www.usamimi.info/~hama1215/cgi-bin/up/img/up0201.mp3
興味があって暇な人は色々アイデア出してみるといいよ!^^
- 278 : ◆1DJTEKKON. :06/08/06 19:55:45 ID:???
- ちなみに怒りの日はこれね^^
http://www.hmv.co.jp/product/wmaplay.asp?tn=us%2Fuswm2%2F201%2F408201%5F1%5F02%2Easx%3Fobj%3Dv41220
- 279 :名も無きリスナー:06/08/06 21:39:10 ID:???
- ナレーターはペンタですね^^
- 280 :名も無きリスナー:06/08/06 22:04:22 ID:???
- 「この『殺し合い』というゲームに…」
「まずは・・・誰か仲間を見つけたいな、けど影瑠側の敵もいるんだよな・・・」 (浜田さん)
ナレーター「影瑠板ロワイアル。影瑠板内にて絶賛執筆中」
「続報を待て!!」
気になったから個人的に修正
2つ目は自分で書いてなんだけど表現的に何か変だったから修正w
- 281 :名も無きリスナー:06/08/06 22:20:56 ID:???
- じっぷらで予告ラジオしようぜ。
もちろん予告だけで本編は作らないけど!
- 282 :ペンタゴン☆ ◆6464Q.3rTs :06/08/06 23:03:32 ID:???
- >> 279
( ☆) …
(つ⊂)ゴシゴシ
( ;☆) …
(つ⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
( ;☆) …!?
- 283 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/06 23:03:35 ID:???
- >> 279
( ○) …
(つ⊂)ゴシゴシ
( ○) …
(つ⊂)ゴシゴシゴシ
( ○) …
- 284 : ◆1DJTEKKON. :06/08/06 23:44:28 ID:???
- >>281
まぁ、完成しないと何も始まらないです><
>>282
これは決定の流れですか?wwww
あと>280さんのも踏まえた上で一部修正してみました。
ナレーター「与えられた時間は3日間…生き残れるのは、ただ一人」
BGM 怒りの日(本家の有名な奴)IN
「早くこの建物から出よう!影瑠が何か企んでる!!」(ベイダー)
「パーティーと言っても簡単なものです。皆で殺しあいましょうよ」(影瑠)
効果音 マシンガンの音
「トリガーハッピーになってたんじゃあたらねぇぞ!」 (まれすけ)
「ちっ!」 (四天王)
ナレーター「影瑠の陰謀で集められた影瑠板住民は、否応無しにゲームに巻き込まれていく」
「この『殺し合い』というゲームに」
「みんなで一斉に、建物を制圧するんだ」 (3ちゃん)
「クックック……確かにこいつは面白いゲームだよ」 (朧月)
「これじゃ他の仲間に殺されて私が殺す分がなくなるやん」(如杏)
「まさか、影瑠はメイドロボを殺戮兵器にするつもりか?」 (音虚)
「この格好なら、俺は無敵!博多っ子魂みせちゃーけん!」 (軍師)
ナレーター「果たして生き残るのは誰なのか。そして影瑠板住民の運命は…」
「まずは、誰か仲間を見つけたいな、けど影瑠側の敵もいるんだよな・・・」 (浜田さん)
「死なないでね」(TEKKON)
「…」(ブラホ)
「さて、誰かハッピーエンドへの道に気付くかな?w」(影瑠)
ナレーター「影瑠板バトルロワイアル。影瑠板内にて順次公開中」
「続報を待て!!」
音楽フェードOUT
- 285 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/07 00:20:57 ID:???
- とりあえず俺は南に爆走してる訳だが、地図が出てこないとどうしようもないなw
- 286 :名も無きリスナー:06/08/07 00:31:55 ID:???
- ある程度決めないとねw
設定きまってないと書きづらそう
- 287 :名も無きリスナー:06/08/07 00:54:22 ID:Ay4VDUyR
- 地図が出てくれば少しは書きやすくなりそうだね
あのひょっこりでイメージしちゃっていいなら使うけどw
- 288 : ◆1DJTEKKON. :06/08/07 21:30:58 ID:sU7jpz/I
- えと、>>284の内容で声を募集しても良いでしょうか^^
(その他に入れて欲しい台詞があったら送ってやって下さい)
アドレスは「tekkon001@yahoo.co.jp」です
(メッセ、メアド共通。メッセは常に退席中なんでかまわず添付して下さい)
またはココ使ってもよいですし、mixi利用しても良いし。
来週いっぱいまで待ってみて、ある程度集まるなら編集に入りますし
集まらなかったらお蔵入りになると思いますが…
ナレーターは出来たらペンタにお願いしたいのですが、
難しいなら自分がやりますね。
宜しくお願い致します(*- -)(*_ _)ペコリ
- 289 : ◆Mare/GPJwg :06/08/07 21:31:59 ID:???
- ハートマン軍曹なみに撮ってくる!!
|彡サッ
- 290 :名も無きリスナー:06/08/07 21:45:50 ID:???
- 来週まで録音無理かも
とにかく頑張ってみる><
- 291 :ペンタゴン☆ ◆6464Q.3rTs :06/08/07 22:02:21 ID:???
- >>288
☆<おk、やっておく
- 292 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/07 22:02:31 ID:???
- おーしとるぞー!!と思ったら
あれ?セリフない(´・ω・`)?
- 293 : ◆6464Q.3rTs :06/08/07 22:03:18 ID:???
- UMA「この鉱石はこの辺りでは採れないはず…」
- 294 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/07 22:04:03 ID:???
- なんのセリフだよそれはwwww
- 295 : ◆1DJTEKKON. :06/08/07 22:08:45 ID:???
- ども、皆さん反応ありがとです^^
UMAの方はねぇ…かなり異質なんで台詞が入れにくいwwww
「水がうまいなほんと」をお願いします^^
- 296 : ◆Mare/GPJwg :06/08/07 22:12:29 ID:???
- UMA「大通のビアガーデンうめえええええええwwwwwww」
- 297 : ◆6464Q.3rTs :06/08/07 22:13:49 ID:???
- UMA「サトル君、ミチコさん、そしてマスター…今までありがとう。」
- 298 :名も無きリスナー:06/08/07 23:03:49 ID:???
- UMA「私の戦闘力は530000です」
- 299 :名も無きリスナー:06/08/07 23:12:08 ID:???
- UMA「バスケットが大好きです……」
- 300 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/07 23:14:01 ID:???
- >>295
異質なキャラでごめんなさい<>
- 301 :名無しサンプリング@48kHz :06/08/07 23:53:24 ID:???
- >>300
いえ、懐が狭くてごめんなさい<>
- 302 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/08 00:29:40 ID:???
- 暫く録る暇なさそう。
- 303 :名無しサンプリング@48kHz :06/08/08 00:39:21 ID:???
- >>302
あらら。残念です><
まぁ、出来たらで良いんで宜しくです^^
- 304 :白:06/08/08 01:19:36 ID:???
- 書いてもいいですか?><
- 305 :チンコベイダー ★:06/08/08 01:21:27 ID:???
- どうぞどうぞ
- 306 :名も無きリスナー:06/08/08 01:26:35 ID:???
- wktk!!
- 307 :白:06/08/08 01:28:19 ID:???
- <色白の場合>−観察者
「・・・疲れた。」
ここ数時間の出来事が自分の中で消化できていない。
まず、現在の状況を整理をしよう。
おそらくみんなは適当に動いている。
下手に動くとその混乱に巻き込まれて総崩れになってしまう。
とりあえず煙草を銜え、深呼吸をしてから火をつけた。
「煙草だけは取り上げられなかったのか」
煙を吐くと少しだけ安心感を覚えた。
影瑠はいったい何がしたいのか。
それが一番の疑問だった。
俺らを楽しませるための演出?
しかし冗談とは言え殺し合いというのは穏やかではない。
そうするとあの影瑠は偽者?
いや、どこをどう見ても影瑠だった。あの大音量オマンコは彼にしかいえない。
「そういえば音虚はどうしたのかな。」
同い年ということもあり、少し彼に親近感がわいているためどうしても気にかかる。
メイドも完成に近づいていると彼から聞いていたのでソレの披露があると少し期待していた。
自分も設計書からコードを書いたのでやはり我が子を産むかのような感覚は少しはあった。
最後の要所は彼が仕上げたいということで直接携わっていないのが少し気がかりではあったが・・・。
「ダメだ。いくら考えても情報が足りない。」
でもこれは他の人間も同じだ。
おそらくみんなはとりあえず情報を集めようと躍起になっているはずだ。
観察者としてしばらくは行動させてもらおう。
「さっきなんかオイサ!オイサ!って聞こえたな。」
ふと道の先を見ると濡れている。
これを逆にトレースしていくと建物らしいものが見えた。
とりあえずあそこの最上階でみんなの動きを監視しよう。
「建物に近づいてくるやつも把握できるしな」
そのうち音虚とも会えるだろう。
バッグの中にあるよくわからない端末の扱いに疑問を感じながら歩き始めた。
- 308 :名も無きリスナー:06/08/08 01:43:08 ID:???
- お、何かパズルが見えてきました。色白さんの動きにも期待^^
- 309 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/08 02:04:48 ID:???
- 『弧月如杏A―如何にして』
歩きながら如杏は考える。
如何にして。
如何にして殺していくか。
如何にして長く生き残るか。
殺すには歩き回って参加者を探して回るしかなかろう。
長く生き残るには自分へのダメージを出来るだけ少なくすること。
手段は防御と回復。
接近戦しか出来ない相手なら問題はあまりなさそうだが、銃火器を持つ人間を相手にした場合はどうなるか。
殺せたとしても自分も致命傷を負っては意味がない。
手足なら何とかなるが、胴体に食らってはいけない。
胴体を守る措置が必要だが、防弾チョッキが落ちているなんて都合のいいことはありえない。
建物に入り服を探すなり、死体から服を奪うなりしなければならない。
防御はそれでいいとして、回復はどうか。
大きな回復の効果を期待するならば、やはり医療器具が必要になる。
最低でも、包帯、ガーゼ、消毒液。
受けるダメージは最小限。
与えるダメージは最大限。
戦闘は出来るだけ短時間で。
できるだろうか?
私の力でできるだろうか?
いや、やらなければいけない。
誘いを受け入れた以上はやらなければいけない。
私はそれを期待されている。
- 310 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/08 02:04:59 ID:???
- いろいろ考えながら歩くうちに、海岸にたどり着いた。
ああ、そういえばここは島だったな。
位置確認のために地図を取り出す。
スタート地点からはけっこう離れたようだ。
「生き残ってたくさん殺して回るためには・・・」
医療器具を手に入れられる場所。
つまり病院。
「・・・あっちに行けばいいんやな。」
地図をしまいこんで、病院へと向かう。
同じことを考える人間は多いだろう。
医療器具を手に入れるために病院へ向かう者。
そいつらを殺して、いい武器を持っていればそれも奪ってしまえばいい。
それで医療器具も独占してしまえばかなり優位に立てる。
私は殺すためにここにいる。
幣を握り締め、如杏は病院を目指す。
- 311 :名も無きリスナー:06/08/08 02:22:02 ID:???
- みんな病院目指すのねwwww
- 312 :名も無きリスナー:06/08/08 02:24:46 ID:???
- よろずが動いてないみたいなので動かしていいですか?後日だけど。
- 313 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/08 02:24:53 ID:???
- |д゚)まあしゃあないかな
医療器具持ってるってものすごい有利だし
- 314 :名も無きリスナー:06/08/08 02:25:56 ID:???
- これさーオチ考えておかないとグダグダになると思うよー
- 315 : ◆6464Q.3rTs :06/08/08 02:26:36 ID:???
- あ、>>312は自分です><
- 316 :名も無きリスナー:06/08/08 02:28:01 ID:???
- 病院が序盤?の山場の予感!!
余談だけど、参考として「バトルロワイアル」のビデオ探してたら
「パチンコバトルロワイアル」が見つかった件wwwwww
- 317 :名も無きリスナー:06/08/08 02:28:55 ID:???
- よろずやは影瑠の館にずっといるんじゃないの?
殺し合い参加だったの?
- 318 :名も無きリスナー:06/08/08 02:29:19 ID:???
- >>316
松村乙
- 319 :チンコベイダー ★:06/08/08 02:29:45 ID:???
- チンコと聞いて!!!
- 320 :名も無きリスナー:06/08/08 02:30:16 ID:???
- >>319
チンコうp!!!!!!
- 321 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/08 02:31:25 ID:???
- |д゚)アリーナ姫に着替えてるってことは参加してると思われる
- 322 : ◆6464Q.3rTs :06/08/08 02:32:45 ID:???
- 違うのかな?
というか影瑠側サイドとか色々設定がわかりづらいなw
- 323 :名も無きリスナー:06/08/08 02:32:48 ID:???
- 鉄の爪装備だから、破壊力すげぇだろww
- 324 :名も無きリスナー:06/08/08 02:33:53 ID:???
- まんまアリーナかよwwwwwwwwwwwww
- 325 :名も無きリスナー:06/08/08 02:37:12 ID:???
- アリーナ設定なら、脚力も馬鹿にならないな
真っ向勝負じゃ勝てないw
- 326 :名も無きリスナー:06/08/08 02:38:29 ID:???
- アリーナと肉弾戦で戦えるとしたら、軍師かメイドロボだろうなwwww
- 327 :名も無きリスナー:06/08/08 02:39:35 ID:???
- ソイヤッソイヤッ言いつつ、パンチを繰り出す軍師想像してワロタwwww
- 328 :名も無きリスナー:06/08/08 02:41:31 ID:???
- わしのパンチをうけちゃみんかい!!!
ソイヤァッ!ソイヤァッ!
- 329 :宇垣纏 ◆b4TDTF3Pt6 :06/08/08 20:13:12 ID:???
- 宇垣の場合 〜 山 男 〜
(こらどないしたもんやろなあ・・・・)
二日酔いでよたついた足取りではロッカーの部屋までは遠かった。
フラフラの頭でさっきの事を思い出す。
「影瑠さん、あんた本気かいなこれ」
「本気ですよ〜。がんばって殺し合いしてきてくださいね^^」
・・・。
本気だと言ったってこっちは明後日には仕事に行かなきゃならないのである。
「どないしたもんやろなあ・・・ホンマに・・・」
反芻するようにさっき思った事を口にしながら、ロッカーを開けた。
中にはバッグと、与えられた装備品と思われる木箱が入っていた。
パカッ
さっきの困惑と打って変わってわくわくしながら中身を確認すると・・・
カナヅチ、ノミ、ナタ、スパナ、ペンチetc..
「おいwwwワシは大工かwwwww」
工具詰め合わせだった。
「これは楽しくなるかもしれんなwwwwさーてどこいこうwww」
これからの事を妄想し、地図を見ながらテンションの上がる男。
「うンぐぉぉ、重いなこれ。こんなもんあちこち持ち歩けへんし、とりあえず近場の森にいこか。」
-------------------------------
「あったこれこれ。これが甘うてうまいんやモグモグ ^〜^」
たどりついた森で木いちごをほおばる。
「誰か来ーへんかなー。あそこに生っとるアケビもこれまたうまいんや」
殺し合いも仕事も二日酔いも全部すっきり忘れ去り、早速サバイバル生活を満喫する宇垣であった。
- 330 :名も無きリスナー:06/08/08 22:25:32 ID:???
- 日曜大工&森の王様ktkr?w
- 331 : ◆BooOooni6A :06/08/08 23:56:01 ID:???
- ブーンの場合:
何は無くとも建物から離れた方が良いだろう。
ということで、中身の確認もせず出発した。
「充分離れたかな。」
適当に見つけた藪の中、どっかと腰を下ろしバッグを開く。
俺に支給された武器は、とても見慣れたものだ。
上質紙の固まり、厚さ4cm重さ2.4kgB5サイズ1400ページ。
刃物はもちろん銃弾も防ぐと言われている新品のコミックマーケットカタログ。
背表紙はいつも通り頭蓋骨陥没が可能なほどピシッとしている。
「ふむ」
何百回と手に取っているものだ。こいつの扱いは体が覚えている。
それと、これを用意してくれた人は分かっている人だ。
赤と青のペン、付箋紙も一緒に入っていた。
「……さて」
影瑠が何か言ってたな。……ペラリ
殺し合いとかなんとか。……キュッ
でももう知らん。……ペタリ
俺は始めてしまった、命より大事なカタログチェックを。
- 332 :名も無きリスナー:06/08/09 00:13:54 ID:???
- これって続き書いておk?
設定とか色々決まってからの方がいい?
- 333 :名も無きリスナー:06/08/09 00:18:53 ID:???
- 何か設定とか待つと遅くなりそうなんでいいんじゃない?^^
- 334 :名も無きリスナー:06/08/09 02:47:29 ID:???
- 大いに結構。
- 335 : ◆Mare/GPJwg :06/08/09 14:23:55 ID:???
- リレー小説なんだから、自由でいいと思うけどね。
俺が別の人に書かれて、速攻で死んでもそれはそれで面白いし('ω`)
- 336 :名も無きリスナー:06/08/09 14:45:15 ID:???
- まぁ、そろそろ複数のキャラが絡んでくるから書きにくくなるとは思うけど、
その時はメッセとかで打ち合わせしながら書いたら全然問題ないし
それも結構面白いと思うよ。自分もブラホに一言話してから書いたし^^
- 337 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/10 01:20:24 ID:???
- 『ブラホ視点B−一応メッセで許可取りました><』
ブラホは方向音痴では無かったが、この距離すらも書いていない地図だけで
目的地に辿り着けるのかが少し心配であった。
しかも方位磁石などといった便利な物は支給されていない。
大体の目安を付け、ひたすら目的地へと進むのみだ。
ブラホは何度も地図を読み返しながらひたすら昆虫研究所に歩いていた。
薄暗い森の中は月明かりで大体の輪郭はわかるが、得られる情報が少ない。
木のあまり生えていない所を方向を見失わないように歩く。
なるべく音を立てないように、人に気付かれないように。
人間同士とはいえ今の状況は弱肉強食の自然界に近い。
鋭い鎌を持った捕食者の前を、羽を広げて飛んでいればその後の展開は大体想像が付く。
しかし、気付いているのにわざわざカマキリの前を飛ぶチョウもいない。気付かないからやられるのだ。
そして、今まさにブラホに不測の事態が起こった。
「こんばんは♪」
それは突然だった。今まで誰も、何もいないと思っていた所から声をかけられたのであった。
ブラホは不測の事態に戸惑いながらも、次の自分の行動を考えた。
攻撃、防御、逃走、会話、どれを取るべきなのか。
だが残念な事に、ブラホの身体能力と武器ではせいぜい
タランチュラとスズメバチの巣を放り投げて逃げる事ぐらいしか出来なかった。
しかしそれは1度しか使えない技だ。スズメバチの巣をガラスケースに入ったまま
地面に叩きつけても、もう元には戻せない。
ブラホの思考が錯乱する。
すると、薄暗い森の中にいる声の主はこう続けた。
「あ、僕はあなたを襲うつもりはありませんよ。安心してください。…今そっちに行きますね♪」
- 338 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/10 01:20:49 ID:???
-
だが、ブラホは安心する事が出来なかった。
それも当然だ。相手の武器はもちろん、誰なのかすらわからない。
騙まし討ちの可能性も十分有り得る。
しかし、声の主が出てきた瞬間、ブラホの不安は薄まった。
「どうも〜^^」
闇の中の声の正体は、キス魔サンドイッチだった。
「ブラホさんこんばんは〜。いやぁビックリしましたよ〜。」
ビックリしているのはブラホの方だったが、構わず魔サンドは続ける。
「いや〜、ブラホサンのその黒服のせいか、全然気付きませんでしたよ。
でも、そのオーラと長い髪でなんとなくわかりました^^
こっそり隠れて機会を窺っていたんですが…驚かせてしまってごめんなさい^^;」
自分にオーラなどあるのだろうか?そんなどうでもよい事を考えつつも、
まだブラホは状況を整理し切れてはいなかった。
名無しサンプリングの時とは違い不意打ちだったためか、いまだに体全体が緊張している。
「…まぁこの状況じゃなかなか安心できませんよね^^;」
魔サンドがまるでブラホが喋っているかのように独りで話を続ける。
「そうだ!!え〜と、ちょっと待ってくださいね…あ、撃たないのでご安心を^^」
そう言うと魔サンドはバッグの中から武器を取り出した。
- 339 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/10 01:21:02 ID:???
-
「じゃーん♪」
魔サンドが自ら効果音を付けて取り出したのは、
「SHOVEL HEADED KISS MACHINE」と書かれたボウガンであった。
「これが僕の武器だよ♪ほら、バッグの中にはもう地図とかしかないでしょ。なんなら…服の中とかも見る^^?」
ブラホは無言で魔サンドを見つめる。
「…まぁいいや^^;で…じゃあはい、どうぞ。先に言っておくけど僕は殺し合いとか
そういうのは否定派だから。…撃たないでね^^;」
そう言うと魔サンドはブラホにそのボウガンを渡したのであった。
そこでようやくブラホは彼の行動の意味に気付いた。魔サンドは自分の持っているカードを曝け出し、
さらに相手に渡す事によって、安心感を与えようとしている事に。
「どうかな^^;これでもまだ安心しきれないかもしれないけど…とにかく僕は君と戦う気は無い。
というかペアを組んで一緒に行動して欲しいんだ^^」
魔サンドが自分の行動の本質を笑顔で伝える。
ブラホは様々な事を考えた。そうしてブラホが最終的に出した答えは、YESだった。
裏切りがあるかもしれない、そういう事も考えに含めつつ、ブラホは魔サンドとペアを組む事にした。
ブラホは魔サンドの言葉に無言で頷く。
「いいの!?…ありがとう^^!!
いやぁ、一か八かの行動に出て良かった良かった♪」
魔サンドの笑顔がより強まったのがわかった。
「…あ、ところでさ、ブラホサンは今からどこに行く予定だったの?」
魔サンドの問いかけに対し、ブラホは無言で地図に書いてある昆虫研究所を指差す。
「おお!!僕もちょうど行こうとしていたんだ〜^^…じゃあ、さっそくだけど昆虫研究所に向かおうか♪」
若干の不安は残ったが、仲間を探していたブラホには嬉しい出来事であった。
そして魔サンドの武器がボウガンである事、それもブラホにとってはプラスになった。
殺し合いの中で仲間を見つけた2人は、森の中を歩いていった。
- 340 :ペンタゴン☆ ◆6464Q.3rTs :06/08/10 01:22:17 ID:???
- ☆<長いなぁ。こんなんでいいのかなぁ?
まぁ遭遇シーンだからいいかw
- 341 :で< ´つ`>:06/08/10 01:25:01 ID:???
- 意外な二人がコンビを組んだなw
- 342 :名も無きリスナー:06/08/10 01:28:44 ID:???
- ブラホおつおつ^^
>>341
いやまったくw
でも相性良さそうだよ^^
- 343 :名も無きリスナー:06/08/10 01:29:03 ID:???
- あれ?キス魔さんって>>4で死んでね?wwwwwwwwww
- 344 :ペンタゴン☆ ◆6464Q.3rTs :06/08/10 01:32:13 ID:???
- >>343
☆<それストーリーの一部なのかwwwww
そしたら>>52でエンディングを迎えてるぞw
- 345 :名も無きリスナー:06/08/10 01:51:43 ID:???
- そっか。
意地悪な考え方をしたら、キス魔さんは既に何人か人を殺してて、
ボウガンを渡したけど実は更に強力な武器を隠し持ってて
安心させた後に殺すって手もあるんだな。
まぁ、洞察力が鋭いブラホなら返り血とかは見逃さないと思うけど。
- 346 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/10 01:57:37 ID:???
- |д゚)お願いがあります
|д゚)病院にいるor向かっている人で、私とやりあってもいいよという人はメッセかスカペくらはい
アドと垢はメル欄に
- 347 :名も無きリスナー:06/08/10 01:59:24 ID:???
- 私とヤりあっても・・・・ごめんなさいごめんなさい足蹴にしないであぁん(ry
- 348 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/10 02:01:46 ID:???
- |д゚)ヤる違いですがな
- 349 :名も無きリスナー:06/08/10 02:06:27 ID:???
- 一瞬、>>339の最後を
>殺し合いの仲間を見つけた2人は、森の中を歩いていった。
と読んでこえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!と思ったwwww
- 350 :名も無きリスナー:06/08/10 02:26:06 ID:???
- あのさ、これって勝手に人動かしちゃっていいの???
- 351 :名も無きリスナー:06/08/10 02:28:23 ID:???
- リレー小説なんだからいいんじゃね?
- 352 : ◆x6BqwTV4kQ :06/08/10 02:28:57 ID:???
- いいんじゃね?
殺したりする場合は一応断っておくみたいな感じで
- 353 : ◆6464Q.3rTs :06/08/10 02:35:10 ID:???
- >>350
設定スレでも色々出てたけど人それぞれかな?
あと、絡む時に一言送るのかどうかってのもどこかで話になってたような。
まぁ俺としてはブラホとキス魔サンはあまり動かして欲しくないなw
で、戦闘したりする時はメッセか何かで一言欲しい感じ。
- 354 : ◆6464Q.3rTs :06/08/10 02:38:17 ID:???
- あ、あとよろずとかの今いなそうな人をどうするのかって話もあった。
…よろずはもう出ちゃってるけどw
- 355 :名も無きリスナー:06/08/10 02:39:24 ID:???
- これリレー小説なん?
- 356 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/10 02:41:24 ID:???
- -放浪軍師-その二面性
放浪軍師「やべぇ…疲れた…」
俺は水さえ浴びれば、ほぼ無敵になれる。
大きな怪我を負ったとしても、大して気にせず全速力で走ることも可能だ。
…だがそれは、別に怪我が回復する訳じゃない。一時的な物だ。
走れば疲れは来る。だが、それを先延ばしにするだけ。
水の効果が切れれば、その疲れや痛みは俺を襲うって訳だ。
いつもコレが原因で、山笠が終わった後に爪が剥がれてるのに気が付いたりするんだよな…。
放浪軍師「…つうか、色々考える前に…寝ないと駄目やね…
放浪軍師、走りつかれて死亡。残り○○人とか笑えん…」
全速力で走った先、島の最南端。
目の前には謎の建物。ひとまず寝ることぐらいはできそうだ。
「ふぁぁあ…こりゃ限界やね。ここで寝させてもらいましょ」
疲れた体を押して、建物の入り口に手をかける。
…いや待て、今は殺し合いの場だ。
ここで何も用意せんで寝たら、簡単に殺されるやん。
でも疲れてて罠げな準備できそうもないし…
…こういうときは…あの策だな。
俺は入り口に張り紙をして、のんびりと建物の中で横になった。
ここは最南端にある謎の建物。
現在、入り口にはこう書かれている。
『この先危険だから入っちゃ嫌〜よ -放浪軍師-』
【放浪軍師 建物の中で睡眠。入り口には謎の張り紙があるが罠は無い。いわゆる空城の計】
- 357 :名も無きリスナー:06/08/10 02:43:08 ID:???
- 死亡フラグktkrwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
- 358 : ◆1DJTEKKON. :06/08/10 02:43:17 ID:???
- リレーとは少し違った方向性になってるかもね。
合作の要素もあるし。
あ、あと自分も少しだけ動かすの待って欲しいなw
盗聴器を持ってる自分の立ち位置をはっきりさせたいので^^
- 359 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/10 02:44:12 ID:???
- |д゚)ちょwwwwwwwww寝たら危険wwwwwwwww
- 360 : ◆1DJTEKKON. :06/08/10 02:45:18 ID:???
- 軍師凄杉ワロタwwwwww
- 361 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/10 02:46:33 ID:???
- ○<スズメバチの巣を投げ込みてぇwwwww
- 362 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/10 02:47:59 ID:???
- いつ死ぬかわからないこういう場面では、空城の計は特に有効だからねぇ。
まぁ、水の効果が切れてる時はその名に恥じぬ「軍師」っぽさを見せるって事で。
- 363 :名も無きリスナー:06/08/10 02:48:18 ID:???
- ちょっとググってみたけど、空城の計って結構凄いなwwww
http://www4.ocn.ne.jp/~tishiki/hyouhou36.html#sono32
- 364 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/10 02:54:33 ID:???
- あ、ちなみに俺は自由に動かしてもらって構わないんで。
ただ、これは俺だけじゃないけど、出会いから死までを一気に書き上げるのは簡便な。
- 365 :で< ´つ`>:06/08/10 04:14:34 ID:???
- 非参加者サイドの話の流れも考えてるけど、ストーリーが進まないとなかなか絡めないから困る
あとはもう一人の非参加者の☆さんがどう動くか、とかね〜
- 366 :キス魔サンドイッチ ◆li748o0d.c :06/08/10 05:20:26 ID:???
- 仲間をゲットした魔サンド。
二人で周囲を警戒しながら歩いているうちに脳裏には過去のことが浮かんでいた。
遠いあの日…。
一人の少年が草原を慌てて走っていた。
「チンゲンツアイ様、チンゲンツァイ様ー」
ペタン。
草に足を取られて、転んでしまう。
顔面から落ちたのか顔を真っ赤に染めていた。
「こ、こんなことじゃくじけていられないよ。チンゲンツァイさまに伝えないと」
気合を入れなおして、少年は駆け出した。
草原をどこまでもどこまでも日が暮れるまで。
無論、ブラホは隣を歩く魔サンドの脳裏など知らない。
【伏線(ぉぃ)】
- 367 :名も無きリスナー:06/08/10 05:37:19 ID:???
- おれたちはとんでもない思い違いをしていたようだ。これを見てみろ。
ペタン
これは一見転んだ時の擬音だと思いがちだが、英字で表記すると
PETAN
これを入れ替えると
PENTA
つまりこの少年はペンタだったんだ。
- 368 : ◆1DJTEKKON. :06/08/10 21:34:20 ID:???
- 「TEKKONの場合B −計画−」
「ん?キス魔さんとブラホが接触した?」
謎の女性と別れた後、休憩しつつ再度情報収集をしているTEKKONであった。
「会話聞いてると何か信用出来る感じだね。しかし…」
どのチャンネルをいじっても、キス魔さんと話してる筈のブラホらしき声は聞こえない。
こうやって聞いてると、キス魔さんの一人芝居にすら聞こえてしまう。
「ブラホのマイクが壊れてるのかな。これは誰のチャンネルかわからないから困る。」
あらゆるダイアル等をいじっても結局わからずじまいだった。
「そういえば…さっきの女性も完全に無音だったな」
廃墟の中で出会った女性。何を考えてるかまったくわからない不思議な女性。
「まさか…ね。ブラホが女だって聞いた事無いし、イメージすら出来んわw」
さっきの女性と影瑠板での書き込みを頭の中でオーバーラップさせてみた
あまりものミスマッチに思わずニヤニヤしてしまう。
とにかく、だ。
自分の取るべき行動は決まっている。
味方の集団に混ぜてもらう。その後、自分が知ってる情報を共有して対応策を考える。
完璧では無いが、この盗聴器さえあれば高い確率で敵と味方を選別出来る筈なのだ。
だから、複数の人の会話を特に大事にするし、
単体の人とは極力接触する気はない。敵か味方か判断しにくいからだ。
「とりあえず、明日にでもどこと合流するか決めるか」
TEKKONは草むらに横になり、静かに目を閉じる。
「まぁ・・・」
合流する前に殺される可能性はあるんだけどね。
という言葉を口にしそうになったが、怖くなってやめた。
- 369 : ◆1DJTEKKON. :06/08/10 21:35:45 ID:???
- てか、何かブラホと変なフラグたってね?wwww
- 370 :名も無きリスナー:06/08/12 11:44:18 ID:???
- 誰か続きマーダー?
それとも地図や設定待ち?
- 371 :名も無きリスナー:06/08/12 11:52:26 ID:???
- きっと仕事やコミケで忙しいんですよ
- 372 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/12 16:46:27 ID:tTB5aGWB
- きっと下がってるからだ。
- 373 :人の中の3 ★:06/08/12 19:27:50 ID:???
- そろそろ書くよ!!!
- 374 :名も無きリスナー:06/08/13 03:07:46 ID:???
- wktk
- 375 :名も無きリスナー:06/08/15 04:22:13 ID:???
- Rboy出しちゃってもいいかな?
- 376 :名も無きリスナー:06/08/15 06:03:15 ID:???
- wktk!!
- 377 :名も無きリスナー:06/08/15 12:52:38 ID:???
- 卑姐もヨロ
- 378 :名も無きリスナー:06/08/16 08:48:42 ID:kNmL3WQi
- とりあえずageておきますね><
- 379 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/16 21:54:50 ID:???
- 書き込み無くなったな…
- 380 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/16 21:56:23 ID:???
- |д゚)動 か し よ う が な く な っ て ま い り ま し た
- 381 :4 ★:06/08/16 21:57:25 ID:???
- ほな、俺が書こうか??
- 382 :4 ★:06/08/16 22:32:58 ID:???
- 4の場合A−やっぱり俺って
さてと、装備はこれでいいとしてまずは何処に行くかだよな
俺の装備から考えてもまずは遠距離攻撃・・・ってことは何処か見晴らしが良くて高い位置を取りたいな
辺りを見回す四天王、その目にある建物がうつる
「あの灯台なら結構周りを見渡せるな」
手にMGを持ち辺りを注意しながら走り出す四天王
しかし建物から10mぐらい走った所で違和感に気付く
「やっべ!!服着替えてねーし銃しか持ってねーぞ俺」
急いで建物に戻る四天王。そう彼は銃器を選ぶ事に夢中になって服や食料などを忘れていたのだ
「ふぅ、この服装のまま戦うって無理があるよな」
ロッカーの前で独り言を言いながら再度ロッカーを開ける
「おっ迷彩ズボンにブーツがあるやん」
新しい服を見つけ喜んでいる四天王、しかし次第にその顔が曇っていく
「何で上着が無いん?何で残りがバンダナと迷彩ペイントなんだよ!!」
いくら捜してもそれ以上何も見つからない
仕方なくバンダナを巻き、顔と上半身に迷彩をほどこし水と食料、銃器を持ち再度建物を出て灯台を目指す四天王
灯台に着き、自らの失敗にまた気付く・・・
「しまった灯台で迷彩って余計目立つやん!!」
そう、四天王は灯台の色なんて何も考えていなかったのだ
「まぁ、考えてもしゃあないし灯台の中に入るか」
以下、次回に続く
- 383 : ◆whbT60wdRo :06/08/16 22:42:06 ID:wAqQPZ7X
- うひょー
- 384 :名も無きリスナー:06/08/16 23:00:36 ID:???
- 流石一人コマンドーwwwww
てかそろそろ地図が必要かな。
- 385 :卑のヲンナ ◆die/ODwNMw :06/08/16 23:10:13 ID:???
- おいちゃん上着無しで上半身に迷彩ペイントってことは・・・・
半 裸
なのね!!!???(;´Д`)ハァハァ
…え、とりあえずアタシは文才無いのでどなたかにお任せ♪
誰かを犯ろーが誰かに殺られよーが好きなよーに動かしちゃって頂戴なw>>377
- 386 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/16 23:12:49 ID:???
- |д゚)ふむ、お兄ちゃんは灯台か・・・
対決はまだ先、と
- 387 :名も無きリスナー:06/08/16 23:41:20 ID:???
- 実はおいちゃんが行ったのは軍師のいる灯台(勝手に妄想w)で
軍師VSおいちゃんのバトルを想像してしまった(;´Д`)ハァハァ
- 388 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/16 23:48:35 ID:???
- よし
だれがどこにいるか全然わからんwwww
自分がどこにいるのかも(ry
- 389 :名も無きリスナー:06/08/17 00:31:39 ID:???
- 面白いMADがあったので貼ってみます^^
http://in3.dyndns.tv/in3/up/src/up0955.avi
「To Heart バトルロワイアル」
- 390 :人の中の3 ★:06/08/17 06:22:41 ID:???
- 上手くまとまらないからもうねる('A`)
- 391 :名も無きリスナー:06/08/17 12:46:59 ID:???
- 地図くれ地図。
かにぱんが作ってたんじゃないのか?
- 392 :名も無きリスナー:06/08/19 22:31:00 ID:F/0hiSyN
- ん〜地図が無いと進まないみたいなので他方から拝借してみました。
http://www.usamimi.info/~hama1215/cgi-bin/up/img/up0210.jpg
これを上手く改造して使えないかな?
- 393 :名も無きリスナー:06/08/19 22:43:24 ID:F/0hiSyN
- えーと、必要なのはこれくらいかね?
滝
砂浜
川
森
灯台
影瑠施設(学校?)
病院
昆虫研究所
適当にこっちで入れてみて、それから修正する?
- 394 :名も無きリスナー:06/08/19 23:47:05 ID:F/0hiSyN
- 一応叩き台は作ってみた。
昆虫研究所がやたら多いのは愛嬌って事でww(単純にネタ切れ)
http://www.usamimi.info/~hama1215/cgi-bin/up/img/up0211.jpg
何か修正や補足があったらヨロ^^
- 395 :名も無きリスナー:06/08/20 00:46:09 ID:???
- ブラホのセリフから判断するに昆虫研究所って一箇所じゃね?
- 396 :名も無きリスナー:06/08/20 00:54:31 ID:???
- >>395
勿論1ヶ所なんだけど、他の建物が思いつかなかったのwww
下の研究所は軍師のいる建物でもいいかもね^^
- 397 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/20 04:35:18 ID:???
- 道が多すぎるに一票
- 398 :名も無きリスナー:06/08/20 06:54:39 ID:???
- >>397
了解しました。後で適当に消します^^
- 399 :名も無きリスナー:06/08/20 06:56:46 ID:???
- 病院、研究所、拠点をぐるっと1週させる道はあってもいいと思う
あとはちゃんとした道じゃなくて森の中とか川を通るみたいな感じでいいと思う
- 400 :名も無きリスナー:06/08/20 07:57:04 ID:???
- >>399
うはwかなり画像加工難しそうwwww
まぁ、出来るだけ頑張ってはみます。
- 401 :名無しサンプリング@48kHz :06/08/20 09:03:23 ID:???
- 一応修正案1を作ってみました^^
http://www.usamimi.info/~hama1215/cgi-bin/up/img/up0218.jpg
地図にあるのはちゃんとした道&建物で、
それ以外に農道や廃民家とかがあるという設定で・・・
廃工場や廃ホテルは単純に思いつきなんで消しても全然OKです。
- 402 :名無しサンプリング@48kHz:06/08/20 09:32:44 ID:???
- てか、そもそもこの地図ベースで大丈夫かね?^^;
- 403 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/20 12:45:30 ID:GU97NVTH
- 教会や神社なんてのがあったらカッコよくね?
- 404 :名も無きリスナー:06/08/20 20:10:12 ID:???
- >>403
了解。神社入れてみます^^
- 405 :名も無きリスナー:06/08/20 22:49:02 ID:???
- もうちょいしたら地図の修正作業するけど、他に何かある?
- 406 :名も無きリスナー:06/08/20 23:23:31 ID:???
- 湖は漫湖だな・・・(`・ω・´)
- 407 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/20 23:28:25 ID:???
- >>406
|д゚)沖縄かいwww
- 408 :名も無きリスナー:06/08/20 23:29:58 ID:???
- >>406
漫湖のほどりにそびえ立つ〜♪w
てか、本当にそうするぞwww
- 409 :名も無きリスナー:06/08/20 23:31:23 ID:???
- うはw漫湖の近くに最初に集まった、影瑠屋敷?あれば完璧かもw
- 410 :名も無きリスナー:06/08/20 23:37:12 ID:???
- >>409
面白そうだけど、あまり建物増やすと収集つけにくそうですw
- 411 :名も無きリスナー:06/08/20 23:58:51 ID:pnI1YG1K
- とりあえず地図の修正案2です。
もう少し道を簡略化して、廃神社を追加しました^^
http://www.usamimi.info/~hama1215/cgi-bin/up/img/up0219.jpg
この方が話進めやすいかな?と思い
わざと北部に建物を集中させたけど、分散させた方がいい?
- 412 :名も無きリスナー:06/08/20 23:59:41 ID:???
- 小漫湖www
- 413 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/21 13:28:24 ID:???
- 「昔研究所があった」っていう設定ならいいと思う
- 414 :名も無きリスナー:06/08/21 18:51:04 ID:???
- >>413
了解☆「昆虫研究所跡」って書けば良いかな?
早く地図作らないと執筆しにくいと思うので
今日の深夜にもう一回修正して完成でOKって事にしましょうか。
それまで引き続き変更希望募集します^^
- 415 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/21 18:52:53 ID:???
- 工場はちょっとおかしいかな
こんなところに工場があってもおかしいだけな希ガス
- 416 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/21 19:01:14 ID:???
- もしかしたら工場があること何か理由があるのかもしれないぜ・・・・
- 417 :名も無きリスナー:06/08/21 19:18:22 ID:???
- >>415-416
いやいや。
映画にも廃工場があったのと、メイドロボや他の武器・機械・道具等の
話が生まれるかなぁ…と思って入れてみただけです(^^;)
- 418 :名も無きリスナー:06/08/21 19:21:00 ID:???
- あんまりがちがちに設定すると自由にかけなくなるから
別におかしいおかしくないの議論は必要ないと思う
もともとみんなでわいわい楽しくやるためのものじゃないのかい?
- 419 :名も無きリスナー:06/08/21 19:50:16 ID:???
- >>418
フムフム…
確かに地図は必要だけど、行動を縛りすぎるのもアレですよね。
てな訳で、現時点では地図は最小限の情報を載せといて、
話の進行で色々発見していくってのが良いかもしれません^^
(場所を教えてくれたらその都度こっちが地図に追加します)
廃工場とそこへの道は消しますねー^^
- 420 :名も無きリスナー:06/08/21 20:26:13 ID:???
- 消しちゃうの?(´・ω・`)
- 421 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/21 20:34:43 ID:???
- 道はなくとも進める!!
- 422 :名も無きリスナー:06/08/21 20:37:09 ID:???
- >>420
もう消しちゃったけど、誰かが追加してくれたらヨカですよ^^
- 423 :名も無きリスナー:06/08/21 20:40:44 ID:???
- 一応確認したい事。
@影瑠拠点等の位置はここでおk?
A島の直径はどれくらいと思う?
…考えたらこれくらいしかないかw
- 424 :名も無きリスナー:06/08/21 20:42:24 ID:???
- >>423
距離については明確にしないで、一日で一周出来るとか曖昧で良いと思う
- 425 :名も無きリスナー:06/08/21 20:46:42 ID:???
- >>424
了解^^
大きさに関してはある程度の共通意識が欲しいので。
- 426 :名も無きリスナー:06/08/21 20:49:40 ID:???
- てか、どう考えても「小漫湖」は池だよなwww
- 427 :名も無きリスナー:06/08/21 20:51:19 ID:???
- 地底に「大漫湖」があるかもしれないじゃないかw
- 428 :名も無きリスナー:06/08/21 22:09:41 ID:???
- 大陰渓をつくればよい
- 429 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/21 23:04:02 ID:???
- 誰か話進めてくれw
書きたいけど、俺はもう結構動いてしまったから書けねぇ
- 430 :名無しサンプリング@48kHz :06/08/21 23:07:45 ID:xCQLAjNk
- 地図をもう少しシンプルにしてみました。一応これで完成かな?
http://www.usamimi.info/~hama1215/cgi-bin/up/img/up0220.jpg
参加者はどこにいるか書いた方がいいのかな?
もし、追加の建物等があるのなら場所も含めて文中で入れて下さい。
こっちで追加しますので。
んじゃ、長々と失礼しましたーノシ
- 431 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/23 20:03:49 ID:???
- 俺の位置は、影瑠拠点を出て道なりに南に走ったのなら、灯台って事になるわけか。
- 432 :4 ★:06/08/23 20:05:01 ID:???
- と言う事は・・・俺と軍師は鉢合わせって事になるのね・・・
- 433 :名無しサンプリング@48kHz :06/08/23 20:43:05 ID:???
- >>431
てっきり道を無視して真南に行ってると思ってたwwwwww
>>432
お、何か面白そうな予感wktk!
あ、ちなみに自分は小漫湖の近くE-04にいるって事でヨロ^^
- 434 :で< ´つ`>:06/08/23 21:07:56 ID:???
- そういや、禁止エリアも原作同様に設定されていくのかな?
- 435 :名も無きリスナー:06/08/23 21:23:40 ID:???
- 本当は定時放送とかもあるはず。
まぁ、今は皆の話の投下を待つしかないね。
- 436 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/24 01:08:32 ID:???
- |д゚)海沿いの茶色いとこって海岸だよね?
今のところC−6とC−5の中間辺りにいます(歩いてるから
- 437 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/25 20:37:33 ID:???
-
『人の中の3視点A-やっと一人-』
[前回までのあらすじ]
>>112-113
以上
どこからどう見ても恐らく誰が見ても清涼菓子である。
振ってみても、シャカシャカと粒がぶつかり合う音が聞こえるだけだ。
と、振ってから不用意に振ったりするのは危険だと気づいた。
やってしまったのは仕方ない。
「武器」として渡されたのだから、開けてすぐ爆発、ということはないだろう。
とりあえず開けてみる。
・・・予想通り、予想通りであってほしくなかったが、白いタブレットが見えた。
食品であることから、まず思いつくのは毒だ。
毒となると、使用法がかなり限られる。
親しくなって食事に混入するくらいだろうか。
「何を考えてるんだ、俺は・・・・」
板住人と協力して影瑠を倒すのが目標な俺が、そんなことを考えるのはマイナスにしかならない。
ここはプラスに考えよう。
タブレットを一つ取り出してみる。
特に怪しいところはないが、これが毒ではないという保証もない。
影瑠はどうしてこれを俺に渡したのだろうか。
「・・・・アナリスク?」
俺とフリスクで思いつくことといったらアナリスクである。
別に好きでやっていたわけではないが。
というと、コレを然るべき場所に入れろということだろうか。
「・・・・」
それは流石に抵抗がある。
アソコというと水分が少なからずあるわけだから、水と反応して何かが起きるのかもしれない。
早速、地面にタブレットを置き、水をたらして10mほど離れる。
・・・・何も起こらない。
一応、しばらく近づかないでおくが、何も起きない気もする。
- 438 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/25 20:38:30 ID:???
-
エモノが何か分からない状況で動くのは危険だとは思うが、ここに留まっていたほうが危険だ。
そう考えたのだが、この暗闇で明かりをつけて歩くのは自殺行為。
幸い、月明かりである程度の視界はある。
建物のほうに目を向ける。すると建物から出てくる人影が見えた。
逆光気味で顔がよく見えない。
こっちに来るようなので、物陰に身を潜め、覗くようにして顔を確認する。
・・・・ベイダーだ。
歳も近く、面識もそこそこある。会ったのも昨日(?)が初めてではない。
影瑠板でもわりと気が合う一人だった。
『君達の中にも俺達の仲間がいるからな』
・・・・この言葉が脳裏を過ぎったが、ベイダーに限ってそんなこともないだろう・・・・。
どう声をかけていいものか・・・・驚かせるのはあまりよくない。
先回りして道の真ん中に立つのがいいだろう。
というわけで転ばない程度に早歩きをしたが、足音は消せなかった。
「だ、誰かいるの?」
気づかれた。仕方が無いので普通に名乗り出る。
「ああ、驚かせてごめん。人の中の3だよ」
ベイダーは俺の声に一応安心したようで、草むらから出てきた俺を見ると笑顔を見せた。
「・・・・大変なことになったね。まさか影瑠さんがあんな人だとは思わんかった」
「うん・・・・でも、何かのギャグ、だったりしないかな」
それは希望的観測という奴だ。
俺もそうであってほしいが。
「ともかくバラバラになるのは不味い。早いとこ同志を集めないと」
「え?何するの?」
ああそうか、まだ言ってなかったな。
- 439 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/25 20:40:28 ID:???
- 「・・・・あの建物を、制圧すればいいんじゃね?」
少し茶化して言った。
「それで仲間か・・・・」
ベイダーは少し考えているようだ。
「それより、この首輪がどうにかなれば、この島を脱出することもできるんじゃないかな」
なるほど、それがあったか。
「外せればいいんだけど、工具もないし、安全に外せる保証もない・・・・でもネジ穴はあるみたいだから分解はできると思う」
「そっかー・・・・」
その時、連続した銃声のような音が遠くのほうから聞こえた。
俺とベイダーは、一瞬ビクっと体を震わせる。
「・・・・ここも危ないね。どこか休めるところを探そう」
「そうだね・・・・」
俺達は地図を取り出し、薄い月明かりの中で進む方向を決めた。
俺は、そのことを後悔することになる。
『-やっと一人-』 END
(距離感が全くワカンネ・・・・)
(いまんとこ、D-06の真ん中からちょっとはずれたあたりにいる予定です)
(今後の展開が容易に予想できる糞文章バンザーイ)
- 440 :で< ´つ`>:06/08/25 20:58:23 ID:???
- おつおつ
それはそうと、拠点は真っ先に禁止エリアになるから制圧とか無理じゃね?
- 441 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/25 21:04:30 ID:???
- へ?真っ先に禁止エリアになるの?
影瑠が>>215であー言ってたし、禁止エリアになったら影瑠が死ぬ確率はほぼ0パーセントになると思うんだが
- 442 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/25 21:04:57 ID:???
- ・・・・と、これ以上言っちゃうとネタバレになるからあうあう
- 443 :で< ´つ`>:06/08/25 21:22:47 ID:???
- んにゃ、原作通りだと…という事ね
でないとまっさきにかげるさんが殺されて物語は終わるでしょ
そこら辺の設定ってどうなってる??
- 444 :名も無きリスナー:06/08/25 21:24:40 ID:???
- 何もかも決まってない、というか決めてない
- 445 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/25 21:25:27 ID:???
- 相手は銃器を持ってるから少人数での攻略は難しい、しかし仲間の中に影瑠の仲間がいるから仲間集めが難しい・・・・という認識な俺
- 446 :で< ´つ`>:06/08/25 21:25:40 ID:???
- 要するに書いたモン勝ちって事かw
- 447 :名も無きリスナー:06/08/25 21:28:50 ID:???
- 原作どおりに進むわけじゃないんだから、話を進めていく中で設定ができたらいいと思うんだけどなぁ
- 448 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/25 21:29:28 ID:???
- そして原作を知らない俺
- 449 :4 ★:06/08/25 21:30:34 ID:???
- まぁ、俺も原作は知らない
劇場版みたぐらいだ。
- 450 :名も無きリスナー:06/08/25 21:31:03 ID:???
- 俺漏れもwwwwwwwwwww
原作どころか映画すら見てねえwwwwwwwwwww
- 451 :名も無きリスナー:06/08/25 21:31:09 ID:???
- 原作どおりってのは殺し合いゲームってとこだけでいいと思う
禁止エリアはなくても問題は無い気がするけどなぁ
- 452 :名も無きリスナー:06/08/25 21:32:12 ID:???
- 原作しらないおーヽ(^ω^)ノおっおっおっ
- 453 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/08/25 21:52:52 ID:???
- 複線はいくら張っても問題ないと思う
消化しきれなくても、または自分の考えにそぐわない消化のされ方でもそれがリレー小説のいいところだし
- 454 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/25 22:13:37 ID:???
- 書いたら長すぎワロタ
- 455 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/25 22:22:43 ID:???
- 『UMA視点B―動き出す時』
さて。
ようやくここが島であるということに気づいた俺。
地図があることをわかっていながら今まで地図を見てなかったのは流石俺って言ったところだろうか?…自分が嫌いになりそうだよまっ
たく。
とりあえず現状確認すると、ここまで鼻歌歌いながらただただ歩いてきた。
持っているものは役に立つのかどうかもわからんものばかり。
すぐに殺す殺されるなんていうことになると思ってないってのはまったく変わらないけれど。
…正直なところ誰かに殺されなくたって死ぬぞ俺すぐ。
「サバイバル経験とかないもんなぁ…キャンプとかもしたことほとんどねえし」
なんかハチとかに刺されてどうしようもなくなって死ぬとかありそう。シャレにならん。
「そう考えると病院に行くべきなんだろうなぁ」
そう言って俺はもう一度地図を眺める。
「地図上にあるのは…」
まず島の名前が影瑠島。きいたことすらない。正式名称ともかぎらないんだろうけど。
そして神社。おみくじとか引くの好きなんだよなぁ…神様とかどうでもいい人なのにね俺。
んで影瑠山。…標高はちょっとわからない。火山とかだったら嫌だなぁ…
小漫湖…
「アハハ!らしいっちゃらしいネーミングだなぁ」
まったくこういうところは普段どおりだなホント。
昆虫研究所なんていうのもある。多分ここにいけばブラホと合流できるんだろう。それに関しては自信がある。
「しっかし統一性のない建物群だこと」
民家などもあるんだろうか?もしかしたら人が住んでいたのかも知れない。
- 456 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/25 22:23:25 ID:???
- 「問題は」
病院、灯台、そして…
「ホテル…だな」
鼻歌歌いながら歩いているとはいえやっぱり家には帰りたいものだ。
拉致までされてる。多分ある程度までは、もしかしたら全部影瑠の言葉は本気なんだろう。
っていうことはやっぱり必要なのは現状の打開なわけだよね。
やっぱ考えなけりゃならんわけだよ。
――これからどうするのか。
「さーて」
鼻歌を再開する。
三つの建物が注意にとまったのには一応理由がある。
病院に注意がとまった理由はただ一つ。最初に向いた自分の思考。
病院にあるものがほしいというのは恐らく皆考える。そして最初に病院に行く人は普通に考えれば多いはず。
いろいろな人と合流したいと考えるなら病院に行くのは得策な様な気もする。
しかしやはりそこには問題がある。
恐らく影瑠の味方も多く集まるはず。…というか絶対いる。
基本的に俺は皆を信じてるというのには変わりは無いけれど恐らく影瑠の言っていることは本当だと思う。
そもそもそうでなけりゃこんなこと成立するはずもない。
だからもしかすると人が一番集まる代わりに一番お互いに信用できない場所になる可能性が高い。
疑心暗鬼になりながら仲間と接するのは正直嫌だ。まぁそこが恐らく影瑠の狙いなんだろうけど。
気楽には行くけれど最低限の注意はしなけりゃでしょやっぱし。
- 457 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/25 22:24:22 ID:???
- 灯台に関してはこれはもう簡単な話。
とりあえずここには以前人が住んでいたんだろうという推測が立つということ。
…一般人かどうかがわからないのが微妙なセンなんだけどなぁ…個人所有だと言われりゃそれまでなんだし…
それ以上に大きな理由としてはあれだ、俺の住んでいるところに灯台があるから単に目にとまっただけという…
「〜♪」
鼻歌でごまかしても駄目だよなぁ……それ以前になんで誰もいないのにごまかす必要があるのかというところなんだけど。
「〜♪……ふぅ」
すげーマイペースだな俺。
……あぁもうそんなことはどうでもいいんだよ!!
最後にホテル。多分俺の考えだとここに行くのが最適。
それは間違いないんだけど…
「事故と合流できない可能性高いよなぁ」
でもまぁ…
「どこ行ってもそんなかわらないわな、途中で会えればそれでいいじゃない!」
そういう事だ。
幸いなことにむやみに進んでいたのに方向はホテル。
運のよさに小踊りでもしたい気分。もちろん鼻歌必須。
「よっしゃー!」
行き先は決まった。
廃ホテル。とにかくもうそれしかない。
やっぱり鼻歌と共に俺は歩いていくのだった。
- 458 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/25 22:26:22 ID:???
- さてホテルホテル
一緒に行く女の子がいないよ(´・ω・)?
- 459 :名も無きリスナー:06/08/25 22:31:05 ID:???
- あたいあたい
- 460 :名も無きリスナー:06/08/25 22:34:15 ID:???
- あちしあちし
- 461 :卑のヲンナ ◆die/ODwNMw :06/08/25 23:08:05 ID:???
- アタシよぉぉぉぉぉ!!!!!
- 462 :名も無きリスナー:06/08/25 23:08:54 ID:???
- オレオレ
- 463 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/26 04:32:00 ID:???
- >>461
はよかけw
- 464 :なすーん:なすーん
- なすーん
- 465 :名も無きリスナー:06/08/26 23:44:47 ID:???
- 時計の針は10時半に近づいている。
最初にTEKKONがこの部屋を出てから30分ほどになろうか。
一人、また一人とロッカーの中のデイバックを抱えて夜の闇へ消えていく。
今この部屋にいるのは兵士二人を従えた影瑠。
そして、俺を含めて三人のオフ会参加者。
「次、NachtKraeheさん。」
俺の隣に座っていたナハトさんが名前を呼ばれ、立ち上がる。
ナハトさんはロッカーの鍵を受け取り、ニヤリと笑みを浮かべると
そそくさと立ち上がり、この部屋を後にした。
次が俺の番か?
名前を呼ばれた瞬間、俺たちは否応なしにこの殺し合いゲームの場に放り出される。
二度と日常へは戻れないという現実を認識しなければならなくなる。
その瞬間が永遠に来なければいいのに。
そんなことを考えながら最後に残ったゆんぼーさんと顔を見合わせる。
そして、名簿を持った兵士が、最後から二番目の名前を読み上げた。
「次、ゆんぼーさん。」
最後から二番目の参加者はゆんぼーさんだった。
どうやら俺が最後らしい。
ゆんぼーさんはロッカーの鍵を受け取ると、
不安げな表情でトボトボと出口へ歩いていった。
そして…
「次、Rboy03さん。」
俺の名前が呼ばれた。
- 466 :名も無きリスナー:06/08/26 23:58:27 ID:EGqxrqYd
- スプリクトの所為でえらい沈んだなwww
- 467 :名も無きリスナー:06/08/27 00:09:05 ID:/vSpevTi
- >>458
「う〜〜女の子女の子」
いま女の子を探して全力疾走している俺はオフ会に来たはずの
ごく一般的な影瑠板住民。
強いて違うところをあげるとすれば
みんなで殺し合いをしてるってとこかナ――
名前はUMA。
そんなわけで海辺にあるこの廃ホテルにやってきたのだ。
ふと見ると、ホテルの前のベンチに一人の若い男が座っていた。
「ウホッ!いい卑姐…」
そう思っていると、突然卑姐さんは俺の見ている目の前で
デイバッグのファスナーを開けはじめたのだ…!
- 468 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/27 00:12:48 ID:???
- >>467
ちょwwww
これはあれかwww
この続きからかけということかwwwww
さすがリレー小説・・・・恐ろしいものの片鱗を見たぜ・・・・
- 469 :NachtKraehe ◆whbT60wdRo :06/08/27 00:17:54 ID:/vSpevTi
- リレー小説ってこわーい
- 470 :名も無きリスナー:06/08/27 00:38:56 ID:???
- これは…大丈夫か?wwwww
- 471 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/27 00:47:20 ID:???
- 余裕…でもないけどwwwww
- 472 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/27 01:18:23 ID:???
- 『UMA視点D―目的の在処1』
「ファスナーを開け始めた…」
ウホッ…
「………なんてやっている場合じゃないよなぁ…」
目の前には卑姐。
人があまり来ない確立が高そうな建物を目指したつもりでいた。
あまり人が多くなると疑心暗鬼の起こる確率が高すぎる。だからこそ人の来る確立が
低そうなこの建物を選んだ。
…まぁ確立的に低いというだけだしそれは理由の一つ、それも一番小さなものにしか
過ぎないんだけれども。それでもまさか着いたとたんに人に会うとは正直なところ思っ
てはいなかった。
でもまだ俺を含めて二人。
入り口であれだけ堂々と何かをやっているんだから少なくとも卑姐さんよりも後に
人が来たというのは考えにくい話ではある。
そう考えると状況は悪くない…よね…?
そう信じるしか俺にはないわけだけどさ。
そうすると今考えなきゃいけないのは俺がこれからどう行動するかだよね。
「えと…」
卑姐さんに聞こえないようにつぶやくととりあえず俺は卑姐の行動を少し見てみる
ことにした。
卑姐はデイバックのファスナーを開け何かを取り出そうとしている。
周囲に特に注意を払っているようには見えない。何か話しているようにも見えない。
…とりあえず誰かに連絡を取っているとかそういう話は無い様だ。
現在見ていてわかるところはこんなところかな?
この少ない情報で俺はどう行動するのかを決めなきゃならないわけで。
それは結構難しいことのように感じられるのはきっと錯覚ではない。
- 473 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/27 01:18:37 ID:???
- そもそも。
ここに来ることを決めてから今に至るまでが悪かった。
ホテルに来ると決めたのはよかった。それしかなかったのだろうし。
でもそっからが問題だった。
ホテルって書いてあるけどもしかしてラブホじゃないよな?とか、
ラブホって女の子と一緒に行くものだよな?一人じゃ寂しいよな?とか、
それじゃ女の子を捜せば良いんじゃね?とか。
挙句の果てには鼻歌の歌詞が『女の子〜♪』に変わる始末。
緊張感のなさはやっぱり健在だった。…あほすぎて自分が嫌になる。
ただまぁその状態で結局何もなくここまで着いたっていうのはやっぱり運が良かっ
たよなぁと思う。事故に会えなかったというのは正直残念だが。
なんだかんだ言ってもこのオフ会に集まった影瑠板住民の中で一番信用できている
のは事故だというのは事実である。
とりあえず一度リアルで会ったことがあるというのはでかかった。
何度も一緒にラジオをやってるし、いいやつだっていうのはわかってる。
……そういう意味ではなぜ影瑠がこんなことをやっているのかは正直理解できない
問題なんだけど。
それでもやはり一番最初に合流しておきたいのは事故だった。
それにちょっと引っかかることが多すぎたから…この事態は。
なんとかして家に帰りたいものだ。
- 474 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/27 01:19:03 ID:???
- そんなことを考えているうちに卑姐さんがデイバックから目的のものを探し当てた
ようだ。
結局とりだしたものは水。のどが渇いていたらしい。
「ゴクゴク……ふぅー」
俺の耳には卑姐さんが水を飲む音が聞こえてくる。
足元にデイバックおいて、実においしそうに水を飲む卑姐。やっぱり警戒している
様子とかは無い。
……俺も水飲みたくなってきた。
水を飲み終わった卑姐さんはデイバックに水をしまうとそれを肩に背負う。
恐らく卑姐さんもホテルの中に入るつもりなのだろう。
俺は行動を選択しなければならなかった。
卑姐さんにはトナメ時代からお世話になっていた。
あのキャラクターに元気付けられたことが何度あったかわからない。
トナメが終わってからも楽しくやってくれた仲間の一人。
ラジオのトークも好きだった。
…やっぱり声、かけるべきだよな。話し相手はいたほうが絶対楽しいし!
この状況打破する仲間としてはいい人だと思う。
そしていろいろと考えていることを話せるはず。
だから俺は。
「卑姐さ〜ん!UMAですー!」
声をかけることにした。
- 475 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/27 01:20:47 ID:???
- とりあえず>>467をUMACだと思ってUMADにしてみた
卑姐とこの後どうなるのかねぇ。
まったく考えてないぞ俺。
ホテルに行った理由は正直そんな深い理由じゃないんだけどね
- 476 :放送事故 ★:06/08/27 01:35:59 ID:???
- 暗い
こんなところに誰がいるというのだろうか
いて欲しいとは思う
だが……
「何かおったら怖いっちゅーねん」
恐怖を紛らわすためか、大きな独り言となる
「はぁ……怖がりなん忘れとったわ」
事故は病院の前に座り込んでいた
ここで待っていても誰か来るかもしれない
待つか?
……!
遠くで銃声が聞こえた気がした
座っている場合じゃない
動くって決めたばかりだろ
- 477 :放送事故 ★:06/08/27 01:36:27 ID:???
- それにしても、怖い
ここにいても怖いが、病院に入るのも怖い
前門の虎後門の狼とはこういう状況か
「虎穴にいらずんば虎児を得ず、いい人がおればいいなぁ……」
病院に足を踏み入れながらつぶやく
「あー、やな感じする……こういうとこ絶対近づきたくないのに」
自分の「やな感じ」は当たらないことをわかっていながら
つい口に出してしまうのはぬぐいきれない恐怖心のせいだろう
さて、どうやって人を見つけようか
病院内はこの小さな島に似合わない広さがある
隠れるスペースもある
闇雲に探すのは得策とはいえない
出てきてくださいと言ってみたところで出てくる奴などいないだろうし
自分の位置を相手に知らせることになるのも不安だ
荒れてこそいないものの、静まり返った病院というものは不気味で仕方がない
埃臭さが鼻に付く
ざっと見回ってさっさと出よう
誰もいないとしても何か武器になるものはあるかもしれない
それに、役に立つ薬品は少なからずあるはずだ
仲間が得られなくてもそれくらいのものは手に入れておきたい
- 478 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/27 01:41:24 ID:???
- 病院に行くのが正解だったのか(´・ω・`)
いつか事故と合流してみせるよ!!
- 479 :放送事故 ★:06/08/27 01:42:37 ID:???
- その前に俺は死んでしまうかもしれない!
- 480 :名も無きリスナー:06/08/27 01:43:04 ID:???
- ああぁ、UMAと事故が正反対の道へ・・・(´・ω・`)
- 481 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/27 03:36:29 ID:???
- -放浪軍師- 道具整理
放浪軍師「・・・ん?ココ何処?」
体を起こして周りを見渡す。
・・・そうか、俺はココで寝てたんだったな。
体力は・・・万全とはまだ行かないらしい。
張り紙効果で暫くは安全だろうし、まだココでのんびりしておくか。
さて、体はゆっくり休めるとして、そろそろ頭は動かしておこう。
まず俺の配布武器を確認しておこうか。
横においてあるバッグを寝転んだまま空ける。
入っていたのは、食料と水3、空ペットボトル1。
そして何か怪しげな箱…中には…
放浪軍師「・・・ギャルゲたん仕様爆弾??なんやこれ」
同封してあった解説書に眼を通す。
- 482 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/27 03:38:03 ID:???
- みんな強い武器もちすぎなんです><
殺傷能力武器なしの俺はどうすればいいんですか<>
- 483 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/27 03:38:04 ID:???
-
------------------------------
軍師さんの武器には私特製の爆弾ですよ?
でもこの爆弾は普通の爆弾じゃありませんです。
軍師さんならこの爆弾の効果…すぐわかるハズですよ?
__ _., 、o.。+,
. '´ ヾ ヾ;※●~*
「'i iノノノキi /ゞ+☆゚’'
んIiャ(l ^ヮノリ/ ./ )'´`
ノ! リriつつjゞ じゃあ、軍師さん。頑張るですよ♪
( ( /ルケ,`ノ
/_,,..ノj〉
~~~~~~~
------------------------------
普通の爆弾じゃない?俺ならすぐわかる?
…なるほど。アレか…。
サンキューギャルゲたん!
殺傷能力のある爆弾なんかより、俺にとってこの爆弾は最高の武器だぜ!
【放浪軍師 武器 ギャルゲたん仕様爆弾4個】
- 484 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/08/27 03:38:34 ID:???
- 殺傷能力ないのか!!
- 485 :放送事故 ★:06/08/27 03:39:12 ID:???
- >>482
まだ殴ればいいじゃない
俺もっと役に立たないんだぜ?
- 486 :名も無きリスナー:06/08/27 03:42:35 ID:???
- ギャルゲ…爆弾…
もしかして「ときメモ」のアレか?wwwwww
- 487 :ゆんぼー ◆YUNboJPYig :06/08/27 07:42:07 ID:???
- 『ゆんぼーの場合-たいぎい-』
今日は、影瑠主催の影瑠板のオフ会に来たはずだった・・・。
だったはずなのだが、周りには板の面子の他に軍人みたいな格好をした奴らが数人銃を持って影瑠を囲むように並んでいた。
おかしいなと思いつつ、影瑠が口を開いた「殺し合いをしろ」と一瞬聞き間違いかなと思いつつ回りの人に聞いてみたが聞き間違いではなかった様だ。
影瑠の発言でどよめく人間は居なかった、どよめきを無視しつつ影瑠は話を続けた大まかな説明を終えた
後に、それぞれに武器と物資の入ったロッカーの鍵が渡されて行く
「俺は最後から二番目か・・・」
鍵を渡され不安に思いながらロッカーのある階段へと下りて行くロッカー前に立つと鍵を使って開けたガチャッ・・・。
ロッカーには、黒いバットケースの様なものに入れられていた予想ではライフルか?と思い少し期待しながら中身を見たその瞬間落胆した・・・。
「これは、何かの間違いか?」中に入っていたのは全くの見当違いのモノだった。
「デッキブラシ?これで床でも磨けってか?殺し合いするのにこれかよ・・・。」
ため息が出たしかし、これで生き抜く算段を考えなければならないとり合えず他の物資の中身を確認した
「コンパスとエリアマップと数日分の食料とペットボトル3本」
「さて、どうしよっかねぇ・・・こんなもんじゃ殴打程度のダメージだろうしせめて物資の中にサバイバルナイフくらい欲しかったな・・・。」
まぁ、考えてもしょうがないので荷物を持って集合場所へ行く。
不安はないと言えば、嘘になるが殺らなければこちらが殺られてしまう・・。
それにしても、初対面の人間同士でいきなり殺し合いをさせられるとは思いもよらなんだ。
とりあえず、移動して森の茂みに潜む事にした。
数分後・・・「たいぎいのぅ・・・」ふとそんな独り言が出る流石にうつ伏せのまま緊張状態で静止しているのは相当疲れる。
「しかし、広島からわざわざ来たのに殺し合いせぇってどうしろいうんよブチたいぎいわ全く・・・。」
当分こんな独り言が続く、だが我に返る独り言は禁物だという事に敵にこちらの位置を気付かれてしまうので内の中で呟く事にした。
これなら、野球観にいっとけばよかったな・・・しかし、後の祭りこの戦いを生き抜くほかに術はないのだ。
文才無いのでこんなのしか書けませんorz
おかしいトコあれば遠慮なく修正しちゃって下さい('A`)
- 488 :なすーん:なすーん
- なすーん
- 489 :名も無きリスナー:06/08/27 15:43:12 ID:mgUfQO3a
- 期待age
- 490 : ◆6464Q.3rTs :06/08/27 15:47:12 ID:???
- 『宣伝野郎視点@−ログ取得面倒すぎて頭来た』
闇の中を歩く男がいた。
彼の名前は宣伝野郎。普段は影瑠板で名無しとして活動している。
コテハンを付けるとしてもそれは宣伝をする時だけ、
任意IDをいい事に裏で宣伝をしている。
「しっかしなんだってこんな暗闇の中独りで歩かなきゃいけねぇんだよ。」
宣伝は漆黒の闇の中昆虫研究所へと向かっていた。
とりあえず人が来そうな所、そこで誰かに会おうという算段だ。
「こいつがあれば誰がいようと大丈夫だろ。」
そう言って不敵な笑みを浮かべる宣伝野郎の右手にはリボルバーが握られていた。
「残り6発、1人でも多く殺してより強力な武器を奪えばOKだな。」
自分が生き残る事しか宣伝野郎の頭には無かった。
自分さえ良ければ後は気にしない、そんな思考回路を持つ人間であった。
「とにかく誰かいたら不意打ちで…」
その時、宣伝野郎の背中に激痛が走った。
「ぐああああああああああああああああ」
宣伝野郎は急遽として自分の身に起きた出来事を、理解できなかった。
えもいわれぬ恐怖の中、後ろを振り返るとそこにはよろずやがいた。
- 491 : ◆6464Q.3rTs :06/08/27 15:47:21 ID:???
- 「ちっ、これぐらいじゃ死なないか。」
よろずやの右手に装着した鉄のツメから宣伝野郎の血が滴り落ちる。
不意打ちをするつもりが完全に不意を突かれてしまった。彼は目の前の光景に怯えるしかなかった。
「くっ…な、なんだよお前!!いつの間に…!!」
「どうでもいいだろ、そんなこと。」
そう言うとよろずやは宣伝野郎の懐へ一直線に向かって行った。
「…!!女だろうが関係ねぇ!!殺してやる!!」
宣伝野郎は走り来るよろずやに狙いを定めリボルバーの引き金を引く。
銃声が森の中に響く。しかし銃弾はよろずやの頬を掠めるだけであった。
そして次の瞬間、宣伝野郎の左腕が宙に舞った。
「ぎゃあああああああああああああああああ!!!」
「…いちいちうるせぇな、黙れよ。」
よろずやはそう言うと左手に持った聖なるナイフを構え直す。
「なんだよこれ!?どうなってるんだよ!?」
宣伝野郎は地面に転がる自分の左腕を見て今の状況を理解する。
『このままでは確実に殺される。』
- 492 : ◆6464Q.3rTs :06/08/27 15:47:26 ID:???
- 「次で終わりだ。」
再びよろずやが宣伝野郎の懐へ走りこむ。
「く、くそおおおおお!!死ね!!死ねえええええ!!」
宣伝野郎は叫びながらよろずやに向けて発砲する。
だがしかし、両手で当てられなかった銃弾が片手で当てられるはずも無く、
宣伝野郎の撃った銃弾は森の中に消えていった。
そして次の瞬間、よろずやのナイフが宣伝野郎の脾腹を貫いた。
暗闇の中に鮮血が飛び散った。
「がはっ…こんな…所で…く…そ…。」
宣伝野郎は崩れるように地面に倒れこんだ。
「殺すだの死ねだの口だけでうるさい男だったな。」
よろずやはそう言うと宣伝野郎の手からリボルバーを奪い取った。
「残り4発か…まぁいい。」
よろすやはナイフに付いた宣伝野郎の血を拭い取り、昆虫研究所へと向かって行った。
宣伝野郎:死亡
- 493 :名も無きリスナー:06/08/27 15:50:38 ID:???
- よろずやコエーーー!!!!!
そしてGJ!!!!!wwwww
- 494 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/08/27 18:21:41 ID:???
- 初の死者キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)人(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!
めっさ怖いな・・・
- 495 :携帯朧月:06/08/28 01:13:28 ID:???
- 仕事中人が来ないことをいい事に
執筆すんのは俺だけで十分だ
帰ったら推敲してうpします>ω<
- 496 :名も無きリスナー:06/08/28 01:49:45 ID:???
- wktk!
- 497 :宣伝野郎:06/08/28 05:20:19 ID:jcHLim4G
- http://www.muryoudeaide.com/mobaile3.html
こんなすごいサイトを見つけました!
皆さんだけですよ〜
↓ ↓
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- 498 :名も無きリスナー:06/08/28 10:04:18 ID:APaJip+Y
- またか
- 499 :朧月 ◆CMupROGETU :06/08/28 10:05:14 ID:???
- まただね…
正直やる気も半減だけど言った以上はうpるよー
- 500 :朧月 ◆CMupROGETU :06/08/28 10:19:55 ID:???
- 朧月の場合A 僥倖
幸運は、重なってやって来るものだ。
ずしりと重いマッピングシステムを手に、朧月はそう実感した。
胸のもきゅーマークこそ情けないが、Tシャツが緑色であることは草木の茂る森林地帯に措いて功を奏していた。
周囲の藪に溶け込むように、低い体勢でゆっくりとマッピングシステムの指し示す場所へと向かっていた。
影瑠の──いや、影瑠自作と思われるマッピングシステムの言う「ジョーカー」まであと数メートルという所まで迫った時、
手元の機械からベルの音が鳴り響いた。
「!?」
朧月は咄嗟に腹這いになり、周囲を伺った。マッピングシステムを確認するが、近くに赤い点……「プレイヤー」は確認されなかった。
口に入った土を唾といっしょに吐き捨てながら、ゆっくりと中腰になり、腹や足に付いた枯葉や泥を払いのけた。
「ったく、いきなり何だよ! 誰もいなかったから良かったものを……って、あれ?」
マッピングシステムの画面から、緑の点がひとつ消えている。
それは朧月が目指している点ではなく、最初に見送った緑の点だった。
先ほどのベルの音は、それを知らせてくれていたのだ。
緑の点があった場所に重なるように輝く赤、その横には「MARESUKE」と記されていた。
「まれか……アイツは結構危険だなぁ……何を掴んだにせよ、あまりつっつきたく無いもんだ」
殺戮の宴とも言えるこのパーティを二次会とするならば、あのオフ会は一次会となるのだろうか。
ともかく、最初の宴会の時からこうなる事を知っていた朧月は、オフ会参加メンバーを観察していた。
朧月の見立てでは、半数近くは「殺し合いを回避し、適当に誰かとつるみそうな奴」や
「殺す事が出来ずに結局殺されてしまう奴」だったが、中にはコイツとサシで当たれば死ぬ、と感じさせる人間が数人いた。
まれすけはその少ない「天敵」の一人だったが、彼は一体何を手に入れたのか。そしてどう動くのか。
情報が無い今となっては、もはや正体不明の化け物にしか思えなかった。鬼に金棒とは良く言ったものだ。
「とにかく、まずは俺自身に武器が無ければどうにもならんよなぁ……っと、ここか」
- 501 :朧月 ◆CMupROGETU :06/08/28 10:20:28 ID:???
- そこには、巨大な木が聳え立っていた。樹齢数千年クラスの巨大な杉の木だった。
話が話なら、大中小三匹の化け物の棲家へ通じていそうな大きな空洞が空いており、何かを隠せそうな場所はここだけだった。
「ま、何か隠すならここだぁな、っと。あらー?」
朧月はバッグにマッピングシステムを仕舞うと、ひょいと首を伸ばし空洞の中を伺った。
初めは暗くてよく見えなかったが、段々と目が暗闇に慣れてくると、自然物とは別の、明らかに四角い箱があることが分かった。
「やーれやれ、影瑠もとんでもない所にジョーカーを落っことすもんだ」
それほど深い位置に置かれている訳でも無かったが、かなり重めの木箱を持ち上げるのはやはり骨の折れる作業だった。
やっとの事で大木の虚から運び出した箱の外観をぐるりと眺めると、偉そうに存在感を主張している南京錠が目に入った。
「鍵か……そんなの、俺持ってないしなぁ……うーん……木箱……あ」
開かない箱を前に朧月はひとしきり考えるように顎をさすっていたが、突然手をぽん、と叩き、
再びバッグからマッピングシステムを取り出すと、あたりに誰も居ないことを確認し、そして
「っせーの、せっ!」
重い木箱を頭の上に持ち上げると、巨大な杉の木に、力いっぱい投げつけた。
凄まじい音があたりに響いたが、木箱は見るも無残に砕け散り、中身を顕わにしていた。
「鍵より弱い材質の箱に入れとく方が悪いんだ。開けられないなら壊せばいい……発想の逆転であるね」
箱の残骸を大方足で払いのけると、そこには黒いナップサックだけが残っていた。
やはり、幸運は重なってやってくるものだ。
朧月はナップサックの紐を掴むと、来た道を戻るように駆け出した。
近くには誰も居なかったが、あの轟音だ。どこまで響いたか分かった物ではなかった。
現に、名前を確認する暇は無かったが、ジョーカー跡地に向かっている赤い点もいくつかあるようだった。
お宝を確認している間に後ろからバン、では余りにも情けない。
自らまとめて持っていきやすい形になってくれていたのは、まさに幸いだった。
やがて湖にほどなく近い辺りまで逃げおおせた所で、朧月はようやく腰を下ろした。
思えばこのゲームが始まってから走り通しだった。そろそろ体を休めねば、「来る時」に動けなくなってしまう。
それだけは、避けたかった。
「はぁ……はぁ……こ、ここなら問題ないだろう……」
弾む息をなんとか抑え込みながら、黒いナップサックの口を開けた。
- 502 :朧月 ◆CMupROGETU :06/08/28 10:24:14 ID:???
- 中には、黒光りのする拳銃らしき物が2つ、入っていた。
よくゲームなどで見かける、名だたる軍隊や警察の標準装備。ベレッタM92Fと呼ばれる、それであった。
ナップサックをひっくり返し、上下に揺する。何かがばさばさと複数落ちた音がする。
朧月は、落ちた「何か」を一つ一つ手で確認していった。
替えのマガジンが2つ。あと、いくつ入っているのか分からないが、厚紙で出来た箱にぎっしり入った拳銃の弾。
──そして、カードケースに収められた3枚のカード。それがこの黒い福袋の全容だった。
「このカードは何じゃろな……いんせくと・らぼらとりー……虫研究所? Bセクションのカードキー……と、こっちはロッカーか……」
虫研究所。それに近い名前の施設があった事を思い出し、朧月は今日何度お世話になったか知れないマッピングシステムをチェックした。
昆虫研究所付近では、いくつかの赤い点を確認できた。さらにそこへ向かう二つの点。
一つはよろずやであったが、もう一つを確認しようとした時、その点は消滅した。
最初の死亡者となった(と思われる)赤い点の名は、「宣伝野郎」と表示されていたが、点の消滅と同時に画面から消えた。
「なんだ、宣伝野郎か……俺の見立てだと……えーと、そんな奴いたっけか?」
あの宴会を思い出す。事故、UMA、3ちゃん、まれすけ、カワイソスな軍師、色白、卑姐……
一人一人ランク付けとともに思い出して行くが、どうも思い出せない。
「ま、どうでもいいか。記憶に残らないような奴だったって事だろう。どうでもいい奴が一人死んだくらい、取るに足らん出来事だが……」
だが、初めての死者が出たことに変わりは無い。
そして、初めての死者を出した「殺人者」が他の標的へ向かっていることに間違いはなかった。
予想外ではあったが、これはいい誤算だった。まだしばらく膠着すると思われていたが、こうも早く動き出すとは。
運命の歯車と言うヤツが、埃を払いながら音を立てて動き出すのが目に見えるようだった。
「そういや、残りの一枚のカード、何だっけ?」
朧月は残された最後の一枚──どう見えもハイウェイカードにしか見えない磁気カードをぺらぺらと振ったり、裏返したりした。
「……よくわかんない代物だけど……ま、持ってりゃどこかで使えるだろうよ」
磁気カードをカードケースに戻し、これもポケットへ仕舞いこんだ。
「とりあえず、当面の目標は決まったな。昆虫研究所か……今は立て込んでそうだから、暇を見て出向くとするか……あ」
木にもたれかかって疲れを癒そうとした時、朧月はひとつ、重要な事に気が付いた。
「やべ……俺、虫苦手なんだった」
僥倖の尽きた瞬間だった。
------------------------------------------------------------
以上、今日のお仕事おしまいー。
やっぱここは必要以上にひっかき回してあっけなく死にたい所ではあるけど
交渉したり同行したりと「殺されない理由」が必要だったんでちょいと色々持たせたけど、持たせすぎだったかしら。
ええい、とりあえずしばらくは傍観者ー。
- 503 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/28 13:28:50 ID:???
- 『ブラホ視点C−連投じゃないもん、昨日のは宣伝野郎視点だもん><』
魔サンドとブラホの二人は、薄暗い黒い悪魔の巣窟を歩いていた。
「し、しかし、ブラホさん、どうにかなりませんかね、これ^^;」
森を彷徨い、二人は目的地である昆虫研究所に辿り着いたのであった。
分かれ道の選択は魔サンドが「こっちですね♪」などと適当に決めていたのだが、逆にそれが良かったのかもしれない。
廃墟となった昆虫研究所の中には『昆虫』研究所の名に恥じない程のおびただしい数のゴキブリがいた。
「ここにゴキブリホイホイを置いたらどうなるんでしょうねぇ?
いちめんのゴキブリいちめんのゴキブリかすかなるゲジゲジ。山村暮鳥もびっくりですね^^;」
冗談を言う余裕があるところを見ると、どうやら魔サンドはそこまで昆虫が苦手ではないようだ。
「いっその事このボウガンで的当てゲームとしゃれこみましょうか♪」
「…」
「冗談冗談^^
…ところでさっきここに来る間、僕のボウガンの矢に何かしてましたけどあれは何なんですか?」
「…」
「まぁいいですけどね、いざとなったらこのボウガンでブラホさんを護りますよ^^それっ!!」
そう言うと魔サンドは壁にいたゴキブリに向かって矢を放った。
「おお、見事命中!!^^」
「…」
迷路のような研究所をしばらく歩くと、そこには『INsection』と書かれた扉があった。
外観と歩いた距離からして、ここは研究所の奥の方であった。
「インセクトイオン?INセクション?よくわかりませんが入ってみましょうか♪」
そう言うと魔サンドは全く警戒せずに扉を開け、中に入っていった。
扉の横にはカードキーの差込口や指紋認証、さらには網膜認証など厳重なセキュリティがあったが、
何らかの強い力により扉のロック自体が壊れてしまったようであった。
ここに来る途中にも『Asection』などいくつかの扉があったが、それらはカードキーでのみ開く仕掛けだった。
そしてどの扉もまだセキュリティが生きていて、二人は中に入る事が出来なかった。
しかしよりによって1番厳重なセキュリティの部屋の扉が壊れているとは、なんとも間抜けだな、とブラホは思った。
- 504 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/28 13:28:54 ID:???
- 「うわぁ、何なんでしょうね、これ?」
部屋の中央には謎の装置があった。
『6』『4』と書かれた、人が入れる程の大きさの円筒状のケージが2つ。その間にコントロールパネルのような物。
部屋一杯の機械とそれを繋ぐコード。そしてもちろんゴキブリの群れ。
「ちょっと弄ってみましょうか♪」
魔サンドが2つのケージの間に設置されたタッチパネルに触れる。
「動かないかなー?動かないなー。」
「…」
ドラムを叩くようにタッチパネルを叩いている魔サンドを横目に、ブラホはケージの中を調べた。
『6』と書かれたケージの中のゴキブリを追い出し中に入ると、ペンか何かで書かれた文字を発見した。
『98;;:;30 ;;;;作動;;;;::;;巨::::なる虫;;;;;;暴::::研究::::::::死::::
::8;;501 一生::::不;;;;知;;;;::::持::::::::虫::::;;;;生して::::::::た』
所々擦れていてブラホには何が書いてあるか判らなかった。
その時、暗闇の中に幾つかの照明が点いた。
「…おお!!ブラホさん!!動きましたよ!!^^」
「…」
奇跡的な復活をさせた魔サンドであったが、謎の文字に興味津々なブラホにはすっかり無視をされてしまった。
「ちょっとブラホさ〜ん、来てくださいよ〜^^;
…お、なんだろうこれ、ポチポチっとな^^」
魔サンドがタッチパネルを操作すると、ブラホの入っているケージが一瞬光った。
「あれ?^^;」
「…」
「あ、ごめんなさい^^;」
ブラホは魔サンドを軽く睨みながらタッチパネルの方へ移動した。
- 505 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/08/28 13:28:57 ID:???
- そのタッチパネルの画面には、昔のゲームボーイのように緑色の背景に黒色の文字が表示されていた。
「適当に押していたら今みたいになっちゃって^^;ごめんなさい^^;
…でもここに『please insert insect』って書いてあるから多分大丈夫ですよ。
きっと昆虫を入れて何かする装置だと、僕は予想しました^^」
自慢気に語る魔サンドの言う通り、画面上部には『please insert insect』の文字が点滅している。
そしてその下に『ability change』『dupe』『power up』『size』の文字、さらに1番下に『credit 2』の文字が表示されていた。
「ブラホさん、これ面白そうですよ^^ちょっと試してみません?」
昆虫を持っているブラホにとって確かにこの装置は魅力的だった。
謎の文字等から考えて、影瑠の罠では無さそうだ。もしもこれが誰かの武器で、いきなり爆発したりしたら笑えるが。
そして操作方法も簡単そうだった。英語で書かれたメニュー画面からは、なんとなく意味も伝わってくる。
問題はどの昆虫をどうするかだ。『credit 2』の意味するところは残り2回しか作動できないという事だろう。
「どうしましょうか?ブラホさんに任せます^^」
「…」
しばらく考えた後、ブラホは『power up』のボタンに触れた。
画面が切り替わり、画面の中央に『please insert insect --> caze 6』の文字が点滅する。
そしてブラホはバッグの中からスズメバチの入ったケースを取り出し『6』のケージにセットする。
「あ、画面に『ok』『cancel』って出ましたよ。…ポチっとな^^」
魔サンドがokボタンを押すと。先程のように『6』のケージが一瞬光った。
「…」
「…」
「…何か変わったんでしょうか?^^;」
画面に『completion!!』の文字が出たことを魔サンドが確認し、ブラホはケージの中のスズメバチを取る。
確かにケージの中のスズメバチの警戒音が先程より増しているようであった。
どうやらこの失われた技術の装置は、いまだに幾分効果があるようだ。
「あ、credit1になってますよ。次で最後みたいですね。どうしましょうか^^?」
その時、部屋の入り口の方でゴキブリが蠢いた。
ブラホが急いでそちらを見るとそこには、鉄のツメを着けた女がいた。
「ちっ、気付かれたか…」
そこにはアリーナの衣装に真っ赤な返り血を浴びたよろずやが立っていた。
「…なんか、ヤバそうですね^^;」
- 506 :ペンタゴン☆ ◆6464Q.3rTs :06/08/28 13:37:14 ID:???
- ☆<よろずや戦闘編にまで行こうと思ったけど書きすぎかな?('☆`)
とりあえず様子見て夜あたりに書くかw
- 507 :名も無きリスナー:06/08/28 15:01:58 ID:???
- ザ・フライを思い出したw
ペンタおつおつ^^
- 508 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/08/29 01:37:07 ID:???
- 「如杏その3―病院へ」
おかしい。
予想通りなら病院に人が集中するはず。
大暴れできるはず。
・・・なのに。
如杏は病院まであと少しというところまで来ていた。
来た道を引き返してここまで来たのだ、誰とも会わないはずはない。
しかし病院へ続く道路には人の影が全く見えない。
苛立ちが募る。
これでは影瑠も私もつまらない。
「早く誰か殺されに来いっつうの・・・」
そんなことをぶつぶつとつぶやきながら足を進める。
「何か・・・ねん」
病院のほうから声が聞こえてくる。
誰なのか。記憶の中から符合する声を探し出す。
「はぁ・・・忘れ・・・」
喋り方、方言、イントネーション・・・
「・・・事故か?」
声はもう聞こえない。おそらく病院内に入ったか立ち去ったかのどちらか。
完全に聞き取れてないから本当に事故かどうかもいまいちよくわからない。
「まあ・・・行ってみらんとわからんか。」
どのみち病院にいくのだ、誰かが病院内にいることが確認できれば殺しにいけばいい。
如杏は病院の正面玄関のドアに手をかけ、静かに開けた。
かすかに足音が聞こえてくる。
誰であろうとためらいはない。
たとえ影瑠側の人間であろうとも、殺しに行く。
それが私の役割。
影瑠が私に期待していること。
足音の主を探して、如杏は病院内部へと進入する。
- 509 :名も無きリスナー:06/08/29 01:42:57 ID:???
- 如杏「早く誰か殺されに来いっつうの・・・」
よろずや「うるせぇんだよテメェら!ガタガタ言ってんじゃねえ!」
マレカノ「私も戦う〜〜〜><(マチェットを握り締めながら)」
ブラホ「…」
・・・あれ?ブラホヒロイン?
- 510 :名も無きリスナー:06/08/29 01:45:06 ID:???
- >>509
もしかして:路子
- 511 : ◆6464Q.3rTs :06/08/29 01:46:02 ID:???
- >>509
もしかして:メイドロボ
- 512 :名も無きリスナー:06/08/29 02:16:30 ID:???
- >>509
もしかして:あたし
- 513 :名も無きリスナー:06/08/29 17:34:57 ID:???
- >>509
もしかして:ウホッ
- 514 :名も無きリスナー:06/08/30 21:57:03 ID:2JDmNcJq
- 期待age
- 515 :名も無きリスナー:06/08/30 23:14:14 ID:UUMypveg
- wktk
- 516 : ◆6464Q.3rTs :06/08/30 23:15:22 ID:???
- 作曲終わったら書こうかなぁw
- 517 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/09/06 00:00:34 ID:rwVQl+cK
- -放浪軍師- 心情整理
さて、武器も確認したし。この場での己の能力も一通り解った。
あとは…
放浪軍師「これからどうするか…、やね」
俺に配布された爆弾…。俺の推測が正しいのなら、これは対影瑠用の武器と見て間違いないだろう。
影瑠には無効…なんて事も一瞬考えたが、奴はなんだか楽しんでいるように見えた。
己自身が危険に晒される事も、奴にとっては楽しみの一つじゃないだろうか。
だが…
影瑠を狙うのは、非常に危険だ!
普通に勝ち残るよりも可能性は薄い気がしないでもない。
だからと言って、奴のゲームに乗るのも微妙に気乗りがしない。
よし…、こういうときは…アレだ。
財布に入っていた100円玉を取り出す。
放浪軍師「表ならゲームに乗る…裏なら…影瑠狩りだ…」
―――― ピーン ―――――
宙を舞った100円玉を右手で受け止め、左腕に乗せる。
俺は生まれ持った鋭い目つきで、その絵柄を確認する。
放浪軍師「…そうこないとね」
さて、体調回復までもう少しだ。ゆっくり休むぜ。
【放浪軍師 影瑠狩りか?ゲームに乗るか? この書き込みの秒が偶数なら影瑠狩り、奇数ならゲームに乗る】
- 518 :名も無きリスナー:06/09/06 00:14:24 ID:K3Wh70yT
- 正義の味方キタ━━━━(´・ω・)━━━━!!!!
- 519 :名も無きリスナー:06/09/06 00:15:17 ID:???
- てか、秒数一桁は使えるね( ̄ー ̄)ニヤリ
- 520 :名も無きリスナー:06/09/06 16:13:05 ID:???
- 頼りすぎるのはよくないけど、これは上手い使い方だね
- 521 :名も無きリスナー:06/09/07 13:26:37 ID:YuUF8dfw
- とりあえず現時点での位置はこんなところか
ttp://www.usamimi.info/~hama1215/cgi-bin/up/img/up0242.jpg
- 522 :名も無きリスナー:06/09/07 13:37:18 ID:???
- ちょwwwwマグロwwwwww
- 523 :maresuke:06/09/07 13:44:04 ID:???
- 回遊ですか(´・ω・`)
- 524 :名も無きリスナー:06/09/07 18:15:54 ID:???
- まれは「A-5りんごの木の下」だもんなぁw
てか、自分がいないの(´・ω・`)ショボーン
- 525 :名も無きリスナー:06/09/07 22:58:17 ID:???
- >521
コレだけ見るとUMAの貞操の危機だな
- 526 :名も無きリスナー:06/09/09 17:00:20 ID:???
- UMAの相手はやはり事故じゃないと
- 527 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/09/10 01:05:27 ID:???
- 『ブラホ視点D−もうDか。E書いたらしばらく書くの抑えようかなw』
「どうしたのですか、血だらけですよ?夜の森で転んだのですか?^^;」
魔サンドが笑顔でよろずやに話し掛ける。
「んなわけねぇだろうが。なめてんのか?」
「ですよね^^;」
ブラホはこの状況下で冗談が言える魔サンドを尊敬さえした。
「しっかしお前ら、大した物持ってないな。おもちゃのボウガンに虫ケラかよ。」
よろずやが魔サンドとブラホを見て言う。
確かに魔サンドが持っているボウガンは武器と言うよりは玩具に近かった。
ボウガンとはいえ矢の先が♥型になっていて、さしずめハイテク化されたキューピッドといった感じだ。
命中すれば一応刺さりはしそうだが、急所にでも当てない限り致命傷にはならないだろう。
また、ブラホが抱えているスズメバチも、よろずやにとっては恐るべき武器ではなかった。
スズメバチの巣を放り投げたとしても、魔サンドはおろかブラホ自身さえも巻き添えになるだろう。
だからそれは絶対しない。よろずやもブラホと同じように『虫』という武器の特性を理解しているようだ。
「ま、武器がなんだろうと関係無いけどな。」
「それはもし僕の武器が核ミサイルでもですか?^^;」
よろずやは魔サンドの冗談を無視すると鉄のツメを構えた。暗闇の中、機械の人工的な光でツメが鈍く輝く。
「…ブラホさん、そこのタッチパネルの後ろにでも隠れていてください。」
今まで冗談を言っていた魔サンドの顔が一瞬真面目になる。
「…」
「大丈夫、なんとかしますよ^^」
魔サンドが普段の笑顔で言う。
- 528 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/09/10 01:05:32 ID:???
- 「2人がかりの方がいいと思うぜ?」
「いえ、ここは正々堂々とサシで^^」
「…チッ、気にくわねぇヤツだ。」
よろずやがボウガン対策に左手でバッグを持ち防御する。
「もう後悔しても遅ぇぞ!!」
そして、右手の鉄のツメを構え、姿勢を低くして魔サンドの元へ一直線に駆け寄る。
それに対抗して、魔サンドはバッグと帽子の間から少しだけ見えているよろずやの目を狙いボウガンの矢を放つ。
「…そこです!!」
しかし、よろずやの超人的な反射神経により、魔サンドの放った矢はバッグで防御されてしまった。
♥型の矢がバッグに刺さる。
「…残念だったな。」
よろずやがニヤリと笑う。
まさに魔サンドが死を覚悟したその時であった。魔サンドとよろずやの間で何かが炸裂する。
「な、なんだ!?」
魔サンドは突然の出来事に、周囲の状況を把握できていなかった。
ただ1つわかっているのは、命拾いしたという事であった。
- 529 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/09/10 01:05:44 ID:???
- 魔サンドは走り来るよろずやに狙いを定めた。
「今度は外しませんよ!!」
そう言って魔サンドの放った矢は、見事によろずやの太ももに命中した。
しかし、よろずやのスピードが衰えることはなく、よろずやは魔サンドの元へ距離を縮める。
「全然効かねぇよ。」
よろずやがそう言って鉄のツメで魔サンドを切り裂こうとしたその瞬間であった、
突如として、空気が抜けたビニール人形のようによろずやが地面に倒れる。
「…!?な、なんだこれは!?どうなってやがる!?」
流石のよろずやも、これには驚く他無かった。
「…これは一体?」
当然魔サンドは先程同様状況が飲み込めていなかった。
しかし困惑する二人をよそに、ブラホはただ独り冷静だった。
ブラホがあらかじめ魔サンドの矢に塗っていたのは、ヤドクハムシの体液であった。
最初に名無しサンプリングと出会った廃墟ですり鉢を入手したブラホは、
昆虫研究所へ来る途中にヤドクハムシをすり潰し、矢の♥型の部分に塗っておいたのであった。
「くそ…力が…入ら…ねぇ…」
よろずやがうつ伏せに倒れたままの状態で言う。
ヤドクハムシの毒は、キリンなどの大型動物でさえ麻痺させてしまう。
ティラノサウルス並みの獰猛さを持つよろずやも、さすがに力が入らないようだった。
「ど、どうやら僕の勝ちのようですね^^」
状況を今ひとつ理解していない魔サンドが得意げに言う。
「こんな…野郎…に…」
そう言うとよろずやは意識を失ってしまった。
「おお、やりましたよ!!ブラホさん^^」
「…」
ブラホは、改めてバトルロワイヤルの恐ろしさを感じていた。
- 530 :誤爆ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/09/10 01:06:49 ID:HPB6vLeq
- 「…なんだよ、驚かせやがって。」
突然の攻撃をバックステップでかわしたよろずやが呟く。
「…」
攻撃の主であるブラホがタッチパネルを挟んでよろずやを見つめる。
「てっきりさっきのスズメバチでも投げたのかと思えば、ただのガラス瓶かよ。」
ブラホは、もしもの時に備えて、研究室の床に落ちていたガラス瓶を手に取っていた。
「隠れてるお前の事を少し警戒しすぎたな。ガラス瓶程度だったら、そのままそいつを殺しに行ってりゃ良かった。」
よろずやが、魔サンドを鉄のツメで指差して言う。
「…ブラホさん、助かりました^^;」
魔サンドが苦笑いをしながら言う。
「う〜ん、狙いはバッチリなんですが、どうもよろずやさんが強すぎますね^^;」
ブラホが黙って魔サンドを見つめる。
「…」
「…?どうしたんですか^^?」
そしてブラホは、ボウガンと魔サンドの脚を順番に指差す。
「え?脚?…もしかしてよろずやさんの脚を狙えって事ですか?^^;」
「…」
「確かに脚なら防御がほとんど無いので当たるでしょうね。
でも脚に当たったところで、致命傷にはならなそうですけど^^;」
「…」
「…まぁブラホさんがそこまで言うならやってみましょう^^;」
当然ブラホは一言も発していなかったが、魔サンドは見事にブラホの考えを読み取っていた。
ブラホは、もしかしたら魔サンドが自分の心を読めるのではないかとさえ思った。
「何の話し合いか知らんが、次は今みたいにいかねぇぞ?」
バッグと鉄のツメを構え、仕切り直したよろずやが言う。
「…」
そしてブラホが魔サンドを見守る中、再びよろずやが魔サンドに走り寄る。
- 531 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/09/10 01:07:52 ID:HPB6vLeq
- >>527
>>528
>>530
>>529
この順番です○rz
- 532 :名も無きリスナー:06/09/10 01:18:25 ID:???
- 長文おつおつ^^
- 533 :4 ★:06/09/10 01:35:48 ID:???
- 4の場合B−拠点確保
「さって灯台にも着いたし中に入りますかね〜」
が、灯台の入り口に張り紙がしてあるのが目に入る
なになに『この先危険だから入っちゃ嫌〜よ -放浪軍師-』
「ふむ、この中には軍師が居るのか・・・どうする俺?」
仕方無しに灯台の周りを歩いて回る俺、しかし入り口はここ以外に無いようだ
「まいったなぁ・・・出入り口は一つしかないし、その出入り口にはあの張り紙だろ・・・」
しばらく悩む四天王。
「まぁ、悩んでも仕方ないか。なるようになるさ、うん」
そっと扉を開け、中を覗く俺、入り口から薄暗い灯台内を見渡す
「ぐーんしぃー・・・いるのー?」
そっと囁いてみる。が聞こえる音は寝息のみ
「ん?寝てるのか?」
「ぐーんしぃー寝てるのー?」
これで「うん寝てる」なんて返事がある訳無いのに何故か聞く男がそこにいた。
「ふむ、軍師は寝てるのか。」
チャーンス☆
「これでこっそり入って上の階に昇れるやんw」
こっそりと・・・色々忍び込んだ時の事を思い出し細心の注意を払いながら進む
「うーん」
土器ぃ!!あまりの驚きに誤変換さえおきるほど驚く。
「○○さぁぁぁん」
夢を見て何か寝言を言ってるらしい軍師がそこにはいた
「寝言かよ・・・脅かすなよな」
俺は軍師が寝ているのを確認し、再度上層部を目指す
上部に到着し扉を閉める。
「ちっこの扉、カギが壊れてやがる」
室内を見渡す、部屋の隅に古びた机があった。
「この机を少し隙間を作って扉の前においておいたら開けた時の音で誰かが侵入したら気付くな」
机を動かし扉の前に設置し、室内の探索に俺は向かった
続きはまた!
- 534 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/09/10 15:06:18 ID:lqOIHZwN
- ちょwww俺の「空城の計」はアッサリ陥落かよwヤバスwww
- 535 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/09/10 15:14:19 ID:???
- 相手の警戒心がなければ意味無いからなw
- 536 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/09/10 15:21:39 ID:???
- まぁ、殺意がある奴なら100%警戒するはずだし、
ある意味成功してると言えばそうなんだけどな。
さて、続きをどうぞ。
- 537 :放送事故 ★:06/09/11 03:53:00 ID:???
- 甘かった
複雑な薬品名を前にどれが役立つ薬なのかわからないのでは
薬品棚を前に瓶をにらみつけることしか出来ない
薬は諦めるしかないだろう
さて、どうしようか
人の探索は半ば諦めている
この上薬も諦めるとなると病院にとどまる意味がない
かといって、慌てて出る必要もない
せめて自衛の手段くらい見つけてからにしよう
「倉庫でも探すか…」
案内板を頼りに倉庫へと向かう
それにしても、暗い病院は不気味だ
廃病院にも関わらず荒れていないのがより恐怖を駆り立てる
廊下の先の闇がどこか得体の知れない空間につながっているのではないかと考えてしまう
今のこの状況から抜け出せるのならば、それもいいかもしれない
倉庫の中はきちんと整理されており、病院の管理体制が伺えた
ただ積もった埃が年月の経過を表している
整然とした備品の山の中に何か埋もれているだろうか
- 538 :名も無きリスナー:06/09/11 21:37:21 ID:af0EApV7
- wktk
- 539 :放送事故 ★:06/09/11 22:30:45 ID:???
- 雑然とした倉庫の中で事故はようやく立ち上がった
腕には膿盆をガムテープで貼り付け
右手にはモップの柄
これで少しはマシな装備になった
ただし、服装は相変わらずメイド服
倉庫にはナース服もあったが、それは袋に押し込んでおくことにした
事務用品も用途の思いつくものはとりあえず袋に納めておいた
当面はなんとかなる、と思いたい
倉庫から出て玄関ホールへ向かう
仲間も薬も手に入らなかったが、役に立つものは色々手に入った
十分な結果だろう
来た道を戻っているだけだ
闇に向かって進んでいるのも変わらない
なのにこの違和感はなんだ
その正体に気付いたとき、体が強張った
足音がもうひとつある
- 540 :放送事故 ★:06/09/11 22:30:59 ID:???
- 廃病院に足音
これは、「出た」のだろうか
冷や汗が流れる
足音は少しずつ近づいてきているようだ
少し、歩を早める
それに伴い足音も加速する
気が付くと、駆け出していた
闇に包まれた廊下を抜け
玄関ホールへと飛び込む
出口が見えた
あそこまで行けば解放される
湧き上がるのは安堵と好奇心
一体何が追いかけてきていたのか?
出口の前で振り返る
懐中電灯に照らし出されたそれは俺を凍りつかせるには十分だった
白い着物に赤い袴
腰が抜け、その場にへたりこんでしまう
そうしている間にもそれとの距離は縮まっていく
足は動かない
「事故?」
声をかけられるというのは予想していなかった
「へい?」
マヌケな声が口から漏れる
「やっぱり事故かー」
少し冷静さを取り戻し、相手をよく見る
顔、声ともに覚えがある
じょあんさんか、服装は巫女
影瑠の細かい気遣いには呆れる
「なんやじょあんさんかー。俺びびって腰抜けてんけど」
緊張が解けたことと、顔見知りを見つけた喜びから声に明るさが戻る
これで自分は独りじゃない
- 541 :名も無きリスナー:06/09/11 22:38:47 ID:jWgzOMkU
- ∧_∧ +
(0゜・∀・) 続きワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
- 542 :で< ´つ`>:06/09/11 22:43:41 ID:???
- 事故vs如杏か、これは序盤戦最大の見せ場かもわからんね
- 543 :放送事故 ★:06/09/12 00:02:05 ID:???
- 「ぷっ」
事故の言葉に思わず噴出す
自分の状態を伝えることがどれだけ危険なことかわかっていない
「なんよそれ、ひどいなー」
笑いながら距離を詰める
まだだ、この武器のリーチ長くない
「で、今は動ける?」
確認をとっておく
逃げられると厄介だ
「いや、まだ無理っぽい。足カクカク」
笑みが漏れる
相手は私を信用している
確実に殺れる
「もー。ほら、つかまりな」
手を差し出すと同時に後ろ手に仕込み幣を抜く
「ありがと」
事故が私の手をつかむと同時に事故を引きながら幣を振り下ろした
- 544 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/09/12 00:38:03 ID:???
- 事故ー!!!
- 545 :放送事故 ★:06/09/12 04:19:52 ID:???
- ガキン
とっさに振り上げた腕が刃を止めた
膿盆をつけたのは間違いではなかったようだ
腕を振り払い、距離をとる
といっても、カサカサとゴキブリのように動くことしか出来ないのが情けない
「じょあんさんは影瑠側なん?」
芝居がかった動きでゆらりと動く如杏に問う
「そっちの方が楽しそうやけんね」
笑顔で答える如杏。その笑顔が憎い
座った状態では柄を振り回すのは難しい
長さが裏目に出るとは思っていなかった
「じゃあ、死んでもらおうか」
刀を振りかぶる如杏。足はまだうまく動かない
ガッ
柄で受けるも体重を乗せた一撃は重い
刃越しに見える如杏の顔が悪魔に見える
なんとか刀を払い、横に薙ぐも軽やかにかわされる
立たなければ、戦うことも難しいようだ
奴の武器よりこっちの武器の方が長いのがせめてもの救いか
とりあえず振り回せば相手を間合いの外に追いやれる
今は必死に柄を振り回すことしかできない
そんな俺を見て、また如杏が笑う
「無駄なあがきやね」
くそ!なんとか立ち上がらないと……
足に力を込める
ただ立ち上がることがこんなに難しいとは思わなかった
ゆっくりと、ゆっくりと立ち上がる。もちろん、柄を振り回したまま
「おー、立てた立てた。オメデトウ」
ニヤニヤしながら如杏が拍手する
その余裕が癇に障る
立ち上がったところでまだまだ走れるような状態ではない
だが、攻撃に転じることはできる
防戦一方よりはまだ望みがある
そういえば、エプロンのポケットにひとつ可能性を入れてあった
もしかしたらうまく逃げられるかもしれない
出口は目の前、森に逃げ込めば……
- 546 :放送事故 ★:06/09/12 04:22:32 ID:???
- 隙を作れば活路は開ける
そうと決まればやるしかない
振り回す手を止め、正眼に構える
剣道なんて授業でかじった程度だが、戦闘技術に関しては向こうも同じようなものだろう
単純な力だけなら男である俺に分があるはず
大丈夫、やれる
足の感覚を確認する
踏み込みもなんとかなりそうだ
ジリジリと距離を詰める
自分の間合いまで後一歩、それがベストの距離だ
ある程度形式のある試合と違って、動きに制限がないというのが怖い
先に動いた方が負け、と言われるが
これなら、きっと、勝てる
柄から左手を離し、ポケットに突っ込む
カチ
起死回生のアイテムは準備万端だ
- 547 :放送事故 ★:06/09/12 04:23:18 ID:???
- 踏み込むと同時にポケットからデジカメを取り出しシャッターをきる
フラッシュが光る
「くっ……」
如杏が眩しさに目を閉じる
可能性が作り出せる隙はこの一瞬のみ
逃すわけには行かない
踏み込みの勢いを殺さず、そのまま力いっぱい如杏を突いた
鈍い音と嫌な感触とともに、如杏の胸に柄が突き刺さる
「がぁっ……」
如杏の口から空気が漏れる
今の手ごたえは肋骨がイったのかもしれない
もだえ苦しむその顔には先ほどまでの余裕はなく目の焦点が合っていない
これなら、少なくとも追ってくることは出来ないだろう
「ごめんな」
そう呟き、出口の扉に手をかけた
- 548 :放送事故 ★:06/09/12 04:24:05 ID:???
- 「あああああああああああああ!!!!!!!!!」
雄たけびが病院内に響き渡る
如杏が立ち上がっている
が、目はうつろなままだ
俺は病院を飛び出した
当然、如杏も追ってくる
とにかく森へ
ブッシュに隠れてやりすごせるかもしれない
森の中は中々進みづらい
道なき道をいっているのだから仕方ないが、植物に進路をはばまれる
それは如杏も同じなのだろう、ガサガサと葉擦れの音が後ろからも聞こえる
振り返る余裕はない
ただ前へと走る
「うあっ!?」
何かにひっかかり、もんどりうつ
と、同時に少し開けた場所にでる
後ろからは如杏が追いついている
手には、短刀
ドスッ
さっきまで転がっていた地点に穴が開く
ドスッ
転げまわって避けるのも限界がある
ドシュッ
避けそこない、わき腹から血が滲む
「くぅ…!」
尚も振りかぶる如杏、どうやら俺はここまでらしい
- 549 :放送事故 ★:06/09/12 04:25:55 ID:???
- その時だった
「事故!!!」
叫ぶが早いかその人影はギターケースで如杏を殴り飛ばした
如杏は動かない。今度こそ完全に気絶したようだ
改めて人影を確認する
ギターケースを担いで仁王立ちしている青年
SIMPLEだ
「立てるか?事故。この先に俺が隠れてる廃屋がある。そこまで行こう」
人を信じられないこの状況だが、こいつを疑うことはできなかった
- 550 :放送事故 ★:06/09/12 04:27:38 ID:???
- 糞なげえwwwwwwwww
つーか、戦闘書きたくねえwwwwwwwwww
友情出演のSIMPLEさんありがとうございますwwwwwwwwwwwww
- 551 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/09/12 04:36:03 ID:???
- |д゚)おつおつ
見事な返り討ちありがとうwwwwwwwwwwwww
- 552 :名も無きリスナー:06/09/12 07:22:12 ID:???
- フラッシュのときの台詞は「うぉっ、まぶし!」じゃないのかwwww
- 553 :放送事故 ★:06/09/12 07:25:24 ID:???
- >>552
それやりたかったけどやっちゃダメだって脳内のシリアス回路が言ってたwwww
ちなみに、じょあんさんの膝を踏み砕くシナリオがあったりした
- 554 : ◆6464Q.3rTs :06/09/12 09:42:45 ID:???
- すっげえあの事故、もんどりうちながら戦ってるよ…
- 555 :で< ´つ`>:06/09/12 11:59:28 ID:???
- 太陽拳www
- 556 :放浪軍師@会社 ◆B5dupV1wRw :06/09/12 12:51:38 ID:???
- そろそろ殺しが入ってこないとダレると思うんだけど、
それぞれに中の人がいるから、難しいな。
- 557 :maresuke:06/09/12 15:08:06 ID:???
- (・∀・)近いうちに希典始動します
- 558 :放送事故 ★:06/09/12 17:00:03 ID:???
- 「ありがとな、SIMPLE」
「ん?」
「助けてくれて」
「バカ、当然だろ」
「いや、うんありがと」
「ところでさ、よく見つけてくれたな」
「ああ」
「愛か」
「ねーよ。あそこ、罠仕掛けてたんだよ」
「罠?」
「俺の支給品、これと弦だったんだけどさ。弦が異常に多いんだよ」
「うん」
「だからあの辺の足元に弦を張り巡らせてみた。誰かひっかかったらわかるようにして」
「……」
「で、反応があったから行ってみたんだよ。誰がひっかかったんだろうな」
「俺だな」
「あー……」
「……うん」
「ごめんな?」
「いや、いいんだけどね。助かったしさ」
「今度なんかおごるわ」
「別にいいって、おかげで合流できたし」
「いや、おごるわ」
「いいって。それより隠れ家まだなん?」
「もうちょいかな」
「そっか」
「着いたらその腹の傷どうにかしようか。救急箱くらいあったはずだし」
「使用期限とか大丈夫なんか?それ」
「腐っても薬じゃね?」
「それもそうか」
- 559 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/09/14 04:20:18 ID:???
- 影瑠板バトロワの予告編みたいなのつくってしもたwwwwww
自分で聞いていてはずかしいwww
- 560 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/09/14 04:24:39 ID:zOVBfjB4
- うpしてもいいですか><
うpしたら寝る
- 561 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/09/14 04:31:38 ID:zOVBfjB4
- 流石にこの時間に反応はないか(´・ω・`)
- 562 :チンコベイダー ★:06/09/14 09:02:02 ID:???
- うp!うp!
- 563 :影瑠 ◆L.Radio..2 :06/09/14 12:11:19 ID:w7cC7nz7
- うpはまだかね?
- 564 :名も無きリスナー:06/09/14 13:11:24 ID:???
- ( ´・ω・`)
- 565 :名も無きリスナー:06/09/14 13:19:00 ID:???
- UMAがバトロワラジオやると聞いて
- 566 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/09/14 17:00:53 ID:???
- バトロワラジオなんてできないんですぅ
- 567 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/09/14 17:04:06 ID:???
- 今予告聞いたらひどい出来な気がしてきてうpしたくなくなった
- 568 :名も無きリスナー:06/09/14 18:26:56 ID:???
- 予告のうpにワークテイカー^^
- 569 :UMA ◆u.YAJIUMA. :06/09/14 18:45:18 ID:???
- 予告でもなんでもなくただの宣伝音声だということに気づいた俺がいる('A`)
http://in3.dyndns.tv/in3/up/src/up0993.mp3.html
- 570 :名も無きリスナー:06/09/14 19:04:35 ID:???
- オカルト系予告(特報に近いかな?)キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
- 571 :Germany:06/09/15 12:58:42 ID:Wb2t3jZv
-
%
- 572 :名も無きリスナー:06/09/15 13:00:00 ID:cm6NZ9KO
- ドイツから参戦?
- 573 :名も無きリスナー:06/09/19 19:38:21 ID:???
- 「ゲーム」の開始が告げられてから、一時間ほどが経過した時分。
闇の中を奔るいくつかの影があった。
島の北側を覆う樹海。
昼間でも薄暗いこの森は、夜になれば漆黒の闇に閉ざされる。
星の光も届かぬ黒一色の樹海の中を、
屈強な男たちが隊伍を組んで奔っていた。
「―――オイ『Germany』。アノ男ガイッテイタスゴイ物ッテノハ一体ナンナンダロウナ! 」
「興味ガアルノカ?」
「アア。コノ国デ非合法ナコロシアイヲサセテマデノ報酬ダ。金ヤ土地トイッタ類ノモノデハナイダロウ。」
「デハ、コノ島ノ?」
「アア。俺ハソウカンガエテル。『Finland』ハドウオモウ?」
「ハハハ、カンケイネーヨ。ヨウハ他ノ参加者ヲ全員ウチコロセバイインダロウ?
ドウセ他ノヤツラハシロートダ。俺タチガイキ残ルニキマッテイルサ」
「アイカワラズ、ダナ」
- 574 :名も無きリスナー:06/09/19 20:00:17 ID:???
- コンゴで。コソボで。中東で。
世界中の紛争地域で傭兵として戦い抜いてきた自負心が、男たちにはあった。
その戦場が日本の小島に移ろうとも、それが戦争である以上は最後の一人まで敵兵を殲滅せしめる。
それが男たちの気概であった。
始めにこの島に拉致られて来たときには、さしもの傭兵たちも困惑した。
しかし、自分たち以外の参加者を全員殺せば生きて帰ることが出来ると聞いて安心した。
しかも、他の参加者のほとんどは戦闘の素人だという。
ならばこれは普段の日常と何も変わらない。
風晒しのテラスでエスプレッソコーヒーを飲むのと何も変わらない。
恋人と湖へドライブに出かけるのと何も変わらない。
支給された武器はナイフとサブマシンガン。
弾薬もたっぷりある。
さあ。
楽しい楽しい「狩り」の時間だ。
- 575 :名も無きリスナー:06/09/19 20:10:38 ID:388dMlg4
- ほんとに来たwwwww
- 576 :名も無きリスナー:06/09/19 20:34:51 ID:???
- こいつらはまれとおいちゃんにまかせたwwwwwwww
- 577 :12:00 影瑠定期放送:06/09/20 00:26:38 ID:???
- おま○んこぉぉぉぉう!!
やぁ!東北一のイケメンことみんなのアイドル彩巧影瑠だよ!
みんな殺しあってる〜?
命がけで戦わないと死んじゃうよ〜^^
この放送は6時間ごとの定時放送で、これからも午前と午後の6時と12時には放送を入れるから聞き逃しちゃダメだよ〜。
それじゃあまず立入禁止区域を教えるね。
まずみんなが最初に集まった建物ね。
ここは俺達の本部施設だから大切な機材とかいっぱい置いてあるんだ。
だから絶対入っちゃダメー。
あと、もちろん地図には書いてないけど兵士たちの詰所とか
「関係者以外立入禁止」って書いてあるところも全部ダメだからね〜。
じゃあ次に死亡者のお知らせ〜。
あらら。はじまってまだ2時間だって言うのに、もう一人死んじゃってんだね〜。
「宣伝野郎」さん。以上一名。
お気の毒でした〜。
それじゃ、まだ生きてるみんなも最後の一人になるまで頑張って殺し合ってね〜。
影瑠でした〜。
- 578 :名も無きリスナー:06/09/20 00:29:10 ID:???
- 定期放送吹いたw
- 579 :名も無きリスナー:06/09/20 00:31:08 ID:sKBpkTWZ
- >>577
これは是非ラジオとかで影瑠に言ってもらいたいwwwwww
- 580 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :06/09/20 01:43:13 ID:???
- 「おま○んこぉぉぉぉう!!」
いきなりの叫び声で目が覚めた。
どこからともなく聞こえてくる影瑠の声。
定期放送らしい。
「あー、バッグは・・・あった!」
あわてて地図を取り出し、書き込みを加えていく。
「どこかわからんのに立ち入り禁止って言われてもねぇ・・・まあいいけどさ。」
放送が終わり、辺りは静けさを取り戻した。
如杏は一息つこうと水を一口飲んだ。
「それにしても誰なんかねぇ・・・邪魔しやがったんは・・・」
地図の裏側に思いついた名前を書き出していく。
「事故を助けたってことは・・・こいつらのうちの誰かやね。」
いろいろなパターンを考え、最終的に事故を含めた6人に絞り込んだ。
当面のターゲットはこの6人だ。
「さーて、とりあえずは邪魔された仕返しをしに行こうかね・・・アイタタタ」
事故に折られた肋骨の部分を押さえながら立ち上がる。
戦闘に支障はなさそうだ。
「待ってろよ事故・・・今度こそしとめる!」
- 581 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/09/20 02:57:05 ID:???
- 『ブラホ視点E−しばらく書くの押さえようかなヽ( ○ )ノ』
「しかし、よろずやさんって獰猛な人だったんですね^^;」
魔サンドが倒れているよろずやを横目に言う。
「もし、不慣れな武器でも渡されていたら今頃やられていたでしょう^^;」
「…」
ブラホにはそれが、魔サンドがボウガンの扱いに慣れているような言い方に聞こえた。
もしや、動いているゴキブリに矢を命中させたのも偶然ではなかったのだろうか。
「チンゲンツァイ様…ありがとうございます…」
「…」
魔サンドが誰かの名前を口にする。だが特にブラホは追求する気にもならなかった。
独りで危機を脱した安堵感から来る喜びに浸っている魔サンドを無視し、ブラホはもう一度タッチパネルの前に移動した。
先程と同様の画面。違っているのはcreditの数。ブラホは何をすべきか考えた。
「あと1回みたいですけど、どうするんですか?
なるべく早くしないと、よろずやさんが復活するかもしれませんよ^^;」
「…」
ブラホが倒れているよろずやを見る。横になっているとはいえ、どことなく恐ろしいオーラを発している。
もし、倒れているのが演技だったら…と考えると恐ろしくなってくる。
ブラホは速やかに思考を働かせた。そして『size』のボタンを押す。
画面が切り替わり、画面の中央に『*2』『*4』『*6』『*64』の文字が縦に並ぶ。
「サイズの倍率指定でしょうかね?…ここはやっぱり…^^」
そう言うと魔サンドは『*64』をタッチする。
すると『please insert coin!!』と画面に出て、また倍率指定の画面に戻ってしまった。
「ありゃ、credit不足でしょうか…残念^^;」
「…」
ブラホは64倍になったタランチュラも見てみたかったが、さすがに扱いに困るとも思った。
- 582 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/09/20 02:57:13 ID:???
- ブラホが『*4』のボタンを押すと、画面が切り替わり中央に『please insert insect --> caze 6』と出た。
「さっきと同じですね^^」
ブラホはタランチュラの入ったケースをバッグから取り出すと、6のケージに置いた。
「ブラホさん、いきますよー。」
魔サンドがそう言うと、先程と同様にケージが光る。
「…」
ブラホがケージ内のタランチュラを見て驚く。確かにサイズが4倍になっていたのである。
そしてそのタランチュラをケージから取り出し、魔サンドの所へ持っていく。
「うわわ^^;なんですかそれ^^;…ケースは4倍にならないんですね^^;」
魔サンドは特に驚く様子も無く、ケース内で圧迫されているタランチュラを見つめる。
「あ、見てくださいブラホさん、画面が…」
そう言われて画面を見ると、そこには『insect is infinity ha ha ha!!』と表示されていた。
そしてどこをどう操作しても、全く動かなくなってしまった。
「回数制限が来たのでしょうか?^^;」
「さて、ブラホさん、これからどうしましょうか?」
魔サンドが言う。
「…」
ブラホは目的である昆虫研究所にも辿り着き、仲間も出来たので特にその先を考えてもいなかった。
「一応ここは危険ですよね^^;」
魔サンドが倒れているよろずやをチラリと見る。
- 583 :ブラホ○ ◆6464Q.3rTs :06/09/20 02:57:17 ID:???
- 「とりあえず、どこか適当に行ってみましょうか^^」
魔サンドが地図を見ながら笑顔で言う。なんとかなるさ、といった感じである。
「ブラホさんはどこか行きたいですか?」
「…」
「じゃあ僕が勝手に進んでいきますよ^^」
まるで遠足の自由行動のようだ。魔サンドが笑顔で先頭を切って歩き出す。
軽快なステップで、もう部屋から出て廊下を歩いている。早い。
ブラホがそんな魔サンドの後を付いて行こうとすると、視界によろずやが入った。
「…」
よろずやが防御の為に持っていたバッグが、よろずやから少し離れて落ちている。
ブラホは、あまりよろずやを刺激しないようにそのバッグの中身を見た。
中には、全員に支給される地図や水が入っている。
「…」
そして一丁の銃が入っていた。その銃の横には『infectious prison』と書いてあった。
ブラホはそれが何を意味しているのかよくわからなかったが、とりあえずその銃を自分のバッグに入れた。
もしそのままにしておけば、この銃でよろずやが復讐しに来るかもしれない。そうなると厄介だ。
それに加え、ブラホは自分の無力さも感じていた。よろずやとの戦闘でも、ブラホはほとんど無力であった。
もちろんブラホは誰かを殺す為ではなく、護衛として、虚栄として、銃を手に取ろうと考えた。
「…」
どうせならナイフと鉄のツメも拝借しておきたかったが、無理によろずやの体に触れてよろずやが起きてしまっては面倒なので、
ブラホは銃だけを拝借し、魔サンドの後を追った。
「どうしたんですかブラホさ〜ん、置いていきますよ〜^^」
「…」
ブラホは緊張感無く大声を出す魔サンドの所へ駆け寄った。
「さぁ、行きましょう^^何かあったらこのボウガンでどうにかしますよ^^…それっ!!」
そう言うと魔サンドは壁にいたゴキブリに向かって矢を放った。
「おお、またもや見事命中!!^^」
「…」
そして二人はまた、夜の森へと消えて行った。
- 584 :名も無きリスナー:06/09/20 03:03:18 ID:???
- とどめはささないのかぁ
- 585 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/09/21 02:52:58 ID:???
- あれ?>>577の定期放送は12時なの?まだ夜だと思ってたけどっていうか午前?午後?
- 586 :名も無きリスナー:06/09/21 03:01:45 ID:???
- 12:00なら正午じゃね?
- 587 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/09/21 03:06:02 ID:???
- 夜からいきなり正午っておかしくね?
っていうかみんな夜だよね?
- 588 :名も無きリスナー:06/09/21 03:07:18 ID:???
- ああ、午前の12時って言ってるから0時なのかな
- 589 :名も無きリスナー:06/09/21 03:08:09 ID:???
- よく考えずにレスしたw
午前と午後の6時と12時ってことは6時間ごとに昼夜関係なく放送するってことみたいだね
- 590 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/09/21 03:22:26 ID:???
- はじまって二時間ってことは、開始したときに夜だったし0時みたいね
開始|一日目|二日目|三日目|
↑ ↑
|0時(いまここ) |時間切れ
こんな感じか
- 591 :名も無きリスナー:06/09/21 19:27:16 ID:???
- 自分もそう解釈してるます^^
- 592 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/09/23 03:44:07 ID:???
- -放浪軍師- 影瑠狩り準備
影瑠「おま○んこぉぉぉぉう!!」
ガバッ!!!
軍師「伏字の意味ねぇだろ!!!(ビシッ)」
…そうだ。寝てたか俺は。
体力は…うん。万全みたいだ。
しかし、なんというか、泣きたくなるような目覚めだぜ全く。
ひとまず寝起きに腰をボキボキ鳴らしながら呟く。
軍師「さて、と。まずは【駒】集めからやね」
影瑠を狩る。それはもう決めた事だが正義の味方になる気なんてない。
他の奴らがどうなろうが、知ったことか。
影瑠を狩る。それだけを達成できればそれでいい。
だが、その為には俺の策略を張り巡らせる為の【駒】が必要だ…
仲間?そんなものは必要ない。感情に左右されても良い事なんてないしな。
俺の盾や矛になる【駒】それだけが必要。信頼なんて必要ねぇ。
…もっとも、勿論当人達には知らせないがね。
- 593 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/09/23 03:44:17 ID:???
- そう考えを纏めていた時…俺は、目を見開いた。
軍師「…っ!!!俺の【空城の計】が破られた…?」
俺のすぐ側まで、足跡が続いている。これは、、、誰だ?
この極限状態にイキナリ放り込まれたこの状況で、あの策は絶大なる効果を発揮したはずだ。
なのに、それを破るとは…そして破ったにも関わらず寝ている俺を殺さなかったのも不思議だ…
この事を踏まえ、相手を予想するならば、
1、己が死なないと今でも思っている大馬鹿野郎
2、俺の考えも及ばないほどの策略家
3、右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところ
このいずれかに該当するはずだ…そしてこいつはまだこの灯台の中にいる。
無防備な俺を見逃している事から少なくとも俺を即殺すという事は無いだろうし、
もし1なら非常に使いやすい駒となる。2なら逆に俺が操られる可能性もあるが…リスクは低い。
うん…ひとまず接触してみるか。
そうして俺は身支度をし、足跡を追って階段を登った。
【放浪軍師 影瑠狩りの為の駒を捜す 水法被の懐には万が一に備え水常備】
- 594 :で< ´つ`>:06/09/23 08:52:49 ID:???
- 選択肢3でお茶吹いたwww
- 595 :名も無きリスナー:06/09/23 14:18:33 ID:???
- 答え…B
B
B
- 596 :名も無きリスナー:06/09/23 15:36:06 ID:???
- B さけられない。現実は非情である。
- 597 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/09/23 17:05:26 ID:???
- >>596
それにしようか悩んだw
- 598 :名も無きリスナー:06/09/23 19:51:28 ID:FLveTVef
- 軍師ハラグロス
- 599 :名も無きリスナー:06/09/28 00:18:23 ID:+pwcW91d
- でつにむサイド動かしちゃってもいいかな?
- 600 :で< ´つ`>:06/09/28 00:29:20 ID:???
- いいよー
- 601 :名も無きリスナー:06/09/28 01:20:48 ID:???
- いいともー
- 602 :名も無きリスナー:06/09/28 01:21:56 ID:???
- 病院にメイドロボを起動させに向かったきり音沙汰のない人は動かしていい?
- 603 :名も無きリスナー:06/09/28 01:31:02 ID:???
- いいともー
- 604 :名も無きリスナー:06/09/28 01:38:48 ID:???
- イインダヨ!
- 605 :名も無きリスナー:06/09/28 03:45:30 ID:???
- なんで名前が伏せられてんだろwww
まぁ、いないからいいかwww
- 606 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/09/29 04:11:43 ID:???
- 『人の中の3視点B-はじまりの朝-』
[前回までのあらすじ]
>>437-439
以上
『おま○んこぉぉぉぉう!!』
ベイダーと二人で歩いていると、突然こんな声が聞こえた。
スキー場でのアレのように、少しズレて遠くの方からも。
近くにスピーカーがあるのだろうか?暗いので確かめようがないが。
『やぁ!東北一のイケメンことみんなのアイドル彩巧影瑠だよ!』
放送内容は、この放送の概要と、禁止地区の指定と、死亡者の読み上げだった。
禁止地区よりも何よりも、既に死亡者が出ていることに驚く。
影瑠板で見たことがある名前だった。
殺し合いをしている。
みんなそんな馬鹿げたことはしないだろう、という希望は無くなった。
- 607 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/09/29 04:12:40 ID:???
- 洞窟か鍾乳洞か何かがあったらよかったが、残念ながらそのようなものは見つからず、仕方なく大人3人程度がやっと入るような地面のくぼみを見つけ、そこに入って仮眠を取ることにした。
まだ若くて無理が利くし、睡眠薬で眠らされて眠いどころか意識は完全に覚醒しているわけだが、これからのことを考えると行動が制限される夜のうちに少しでも休んでおきたいとの俺の提案をベイダーは受け入れた。
状況が状況なので一言も喋らずほとんど動かずだったので、ベイダーは寝ているのか寝ていないのかイマイチ良く分からなかった。
と、こんなことを考えている時点で俺は寝てないということがわかるだろう。
それでもボーっとしながらうとうとしながらまどろんで(ちょっとは寝たのかも)、気づくと周囲が段々と明るくなっていった。
朝靄がかかり、それはそれで神秘的だ。
そんな中でごそごそしていると、ベイダーが「起きてる?」と言ったので「なんとか」と言ってみる。
「おはよう」
「おはよういま何時?」
「さぁ・・・・?」
適当に腹ごしらえ(もちろん携帯食料らしきモノと水のみ)を済ませると、今後の計画を立てる為に地図を開いた。
ベイダーは地図にある建物からちょっと離れた位置を指差し、
「今ここらへん?」
「どうだろ・・・・昨日はそれなりに歩いたと思うけど、地図に比較対象がないからなんとも・・・・」
「昨日は1kmくらい歩いたかなぁ」
「足場悪かったし高低差あったしそんなに歩いてない気がする。前やったエロゲでそんなシーンが出てきた気がする」
「わかっても目盛りないし駄目か」
辺りを見回しても、木とモヤに阻まれて視界10mと言った感じである。
どちらから来たのかは分かるし、問題はこれから行くべき方向だ。
「昆虫研究所、神社、病院、ホテル、灯台・・・・そんで影瑠の拠点か」
とりあえず目につく建物を言ってみた。
「おぅ漫湖ぉ」
「沖縄にあるのは漫湖だったな・・・・もしかしてここ沖縄のあたり?」
「影瑠山とか影瑠が勝手につけた名前っぽいよ?だからお漫湖ぅも影瑠のギャグじゃね?」
「ですよね」
- 608 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/09/29 04:13:09 ID:???
- ここで思い出して欲しいのが、俺達の目的だ。
「まずは誰か人がいそうなところに行ってみよう」
「そうだね、プロテインだね」
「(#^ω^)ビキビキ」
「すると病院か昆虫研かホテル?」
「昆虫研究所は嫌だ」
「何で?」
「虫嫌い」
「なるほど」
俺はさっきまでアリとかバッタとかそういう小さな虫でさえ気にしていた。
特に嫌いなのはムカデとかイモムシとかだ。
大体5円玉以上の大きさや長さの虫はカブトムシ・クワガタ以外(この二種類も進んで触ろうとは思わない)、総じて見るのも嫌だ。
「となると病院かホテル・・・ホテル遠くね?」
「遠いか遠くないかさえわからんけど、病院のほうが近そうだね」
しかし、腐っても病院である。
この地図上の建物の中で、最も武器が豊富にありそうなところだ。
好戦的な住人が集まっている可能性は高い。
「ホテルにしようか、人が多すぎても困るだろうし」
病院では殺し合いが起こっているかもしれない、とは言わなかった。
「灯台にも寄ってみようか?海沿いに道なりにさ」
「道から、ちょっと外れたところを歩こう。道のど真ん中じゃ色々不利だ」
- 609 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/09/29 04:13:41 ID:???
- そこで忘れていたことをベイダーが言ってくれた。
「ところで武器は何だったの?」
「・・・・」
「?」
「・・・・・・・・これ」
ポケットからその四角いブツを出す。
「アナリスクでもするの?」
しないって。
「そういうベイダーは何を貰ったんだよー」
「俺は・・・・これ」
がさごそとバッグの中から取り出したのは、
「フィルムケース?」
アナログのほうのカメラの。
「中身も入ってるみたい」
ベイダーはフタをあけ、フィルムを取り出した。
なんの変哲もない、メーカー製のフィルムだ。
「武器にはならないなぁ」
これが強力な武器になるという方は是非ご連絡を。
電話番号は110。
もちろん投げる以外で。
「まぁそうだけど、これ、使用済みフィルムなんだよ」
「ほんとだ」
使用済みということは、何かが写っているということ。
何かの、ヒントか何かが写っている可能性があるのだ。
「しかし現像しようにも機材も知識もないわけで」
暗いところで現像液につけるくらいはわかる。
えーと、それを引き伸ばすんだっけ?何を使うんだろ。
「襲われたら逃げるしかないねー」
- 610 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/09/29 04:14:09 ID:???
-
「じゃあもし、襲われなかったら、どうする?」
俺の目的は仲間を集めることである。
だから当然のことながら、
「話しかけて、話が合えば同行してもらう。そうでなければそこで別れるだけだ」
「・・・・もし、親しくするフリをしてたらどうする?」
「そりゃあ」
そうか。
話を合わせて、油断させて、隙をみて致命傷を負わす。
この状況では単純で簡単で確実な方法の一つだ。
突然襲ってくるのはよほど自信があるか、アホか、戦闘狂だろう。
「なるほど・・・・・さて、どうしたものか」
「事故とかUMAとかは大丈夫じゃね?」
俺もそう思う。そうであってほしい。
「高校生組はたぶん・・・・大丈夫だろう」
他の人に出会ったら?
どうするのだ?
逃げる?話し合う?それとも?
太陽は、半分まで顔を出して世界を照らしていた。
『-はじまりの朝-』 END
(消えた冥王星を探しに宇宙へと旅立った人の中の3とベイダー。)
(果たして奪われた童貞を取り戻すことが出来るのか?そして謎の少女「4ちゃん」の正体とは?)
(恥丘を越えた二人の冒険は、まだまだ続く。)
- 611 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/09/29 04:17:42 ID:T3HAc+HY
- あげまんこ。。
- 612 :名も無きリスナー:06/09/29 18:19:21 ID:whbIhimQ
- 一番下の三行は何だよw
- 613 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :06/09/30 04:53:52 ID:/Xe0/Yot
- 次回予告
- 614 :名も無きリスナー:06/10/04 02:49:41 ID:???
- 卑のヲンナ ― モノローグ〜邂逅
アタシは苛立っていた。
自分がはるばる九州からこんなところまでオフに参加しにきたのは何故か。
他でもない、イケメソ揃いと噂されるDJ達を喰べ…もとい、DJ達と一緒に楽しいひと時を過ごすため。
なのに、何故。
「じょぉーだんじゃないわ!まだ楽しみは沢山残ってるってーのに、
こんなところでくたばってらんねーわよ!」
苛立ち紛れにそんな言葉を吐き捨てながら夜道を急ぐ。
アタシは殺し合いなんて崇高な趣味は持ち合わせちゃいない。
どうせ「ヤる」なら「殺る」より「犯る」方がいい。
―もちろん、生き抜くためには誰かを傷つけることが必要な時もある。
そうアタマでは分かっている。でも、だからって。
「つーかそもそも影瑠は何が目的なのよ。
自ら手を下すわけでもなく、ただ観察しているだけ。」
単なる殺人鬼ならあの時毒でも盛っておけばそれでオシマイだった筈。
でも、彼はそうしなかった。何故。
- 615 :名も無きリスナー:06/10/04 02:50:26 ID:???
- ふと、"慌てた時に人は正体を顕わすね" という歌詞の一節が頭に浮かぶ。
与えられた非日常の現実。ギリギリの環境に投げ込まれた者たち。
彼らの心の裏側を覗いてみたい、という欲望。
どろり、としたそれは、まさに蜜の味。
「で、あれば、、、あ。」
闇の深淵を覗きかけたアタシの思考は、
目の前に飛び込んできた安っぽい建築物によって引き戻された。
目的の廃ホテルだ。
建設当時は立派だったのだろうが、訪れる者がいなくなった今ではそれが逆に、
どうしようもないチープさを演出してしまっている。
そして、その建物の前には・・・
「あら、ベンチ?…怪しいわねぇ。
・・・ま、いいわ。ペンキ塗りたてって訳でもなさそうだし。」
とりあえず異常のないことを確認し、ついでに周囲をぐるりと見回し、ゆっくりと腰を下ろす。
自重から解放された足の筋肉がじわりと疼き、想像以上に疲れていることを痛感させられる。
- 616 :名も無きリスナー:06/10/04 02:51:23 ID:???
- 「ふぅ。やっぱり山歩きなんて慣れないことはするもんじゃないわね。
っと、確かこの辺に水があったはず。。。」
闇の中、ファスナーをずらすジジジという金属音が耳障りだ。
指先で探り当てたペットボトルを口にあて、傾ける。
乾いた唇に、喉に、胸に潤いが浸透していく。
「ん、おいし♪まるで命の洗濯・・・はお風呂だったかしらん?」
一人軽口を叩きながら水をバックに収める。
立ち上がり、深呼吸、一つ。絶望するには、まだ早い。
「さて、と。行きますか。」
バックを肩に掛け、足を踏み出そうとした、まさにその時。
「卑姐さ〜ん!UMAですー!」
声のした方向にぐるりと顔を向ける。
「あら、UMA???相変わらずイ・ケ・メ・ソ♪」
「ウホッ」
「・・・や ら な い か ?」
アタシはUMAの腰をとってホテルに入っていうわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこp;@:「
- 617 :放送事故 ★:06/10/04 03:14:21 ID:???
- さよならUMA、きみのことは忘れないよ(´;ω;`)
- 618 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/10/04 21:00:52 ID:???
- ワロタw
- 619 :名も無きリスナー:06/10/05 12:41:36 ID:tuRKF43D
- ギガワロスwwwww
- 620 :USA:06/10/06 01:21:58 ID:MheA33lk
-
[
- 621 :名も無きリスナー:06/10/11 14:25:39 ID:jyrq4ZBK
- 定期age
- 622 :名も無きリスナー:06/10/16 05:40:01 ID:t5Jvv6JA
- 定期
- 623 :題444話 地獄に咲くか愛の炎、おまえはもう死んでいる!!:06/10/24 19:19:32 ID:53vWqBaS
-
某月某日、午前11時59分。
謎の人物から影瑠板に最初の書き込があったのがおよそ10分前。
二度目の書き込みがなされた。
811:699[sage] 投稿日:00/00/00(月) 23:59:09 ID:???
オフ会がやばい
812:699[sage] 投稿日:00/00/00(月) 23:59:44 ID:???
変なところにつれてこられた
オフ会に参加したDJの誰かだろうか?
影瑠にゲイバーにでも連れて行かれたのだろか?
この書き込みに対し、住人たちは口々に質問を浴びせた。
「そっちはどんな感じ?」
「誰?」
「変なとこってどこよ?」
- 624 :名も無きリスナー:06/10/24 19:21:01 ID:53vWqBaS
- 午前0時をまわり、699氏からの返答があった。
899:699[sage] 投稿日:00/00/00(月) 00:06:37 ID:???
閉じ込められて殺し合いをさせられてる
殺し合い。
映画じゃあるまいし。
あまりに突飛なその答えに、はじめは誰もが
只のイタズラだと思った。
900:で< ´つ`> [sage] :00/00/00 00:07:29 ID:???
それはないwwwwww
901:名も無きリスナー [sage] :00/00/00 00:08:00 ID:???
>>900乙
902:名も無きリスナー [sage] :00/00/00 00:08:12 ID:???
>>900バトロワラジオ乙
903:名も無きリスナー [sage] :00/00/00 00:09:47 ID:???
>>900おつwwwww
- 625 :3/5:06/10/24 19:22:17 ID:53vWqBaS
- オフ会に集まったDJ達が拉致られて殺し合いをさせられている。
当初はタチの悪いジョークとして 一笑に付された書き込みだったが───
直後、彼の言葉は異常な信憑性を帯びる。
911:名も無きリスナー[sage] 投稿日:00/00/00(月) 00:16:02 ID:???
事故に電話繋がらないんだけど
不気味な書き込みに何かを感じ取ったのだろうか。
一人のリスナーがDJに連絡を試みたのだ。
919:名も無きリスナー[sage] 投稿日:00/00/00(月) 00:19:11 ID:???
携帯の電源切れてるか圏外にいるっぽい。
その後も、オフ会メンバーの連絡先を知る者は同様に連絡を試みた。
しかし、電話はおろかメールすら届かない。メッセやスカイプも同様であった。
この事実に、一時スレは騒然となる。
- 626 :4/5:06/10/24 19:22:48 ID:53vWqBaS
- たしかに、普通に考えれば既にオフ会も終わっている時間帯だ。
東京在住のDJは既に帰宅して影瑠板に書き込んでいるのが普通である。
しかし、午前0時をまわった今でさえ、699氏を除けば、誰一人として影瑠板に現れていない。
それでは、DJ達はいったいどこに…?
960:名も無きリスナー [sage] :00/00/00 00:25:39 ID:???
ちょっとオカ板にスレ立ててこい
961:名も無きリスナー [sage] :00/00/00 00:25:48 ID:???
なにこれDJ集団失踪?
962:名も無きリスナー [sage] :00/00/00 00:26:01 ID:???
まじ警察届けるべきじゃね??
963:本当にあった怖い名無し[sage] :00/00/00 00:26:03 ID:???
オカ板からきますた
964:名も無きリスナー [sage] :00/00/00 00:26:08 ID:???
も り あ が っ て ま い り ま し た
スレが加速していく中、
一人の人物がが名乗りを上げた。
- 627 :5/5:06/10/24 19:28:34 ID:53vWqBaS
- 989:で< ´つ`> [sage] :00/00/00 00:28:17 ID:???
明日休みだからちょっと調べてみるお。
990:名も無きリスナー [sage] :00/00/00 00:28:30 ID:???
おk。レポヨロ
991:名も無きリスナー [sage] :00/00/00 00:28:43 ID:???
wktk
期待の声が寄せられる中、で< ´つ`>はブラウザを閉じると
布団から這い出し、シャワーを浴びてから服を着替えた。
窓の外には小雨がパラついている。
「みんな……無事でいてくれよ……!」
そう呟くと、で< ´つ`>はDSを握り締め、
夜の街へと奔り出した。
- 628 :名も無きリスナー:06/10/24 21:00:53 ID:???
- お、結構面白い視点だw
でつニムヒーロー説あらわる??
- 629 :で< ´つ`>:06/10/25 02:14:50 ID:???
- ちょwww
- 630 :Canada:06/10/26 08:36:28 ID:Sx6Op9RE
- <a href=\'http://xoomer.alice.it/italy-love/index2.html\'>italy love</a> italy love [url=http://xoomer.alice.it/italy-love/index2.html]italy love[/url] italy love
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- 631 :人の中の3 ★:06/10/26 23:08:47 ID:???
- はやく朝6時にならないかなぁとか思ってるのは秘密
- 632 :名も無きリスナー:06/10/30 20:12:18 ID:O6uXoZNE
- 予告age
- 633 :名も無きリスナー:06/10/30 21:19:52 ID:???
- 予告wktk!
- 634 :この物語はフィクションである:06/10/31 04:38:52 ID:???
- 「さて…一体どうしたものやら」
スレで格好の良い事を宣言し、颯爽と家を飛び出したはいいけれど
そもそもの話、一体何をどうやって調べれば良いのか…
という肝心な所について、全くと言っていいほど見当が付いていなかった。
「とりあえず車だな、終電も近いし」
夜中の0時過ぎで、使える移動手段は自動車に限定されている。
免許を取って以来、右手で数えるほどしか車の運転をした経験が無かったが
スレで宣言してしまった以上、背に腹は代えられない。
何かしらの情報を残された影瑠板住人に提供するのが使命。
「まずは情報を整理しないと…」
車に乗り込んだで< ´つ`>はまず現状を把握する事から始めた
オフ会の集合場所は皆が会いやすいようにという理由で東京の筈
しかし、詳しい集合場所はメールでオフ会の参加者にしか知らされていなかった
仮に>699の言う『閉じ込められて殺し合いをさせられてる』という言葉が事実だとしたら
「全く、一体どこに閉じこめられているというんだか」
冷静に考えれば考える程、>699の言葉を事実だとする根拠は非常に乏しい。
>699をはじめとする幾つか書き込み、そしてオフ会メンバーに一切の連絡が取れないという状況
「オフ会メンバーに釣られてる…と考えるべきだよな、”普通”は」
- 635 :が、10年後においては定かではない。:06/10/31 04:40:33 ID:???
- 確かに、普通に考えればオフ会メンバーの釣りなのだろう
この状況にうろたえる影瑠板住人や、格好の良い事を宣言した俺みたいな人間を
影瑠たちはモニターの向こう側で眺めながらニヤニヤしている筈なのだ
「でもまぁ、全力で釣られてやるのも悪くない…よな」
とりあえず、影瑠たちに釣られる覚悟は決めた。
しかし、それ以上に嫌な予感がするのだ。
普段は予感なんてモノをアテにする事は100l無いのだが
今日ばかりは、そんな普段を遙か彼方へかき消してしまうほど強烈な予感がする、しかも悪い方に。
「釣り、であってくれよ…!」
そう呟くと で< ´つ`>は車のエンジンをかけ、夜の街へと飛び出し・・・
「あれ、ギアをドライブに入r…やばサイドブレーキを下ろしてなか…
うわ何だこれ!急にバックし始めあwせdfgyふじこlp;@:!!」
キートン山田『で< ´つ`>のドライブは前途多難である、後半へ〜つづく』
- 636 :名も無きリスナー:06/10/31 13:19:34 ID:o7My/4O6
- wktk
- 637 :影瑠 ◆L.Radio..2 :06/10/31 13:20:27 ID:28WIFM5V
- じ、じつは全員での釣り・・・?
ま、ま、まさか!!!そんなはずは!!!
- 638 :名も無きリスナー:06/11/01 01:19:28 ID:52pUohgd
- 謎が謎呼ぶ
- 639 :名も無きリスナー:06/11/02 19:00:21 ID:eUzU37fU
- まだ活躍してないのは 姉と みみか
- 640 :名も無きリスナー:06/11/07 01:48:14 ID:???
- 姉とみみたれの活躍に期待age
- 641 :名も無きリスナー:06/11/07 02:23:13 ID:3edH2i8Z
- あがってない
- 642 :名も無きリスナー:06/11/09 01:50:54 ID:jXBUsM56
- ksk
- 643 :名も無きリスナー:06/11/09 14:36:01 ID:???
- そのころ、みみたれは……
「そろそろ1日1レベはきつくなってきた('A`)」
カチカチカチッカタカタカタカタカタ
「おっ、レアアイテム(*'∀`)」
カタカタカチッカタカタカタ
「タバコ買ってくるか」
夜は深まるばかり
- 644 :名も無きリスナー:06/11/09 19:36:52 ID:jXBUsM56
- でつチームの予感
- 645 :白:06/11/09 19:41:30 ID:???
- >>643
なぜかそんなみみに惚れた。
- 646 :名も無きリスナー:06/11/14 01:55:27 ID:32mlFkG3
- 定期age
- 647 :名も無きリスナー:06/11/16 12:39:36 ID:PkXpla0J
- 期待age
- 648 :1/5 :06/11/20 01:47:44 ID:???
- 草木も眠る丑三ツ刻。
参加者の多くもそれぞれに寝床を確保し、暫しの休息に入っていた。
体力を回復し、少しでも生き残る確率を上げるために。
夜の過ごし方は人それぞれだ。
洞穴や茂みで堂々と眠る者。
交代で見張りを立てつつ休息を摂る者。
安全の為に木の上や土の中で眠る者。
ロッカーの中で立ったまま眠る者。
床に就いたものの恐怖や興奮のために眠れない者。
休息を摂らずに徘徊する者。
淡々と計画を進める者。
今まさにほかの参加者に襲い掛からんとしている者。
今まさに生命の危機に晒されている者。
そして、廃屋に忍び込み普通に布団を敷いて眠る者。
午前二時。鋼鉄ジーグは民家の二階に敷かれた布団の中で息を潜めていた。
- 649 :2/5 :06/11/20 02:05:36 ID:???
- 「あれは……?」
ジーグは窓の外の闇の中に、木々を照らして動く光を見つけた。
間違いなく懐中電灯の灯りである。
灯りの主に気づかれないよう、布団に包まったままゆっくりと窓に顔を近づける。
そこにいたのは、縞柄のパンツ一枚にデイバッグを背負い、
懐中電灯を片手に森の中を徘徊する男の姿だった。
ジーグは一瞬、恐怖と疲労のあまり自分が幻覚を見てしまっているのだと思ったが、
しばらく思考を巡らせた後、
あれは影瑠の趣味でああいう格好をさせられているのではないか知らんという結論に達した。
現についさっきもギターを背負った男がメイドを連れてこの窓の外を走っていった。
何人か影瑠から専用の衣装を支給されている者がいるのだろう。
ジーグが考えるに、専用の衣装が用意されているということは
それだけ影瑠にとっては「有望株」であるということなのだろう。
あのよろずやがそうであったように。
- 650 :3/5 :06/11/20 02:17:45 ID:???
- しかしあの男――おそらくしまぱん――は先ほどから何を探しているのだろうか。
寝床を探しているようには思われない。
すぐ近くに、いまジーグが居を構えているような民家がいくつも打ち棄てられているからだ、
それなのにわざわざ森の中で寝床を探すということもあるまい。
しまぱんの行動の答えはとても気になるが、相手は影瑠に認められた実力者(と思われる)。
深追いは危険だ。
ジーグはそれ以上の詮索を諦め、再び布団に潜り込んで目を閉じた。
- 651 :名も無きリスナー:06/11/20 21:04:52 ID:???
- しまぱんwwww
続きマーダー?w
- 652 :名も無きリスナー:06/11/26 19:49:11 ID:tgp2JT42
- 定期あげ
- 653 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :06/12/04 19:37:33 ID:aBJV+RBv
- 放浪軍師 ―四天王との接触―
― バゴン!!
扉を思いっきり蹴り、机ごと扉を開く。
中には全身を迷彩武装した四天王が、棚を物色していた。
軍師「よぉ、四天王」
四天王は即座に振り向いて持っていた銃を俺に向ける。
だが、空城の計を突破して、更に寝ていた俺を見逃した相手だ。
絶対に襲ってこないという自信があったので構えずにいた。
四天王「…なんだ、軍師か。起きたのか?」
軍師「まーな。しっかし、面倒な事に巻き込まれたもんやね」
四天王「そだな。お前はこれからどうすんの?」
銃口を逸らさずに俺に問う。
俺を殺す気は無いとはいえ、俺が万が一襲ってきた場合に備えている。
他にもガッチリ武装してるし…こいつを引き込めることが出来れば、俺にとって強力な“駒”になる。
使えそうもなけりゃ肉壁にして、武器だけ貰ってオサラバという方法もあるしなぁ〜
それに…
― こいつは絶対に撃って来ない ―
俺はそう見定めると、両手を上げて武器が無いことを示し、問う。
軍師「俺は…影瑠を狩るつもり。…四天王。俺に協力してくれんや?」
四天王はジッと俺に銃口を構えたまま、しばらく考えてから答えた。
四天王「俺は―――」
【放浪軍師 “駒”候補として四天王と接触。撃たれればたぶん死亡。あとはヨロ】
- 654 :名も無きリスナー:06/12/06 03:50:32 ID:???
- うほwwwwwktk
- 655 :名も無きリスナー:06/12/12 23:31:11 ID:+o/8I1XZ
- 期待あげ
- 656 :第一八話 生か死か!?荒野の果ては地獄の一丁目!!:06/12/15 01:46:32 ID:???
-
「おま○んこぉぉぉう!!」から始まる影瑠の最初の定期放送は、
この島の各所に設置されたスピーカーから、同時に島全域に向けて放送された。
積極派、脱出派、影瑠派の別を問わず、全ての参加者に向けられたそれは、
ある者には衝撃を。ある者には微笑を。ある者には絶望を与えた。
まれすけは海辺で。事故とシンプルは路上で。UMAと卑のヲンナはホテルの一室で。
それぞれの胸に去来する気持ちは違ったが、皆、大なり小なりその心には絶望の二文字がチラついていた。
しかし、多くの参加者の中で誰よりも大きな絶望感に打ちひしがれている男がいた。
「クソッ!なんでこんなときに携帯が壊れてるんだよ!まったくツイてねぇ!」
影瑠が指定した最大の立ち入り禁止区域、影瑠陣営本部建物。
その一階。屋根裏に張り巡らされた通気ダクトの中に、ワッカはいた。
「誰にも見つからない場所」を探した挙句、ロッカールームから影瑠の目を盗んでこのダクトの中に進入し、
その後現時点までここで息を潜めていたのだ。
先ほどの定期放送を聴き、
ワッカはかつてない絶望感に打ちひしがれていた。
隙を見て、施設内の武器や食料を調達する算段だったのだが、
ここか立ち入り禁止区域である以上は何処に隠れていようと問答無用で首輪を爆破されかねない。
ワッカは自分の首に嵌められたリングを弄りながら考えた。
「なんてツイてないんだ……」
【○ノシ、影瑠本部通気ダクト内で待機 】
- 657 :名も無きリスナー:06/12/17 00:40:38 ID:???
- wktk
- 658 :名も無きリスナー:06/12/19 00:27:14 ID:???
- wktk
- 659 :名も無きリスナー:06/12/28 03:32:43 ID:???
- ↓これまでのあらすじ
- 660 :これまでのあらすじ:07/01/03 03:51:29 ID:???
- ぶぁーっほんんんっ!
皆の者忘れているかと思うが拙者、よろずやと申す影瑠にお仕えする格闘家であーる。
さて、UMA達約50人ががこの島に拉致され、開催されたこの殺し合い、
影瑠板バトルロワイアルはかつてあの織田信長を本能寺の変で殺した明智光秀も参加していたという。
明智光秀の謀反は全て、バトルロワイアルで行き残るための行動だったわけだのう。
なるほど!知らなかった知らなかったぁ!豆知識豆知識……。
一方またしても一部の参加者が影瑠を狙ってなにやら不穏な動きを始めたわけだが
ああーっ!なんと愚かにも、まだ今の時点では拙者も影瑠もその企みに気付いていないのであーるっ
どうなる。どうなる。影瑠に万が一の事があったら…拙者もーどーしゅればいいのぉ〜
↓そして夜が明けた
- 661 :そして夜が明けた:07/01/08 01:16:58 ID:???
- 東の空は次第に白ずみ、風音が遅い夜明けを告げる。
太陽はその範囲を広げ、島全体に彩りを呼び戻す。
殺戮の島にも朝が来た。
「ん……」
部屋の中にも日光が差し込み、男の顔を照らす。
目を開けると、黒ずんだ木張りの天井。
さわやかな朝……というには少々目覚めの悪い起床であった。
「夢……じゃ、ないよな……」
上半身を起こし、部屋の中を見回す。
古惚けた畳と壁。黒いデイバック。幾ばくかの食料。
間違いなく、昨晩忍び込み、一夜を過ごした廃屋の二階の風景であった。
むろん、夜と朝では全く以てその雰囲気は異なるのであるが。
夜間には不気味でしかなかった廃墟の光景が、朝日に照らされて一種退廃的な美しさを醸し出していた。
腕時計の針は、午前6時に近づきつつある。
影瑠板バトル・ロワイアル。二日目の開始であった。
- 662 :朝(仮):07/01/08 01:31:23 ID:???
- この島を歩き回るのは昼と夜、どちらがよいか。
少なくとも仲間を探してこの島を脱出しようと考える者である限りは、
その答えは昼間である。
夜は危険だ。意識している以上に昼間よりも体力や判断力が低下している上に、
そこを狙った殺戮者や影瑠派が徘徊している。
影瑠派と脱出派、どちら側に付くか考えあぐねている参加者も、
夜になると恐怖心によって気分が高揚し、無益な殺人に及んでしまうかもしれない。
それに脱出派に与しようとする善良な参加者であれば、やはり夜間はしっかりと休息をとり、
昼間のうちにこうして仲間集めや島の情報収集に発つという人間が多いものと思われる。
もっとも、現在の時刻は昼間というには早すぎるが。
あたりには朝霧が立ちこめ、景色は青一色に覆われている。
六時に行われるという影瑠の二回目の定期放送も近い。
この殺戮の島には似つかわしくない女性、姉がこの時間に島を散策していたのも、
影瑠が定期放送でまた妙な指示を出す前に、できる限り島の情報を集めておきたいと考えたからだ。
- 663 :朝(仮)A:07/01/08 01:47:39 ID:???
- 〜回想〜
「まったく面倒なコトになったねぇ……。ワッカはどうすんの?」
「フッ……俺は影瑠の裏をかいてこの建物の中に隠れるぜ……!それも三日間……!」
「でもこういう建物って真っ先に立ち入り禁止区域とかになるんじゃない?そうなったら、いきなり首輪が爆発して死亡とか……イチバンかっこ悪い死に方なんじゃないの?」
「……ったく心配性だな……。こっちはその裏をかいてるんだよ!」
「……ならいいけど。それじゃ三日後、また会いましょう」
「死ぬなよ……」
〜回想終わり〜
そう言ってた奴が真っ先に死んでしまった(未確認)。
あの時無理にでも引きとめておけば……。
もう後悔はしたくない。
死んだ奴等の分まで精一杯行き……
そして……影瑠を倒す!
姉は拳を握り締め、まだ赤い朝日向かい、堅く誓ったのだった。
- 664 :名も無きリスナー:07/01/08 02:15:39 ID:hp1rGwCv
- そしてスレは動き出す
- 665 :名も無きリスナー:07/01/08 20:41:13 ID:01zu6DGM
- ヤッター\(^o^)/まとめサイトできたよー
ttp://eruita.web.fc2.com/
- 666 :名も無きリスナー:07/01/08 20:45:54 ID:???
- GJ!
サブタイトル見てゾクゾクした!
- 667 : ◆BooOooni6A :07/01/08 21:09:55 ID:???
- 乙!
結構な量になってたんだな
- 668 :名も無きリスナー:07/01/08 23:27:23 ID:???
- >>665
29話のリンク先がおかしいです先生!
細かい事ですが素敵まとめなので完璧にして欲しいんです><
- 669 :名も無きリスナー:07/01/09 00:34:59 ID:7LismRm7
- ご指摘ありがとうございます。
直させて頂きました。
- 670 :1/2弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :07/01/09 02:22:11 ID:???
- 「あああイライラしてきた・・・」
事故とやりあってる最中に何者かに殴られて気絶した場所からどのくらい歩いただろうか
たどってきた森の中の獣道にはターゲットの6人どころか人っ子一人いなかった
「アバラは痛いし人はおらんし・・・どうなっとんかね・・・ブツブツ」
文句を言いながら思い出すのはオフ会直前に影瑠と交わしたスカイプチャットの内容だった
「突然なんでしょうか?」
『オフ会の件で頼みたいことがあってね』
「頼みたいことといいますと?」
『えーとね、バトルロワイヤルって知ってるよね?」
「一応一作目の原作は読んでますが」
『じゃあ内容は大体わかるよね?』
「わかりますけど・・・それと頼みごとに何の関係が」
『オフ会でね、にょあんに演じてほしい役割があるんだ』
「ゲームに乗った人間の役ならお断りしますよ?」
『・・・鋭いね^^;』
「やっぱり」
『でもすぐに引き受けたくなると思うけどな〜』
「なぜですか?」
『
「あれ?何で引き受けたんだっけ?」
そこから先のチャットの内容が思い出せない
断るといったのに
理由はなんだったっけ
「うぁ」
ふと酷い頭痛が襲う
そしてすぐに消えていく
「・・・まあいいや」
理由なんてどうでもいいや
とにかく今はターゲットを探して殺す
それが私のやるべきことだ
- 671 :2/2弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :07/01/09 02:22:37 ID:???
- 「あぶないあぶない」
影瑠はキーボードを軽やかに叩きながらつぶやく
「プログラムだけじゃやっぱり限界があるか」
たくさん並んだディスプレイの一つには頭痛に苦しんでいる如杏が映っている
「SIMPLEに殴られたのが原因だろうなぁ・・・3日目までは確実に持つようにしてたのに」
DOS-プロンプトらしきウィンドウには‘Needle was pulled’と表示されている
「よーし、これでもとに戻るでしょ」
ディスプレイの中の如杏はどこへともなく歩いていく
「理由を思い出されちゃ困るんだよね〜、よろずやさんはまだしも他が裏切るかもしれないし、
結末はどうであれ殺すことだけを考えててくれなくちゃ」
影瑠はちょっと一息とでもいうように水を飲む
「そうでなきゃ面白みが増さないしね」
「・・・そうやないとおもしろない・・・ブツブツ」
相変わらずブツブツいいながら如杏は一人で森の中を歩いている
海が近くなったのか風に潮の匂いが混ざり始めた
「浜が近いんか、適当な岩陰でも探してしばらく寝るかな〜、歩き疲れたし」
その先にあるのは何なのか地図で確認もせずに進んでいく
・・・数分後、如杏は思わぬ人物との接触に驚くこととなる
|д゚)ホテル組か灯台組のどっちかでこの後を拾っていただけないでしょうか
- 672 :2/2弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :07/01/09 02:23:23 ID:???
- >>665
|д゚)超GJ!
- 673 :名も無きリスナー:07/01/09 03:11:00 ID:???
- 伏線ハァハァ
- 674 :名も無きリスナー:07/01/09 12:30:14 ID:???
- >>665
15話だけaタグが3つも入ってるのはなぜなんだぜ?
- 675 :影瑠 ◆L.Radio..2 :07/01/09 13:04:24 ID:???
- >>665
ついにまとめサイトまで・・・おつ!
>>671
オレは人の行動まで操る事が出来るようになってしまったのか・・・
恐ろしい子!!
- 676 :名も無きリスナー:07/01/09 18:50:44 ID:???
- バトロワでもリアルでも、影瑠ならノーベル賞確実ですね><
- 677 :UMA ◆u.YAJIUMA. :07/01/09 22:47:33 ID:???
- 勉強時間の合間にちょこちょこかいてたのが完成したんだけどのせてもいんだろうか
- 678 :卑のヲンナ ◆die/ODwNMw :07/01/09 22:48:01 ID:???
- . ∩____∩: :.+
ワク. | ノ ヽ+.:
:.ワク/ ● ● | クマ
ミ '' ( _●_)''ミ クマ
. / ._ |_/__ノヽ
-(___.)─(__)─
- 679 :UMA ◆u.YAJIUMA. :07/01/09 22:51:08 ID:???
- 『UMA視点E―目的の在処2』
「あー……」
ここはホテルの一室。
卑姐と合流した俺はとりあえず二人でいろいろと話をしつつ休んでいる。
「いやもう何がどうなってるのかわかんないんだよなぁ…正直なところ」
このホテルはラブホテルではなく普通のホテルだった。
規模としてもそこまで大きいものではなく、3階建て程度のもの。
「そうねぇ…影瑠タソがなにを考えてるのかアタシにもわからないわ」
内装は洋風。
廃ホテルというくらいだからボロボロなのかと思いきや、意外にもかなり綺麗な状態で人がいなく
なってからそこまで時間が経っている様には見えなかった。
「少なくとももう一人は死んでいるだよなぁ…」
人がいなくなってから時間が経っていないと考えられる理由はもう一つあった。
厨房にある冷蔵庫や部屋に備え付けのテレビ。その他もろもろの電化製品の製造年月日がどれも大
体3年ほど前のものだったからだ。
「そうねぇ…拉致までするくらいだからある程度本気だとは思ったけれど…
まさかこうも早く人が死んでしまうなんて…」
また、壁に貼られていたポスターや部屋にあった聖書や注意書きの書いてある本などが日本語の表記
だったことからここが少なくとも日本人を相手にすることを中心に商売をしていた事がわかった。
「やっぱりやったのは影瑠の仲間とかいう人たちなのかな?
だとしても人が死にはじめたっつー事は影瑠の言ってたゲームが本当に始まっているって言うこと
なわけだよなぁ。」
電話回線はどうやら全滅しているようだ。
また、電気関係も全滅。
ブレーカーを弄繰り回してみたが、どうやっても電気が通ることは無かった。
「そうねぇ…アタシ達もあんまり油断していると危ない目にあうかもしれないって言うことだものねぇ」
- 680 :UMA ◆u.YAJIUMA. :07/01/09 22:51:25 ID:???
- そしてもっとも大きな収穫、それはある写真だった。
そう、このホテルの開業を記念してとられた記念写真。
それが示していたものはもしかすると結構大きい…様な気も。
「だよなぁ…気をつけないとまずいんだよなぁやっぱり。
歌いながら歩いてた俺って実はすっごい危なかったんだろうねぇ」
「あははは!気をつけなきゃだめよん」
「了解しました!!…って言っても歌いたいものは歌いたいんだけどね。わりと無意識に」
俺はベットに腰掛けていた自分を窓の近くにまで持っていく。
外はもう明るくなり始めており、それは影瑠にこのゲームの始まりを告げられてから一晩たった事を
意味している。
「…今頃は秋葉原でシンセ見てるはずだったんだけどねぇ」
いや、もしかすると拉致されてから結構経ってるかもしれないからそうとも言えないのか?
「アタシはUMAタソと…ゲヘゲヘ」
「ちょwwwwそれはどうかと!!」
笑ってるとはいえやっぱり不安はある。
そういう時にこういう冗談を飛ばしてくれる卑姐が結構ありがたかったりもする。
…いや冗談だよね?
「この島って結局どこなんでしょうね?」
「そうだよなぁ…そこなんだよなぁ……」
ホテルの開業を記念してとられたのであろう記念写真。
そこに写っていたのは数十名の笑顔の従業員と思われる人達。
「まぁ地図に書いてあった島のネーミングは確かにねーよとは思ったけどさぁ…」
でも重要なのはそこではなく記念写真の下に書かれていた文字。
「でも本当に訊いた事のない名前よねぇ」
『昭和60年 開業記念 ホテルニューオーシャン 須軽谷島』
少なくともここは影瑠島という名前ではなく、確かに人が住んでいたということ。
そして観光客が来ることもあったということ。
それだけは確かな事だった。
- 681 :UMA ◆u.YAJIUMA. :07/01/09 22:51:56 ID:???
- ネーミングセンスが無い上に設定を勝手に書き加えるのは仕様です
- 682 :名も無きリスナー:07/01/10 05:54:48 ID:/WyvtqqB
- イイヨイイヨ
- 683 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :07/01/10 22:49:06 ID:QGmQRlW2
- まとめサイト超GJ。
これでまたスピードが上がればいいな。
あととりあえず四天王、続き書けwうごけねーだろw
- 684 :名も無きリスナー:07/01/10 22:56:10 ID:???
- ここで軍師撃たれて死亡?
- 685 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw :07/01/10 23:01:57 ID:???
- ぶっちゃけそれでもアリ。そろそろ誰か死なないとな。
ま、誰も死なないようなら俺が殺すだろーけどね。
- 686 :名も無きリスナー:07/01/10 23:04:37 ID:???
- ここで最初に死ぬやつってのもまああれだよな
冒頭でギャグ的に事故かベイダーを爆発させてどっかに吹っ飛ばして置いて
後半なぜか生きていた的なシナリオに持っていけたらちと面白くなったんだが
- 687 :4 ★:07/01/11 00:02:40 ID:???
- 4の場合C−共闘開始
― バゴン!!
室内を物色中にいきなりの扉を蹴破る音。
―襲撃か??腰から2丁のベレッタを抜き、いきなりの訪問者に銃口を向ける
軍師「よぉ、四天王」
四天王「…なんだ、軍師か。起きたのか?」
普通、どんな仕掛けがあるのか判らないのに蹴破るかね扉を。
軍師・・・本当に軍師か?本当は軍曹じゃないのか?
軍師「まーな。しっかし、面倒な事に巻き込まれたもんやね」
四天王「そだな。お前はこれからどうすんの?」
しかし、銃口が向いてるのに動じもしない。
俺が撃たないとでも思ってるのか?
すると軍師が両手を挙げ、敵意が無いことを示しながら
軍師「俺は…影瑠を狩るつもり。…四天王。俺に協力してくれんや?」
影瑠を狩る、お互いの目的は同じだ。
この誰が敵で誰が味方か判らない状況で信じる信じないで状況は変わってくるだろう
・・・だがこの軍師の格好はどうだ?
水法被、締め込み!!まさに山笠!!どうやって影瑠を狩るんだ??
少し、軍師の度胸試しといくか・・・
四天王「俺は―――」
以下、次回へ続く!!
- 688 :4 ★:07/01/11 00:03:38 ID:???
- で、続き
軍師に当たるか当たらないかの所にいきなり銃をぶっ放してみた
軍師「―――っ!!」
四天王「避けようともしない、微動だにしない。真っ直ぐに俺を見たままか」
軍師「信じてたけんね」
四天王「OK、協力しよう。」
俺は銃を下ろし腰に挿した。
共に戦うのも悪くない、一人で総て方を付けれるなんて思っちゃいない
これが軍師の策であってもだ。乗れる所までは乗ってもいいだろう。
しかし、釘は刺しておくか
四天王「あ、そうだ軍師」
軍師「ん?」
四天王「裏切るなよ・・・できれば仲間は撃ちたくない」
軍師「あぁ、わかってる」
本当に分かっていてくれよ軍師・・・
四天王、軍師と共に行動開始
- 689 :地獄へ直進行の巻:07/01/11 03:41:09 ID:???
- 「うっ……!」
岬の突端に建てられたプレハブの小屋。
影瑠配下の兵士たちの詰所だったようだが、
朝日に浮かび上がったその内部は……地獄だった。
壁も天井も赤黒く染まり、兵士達の肉片が散乱している。
参加者の誰かの仕業だろうか?
死臭に混じって肉が焦げた臭いがする。
おそらく凶器は───爆弾。
小屋の中に手榴弾か何かを投げ込んだのだろう。
ついさっき影瑠に兵士の詰所への立ち入りは禁止だと言われたばかりだというのに
進入どころか兵士を皆殺しとは恐ろしい奴もいたものだ。
とにかく、こんな腐臭漂うグロい場所にこれ以上いるのは御免だと、
かにぱんがその場を去ろうとしたその時であった。
「これは……お前の仕業か?」
「!」
咄嗟に踵を返し、自分の得物である高枝切り鋏を構える。
果たして、そこに立っているのは見知った顔であった。
「ぐつぐつ……」
「こいつらをやったのはお前か?」
ぐつぐつは挨拶もせずに歩み寄ると、かにぱんの背後の惨殺現場を指差し、尋ねた。
かにぱんはその傍若無人な態度に一瞬呆気にとられながらも、その質問に冷静に答えた。
「そんなワケないでしょ。ハサミひとつでどうやってここまで人間バラバラにできんのよ」
「そうか」
かにぱんの答えに納得したぐつぐつは、再び挨拶もなしにその場を後にし、
森の中へ消えていった。何だったのだろう。一体。
目の前で増えていく謎に、かにぱんは頭を抱えるばかりであった。
- 690 :名も無きリスナー:07/01/11 08:23:43 ID:???
- ちず だれか たのむ
地図無しだといま自分が書いてる話のつじつまが合ってなさそうで怖いwwwwww
- 691 :UMA ◆u.YAJIUMA. :07/01/11 15:44:58 ID:???
- >>690
もう地図あるよ?
- 692 :名も無きリスナー:07/01/11 20:38:22 ID:???
- >>691
いや、あるのはわかってるwwwww
ローカルで持ってる人再うpしてくだしあ><ってことです
- 693 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU :07/01/11 23:09:51 ID:DpmuwADu
- あ、俺ももってないw
- 694 :名も無きリスナー:07/01/11 23:18:44 ID:???
- http://www.usamimi.info/~hama1215/cgi-bin/up/img/up0469.jpg
作った本人も探すのに苦労したwやべぇwww
- 695 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E :07/01/12 00:58:04 ID:???
- >>694
|д゚)うお、これだと私は島を一気に縦断した形になるのか
- 696 :チンコベイダー ★:07/01/12 01:00:27 ID:???
- 影瑠のプログラムにかかれば造作もないことです
- 697 :名も無きリスナー:2007/01/12(金) 20:07:38.5729 ID:h0RJyx0Q
- test
- 698 :名も無きリスナー:2007/01/12(金) 21:26:26.9217 ID:1VLyEWUY
- ここの裏設定スレはどうするの?
ageるなら早くしないと
- 699 :名も無きリスナー:2007/01/12(金) 23:38:21.8192 ID:pp6kjlsU
- ageとこ
- 700 : 自称ジェントルマン :2007/01/14(日) 05:54:24.7756 ID:2YD/uvcc
- あげ
- 701 : 名門出のエリート :2007/01/16(火) 14:41:54.1596 ID:iO1I1qkg
- 定期
- 702 : ロウムサ派 :2007/01/19(金) 03:07:21.9232 ID:w.WhY6RM
- ルール
1.参加者は最後の一人になるまで殺し合いを行う
2.参加者には食料、水、地図、懐中電灯及び特定の装備が支給される
3.参加者には爆破装置及び盗聴器を内蔵した首輪が嵌められる
4.死亡したものは失格となる
5.死亡が確認されてから何らかの理由で復帰した場合は、再び闘いに参加することができる
6.島から脱出した場合、首輪が爆破される
7.生存者が一人になった時点で闘いは終了する
8.参加者が禁止区域に入った場合、首輪が爆破される
9.スタートから72時間後複数の参加者が生存していた場合、参加者全員の首輪が爆破される
10.24時間の間一人の死者も出なかった場合、参加者全員の首輪が爆破される
11.午前0時、午前6時、正午及び午後6時に主催者より定時放送がなされる。
12.無人島がリングだ!
(補足:バトルロワイアルによって島内の建築物を破壊しても罪に問われない )
- 703 : 名も無きリスナー :2007/01/20(土) 02:41:57.3690 ID:ToKoMOyQ
- 軍師と四天王は今後の方向性についての相談を終え、
装備を整えた後、この灯台から出発しようとしていた。
だがその時であった!
「ちょっと待ったー!」
突如として、頭上からから響いた声。
顔を見合わせる軍師と四天王。
「まさか……この上に誰かいるのか?」
「確かに……この上はまだ見てなかったな」
二人は頷き合い、最上階へと続く梯子を上り、声の主を目指す。
そういえばいつの間にか夜が明けていたようだ。
灯台の最上階へと登りついた二人が見たものとは。
「久しぶりだな。おいちゃん……それに軍師」
吹きすさぶ風の中、その男は立っていた。
たった今昇り始めた朝日が、男の顔を照らしだす。
「影瑠を倒すんだろう……?俺にも協力させてくれないか」
「色白……!」
【2日目 05:00 灯台】
【色白】
状態:一晩中外にいた
武器:?
装備:端末
道具:支給品一式
思考:首輪を外し、影瑠に対抗する
【放浪軍師】
状態:色白と遭遇
武器:ギャルゲたん仕様爆弾
装備:水法被と締め込み
道具:支給品一式
思考:“駒”を集める
【四天王】
状態:色白と遭遇
武器:銃火器一式
装備:迷彩ズボン・迷彩ペイント・バンダナ
道具:支給品一式
思考:軍師に協力する
- 704 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw:2007/01/20(土) 12:31:59.6051 ID:???
- いの一番に猛ダッシュで灯台入りしたのに、どっから沸いたw
中に入らずに梯子か何かで屋上まで攀じ登ったかw
- 705 : ↓それにしてもこのオヤジ、ノリノリである :2007/01/20(土) 12:46:19.4079 ID:???
- ・実は物凄い遠回りしていた
・白たんが飛んだ
・白たんの祖先は忍者
・ところでスク水っていいですよね
- 706 : こんなレスするために生まれてきたわけじゃない :2007/01/20(土) 14:15:38.6960 ID:???
- 空間を渡ったんじゃね
- 707 : 影瑠板のアイドル :2007/01/21(日) 23:06:07.4446 ID:???
- 「そろそろ行くかな……」
ジーグは布団を畳み、廃屋の中に使えそうなものがないか探索に向った。
歩くたびに軋む板張りの階段が古めかしさを感じさせる。
しかし廃墟化してからそれほど長い年月は立っていないようで、
床が抜けていたり壁が崩れ落ちていたりということはなかった。
どうやら電気は通っているようで、電化製品などはそのまま残されている。
よく考えれば無人島の廃屋にテレビやビデオがそのまま残されているのは少々不自然な気もするが。
テレビは10数年前に製造されたもので、ビデオデッキも概ねそのあたりだ。
まわりを良く見れば、電子レンジや冷蔵庫などもそのまま残っている。
冷蔵庫……。
「ん?」
ジーグはそこで何かに気がついた。
冷蔵庫をジッと見つめ、そして言った。
「……さっさと出てきたらどうだ?」
- 708 : 俺の地元ではブッチホンが今ブーム :2007/01/21(日) 23:10:28.9869 ID:???
- 「冷蔵庫の中身を出したまま……片付けてねーぜ!」
冷蔵庫の前には、その中身らしき腐った野菜や酒瓶などが散乱していた。
それは即ち、腐った野菜の代わりに冷蔵庫の中にはゲームに乗った暗殺者が潜んでいるということだ!
しかし……返事はなかった。
「?」
ジーグは恐る恐る冷蔵庫の扉を開けてみると、ゆっくりと中を覗き込んだ。
中にあったのは巨大な氷の塊だった。
「ひでェ……」
確かに暗殺者は冷蔵庫の中にいた。
ただし、変わり果てた姿で。
「これがバトルワイアルか……」
ジーグは、改めてバトルロワイアルの恐ろしさを実感していた。
- 709 : 3年E組 :2007/01/21(日) 23:16:03.7419 ID:???
- 誰がいたの?><
- 710 : 女を求めていざフィリピン :2007/01/21(日) 23:18:50.6599 ID:???
- まさか・・・バトルロワイアル自体初めてじゃ・・・ない?
影瑠が主催して行われたバトルロワイアル自体、過去にも行われていた・・・?
その氷の中にある死体は桜島さんとか・・・
という事は影瑠板バトルロワイアルの前にアクロスバトルロワイアルが行われていた?
まさかなwwww考えすぎだよなwwww
- 711 : 前方後円型脱毛 :2007/01/21(日) 23:29:52.2155 ID:???
- 中の人に聞いてみるか
- 712 : スタートクラッシュ :2007/01/22(月) 00:03:53.6185 ID:???
- 氷漬けの 放送事故
次に活躍するのは さんちゃん
次の舞台は 空港
- 713 : パッピーターンの糖分設定師刑事 :2007/01/22(月) 00:04:16.4719 ID:???
- これは意外な展開wwwwww
- 714 : 餓死寸前にチョコチップ :2007/01/22(月) 00:37:21.4448 ID:???
- 「へー、ここがSIMPLEの隠れ家か」
「ちがう。俺達の隠れ家はまだずっと先だ。ここは強力な冷蔵庫があるだけがとりえのただの廃屋!」
「なんだと?だったらなんでオレをここに?」
当然の疑問を事故が口にした瞬間。SIMPLEの目つきが変わった。
「事故、ここでお前を止めるためだ。」
シベリアの永久氷壁のような冷い視線。それは親友である事故も初めて見る表情であった。
そしてSIMPLEは懐からギターの弦を取り出すと、それを事故の首に巻きつけてきたのだ!
「な……なんだってー!……ぐ!ぐおお……!」
事故は必死で抵抗したが、凄まじい締め付けに意識は急激に遠のき、
そして途切れた。
「な……なぜ……」
「このままお前が戦い続けても必ず他の参加者に殺されていただろう……許せ事故!」
SIMPLEは冷蔵庫の中身を全て出し、
事故の亡骸を代わりにその中に葬った。
「その冷蔵庫の氷はいかなることがあっても溶けないようになっている。
おまえの肉体は永遠にくちはてることはない。魂は天にのぼっても……
この無人の廃屋で永遠に……さようなら事故……」
SIMPLEの頬を一筋の涙が伝った。
ビィーン……
「ん?弦が反応している。誰かが近づいてきているようだな。早いところ帰るか」
「おwwwこの廃屋いい感じじゃんwwwww」
【四日目 00:30】
【SIMPLE】
状態:事故……
装備:ギター・弦
【鋼鉄ジーグ】
状態:今夜の寝床を発見
装備:?
【放送事故】:死亡
- 715 : 袋ラーメンが主食です :2007/01/22(月) 00:48:30.5723 ID:MMvPxWuo
- 【四日目 00:30】
↓
【二日目 00:30】
- 716 : 私のマ○コも差し押さえられそうです :2007/01/22(月) 00:53:13.2652 ID:???
- どうみても生き返るなこりゃwwww
- 717 :しまった!:2007/01/22(月) 01:05:09.2035 ID:???
- となると夜中ジーグが二階から見かけた
シンプルと一緒にいたメイドは誰なんだ!?
- 718 : 親父の遺言には絶対従わない :2007/01/22(月) 01:06:34.5371 ID:???
- これはつまらない
- 719 : 園崎魅音 :2007/01/22(月) 01:12:11.7866 ID:???
- 完全に破綻してきているな
だがそれがいいってレベルじゃねーぞ
- 720 : 難攻不落の鉄騎士兵 :2007/01/22(月) 01:18:09.6855 ID:???
- だがそれがいい
- 721 : 落ち武者ーっ、ウーロン茶だオレ。 :2007/01/22(月) 01:34:18.6812 ID:???
- BL臭と時空の歪みが逆鱗に触れたかw
- 722 :UMA ◆u.YAJIUMA.:2007/01/22(月) 01:38:27.1992 ID:???
- やっべ今から書こうと思ったけど状況わっかんねえw
ちょっと読み返してくるwww
- 723 :弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E:2007/01/22(月) 01:39:59.2155 ID:???
- |д゚)あわわ、どう進めたらいいかわかんなくなってもうたwwwwwwww
- 724 : 搾乳初心者 :2007/01/22(月) 01:55:33.2506 ID:???
- ジーグ→廃屋探索中に事故発見
事故→冬眠中
軍師・おいちゃん→灯台屋上で色白と遭遇
色白→軍師に協力を申し出る
かにぱん→兵士虐殺現場を目撃
ぐつぐつ→かにぱんに会った後どこかへ
ベイダー・3ちゃん→灯台かホテル
UMA・卑姐→ホテル
ワッカ→影瑠基地のダクトのなかにいるブラホ・魔サンド→昆虫研究所から移動
よろずや→昨晩は昆虫研究所
ゆんぼー→昨晩は集合場所へ
ブーン→昨晩はカタログチェック
宇垣→昨晩はサバイバル生活を満喫
まれすけ→昨晩はA5リンゴの木の下
マレカノ→洞窟
- 725 : 陸上カーリング合戦〜激闘編〜 :2007/01/22(月) 02:00:14.5722 ID:???
- >>714はなかったことに…
- 726 : 脱北者 :2007/01/22(月) 02:01:32.5217 ID:???
- >>721
言われてみて初めてBL臭に気付いたww
- 727 : バイト右翼A :2007/01/22(月) 02:02:43.7760 ID:???
- 朧月→昆虫研究所に行きたいけど虫が苦手
如杏→ターゲットを探して海辺へ
音虚→メイドロボを起動
でつにむ→車で捜索を開始
みみ→自宅待機
>.1<→覚悟を決めた
TEKKON→昨晩は茂みで盗聴。電池残量不安
ナハト→スタート以降音沙汰なし
影瑠→楽しんでいる
こんなとこでしたっけ
- 728 : サンデー :2007/01/22(月) 02:07:33.6321 ID:???
- >>727
Rboy→最後に名前を呼ばれた。その後不明。
浜田さん→写真集の中に謎の薬
姉→影瑠を倒そうと思っている
- 729 :こうですかわかりません><:2007/01/22(月) 02:09:56.7242 ID:???
- 「へー、ここがSIMPLEの隠れ家か」
「ちがう。俺達の隠れ家はまだずっと先だ。ここは強力な冷蔵庫があるだけがとりえのただの廃屋!」
「なんだと?だったらなんでオレをここに?」
当然の疑問を事故が口にした瞬間。SIMPLEの目つきが変わった。
「事故、ここでお前を止めるためだ。」
シベリアの永久氷壁のような冷い視線。それは親友である事故も初めて見る表情であった。
そしてSIMPLEは懐からギターの弦を取り出すと、それを事故の首に巻きつけてきたのだ!
「な……なんだってー!……ぐ!ぐおお……!」
事故は必死で抵抗したが、凄まじい締め付けに意識は急激に遠のき、
そして途切れた。
「な……なぜ……」
「このままお前が戦い続けても必ず他の参加者に殺されていただろう……許せ事故!」
SIMPLEは冷蔵庫の中身を全て出し、
事故の亡骸を代わりにその中に葬った。
「その冷蔵庫の氷はいかなることがあっても溶けないようになっている。
おまえの肉体は永遠にくちはてることはない。魂は天にのぼっても……
この無人の廃屋で永遠に……さようなら事故……」
SIMPLEの頬を一筋の涙が伝った。
ビィーン……
「ん?弦が反応している。二階に誰かいるようだな。早いところ帰るか」
【二日目 00:30】
【SIMPLE】
状態:事故……
装備:ギター・弦
【放送事故】:死亡
- 730 : 密漁にうってつけの場所知ってる? :2007/01/22(月) 02:14:35.6465 ID:???
- そういえば読み返してみたら最初のほうで色白さん灯台に向かってましたねw
- 731 : イエロー(ゴレンジャー) :2007/01/22(月) 02:18:57.7765 ID:???
- 冷蔵庫に入ってたのは事故ではなく 4453枕
- 732 : 手がすべった :2007/01/22(月) 02:19:40.7858 ID:???
- いいのかwwwwww
- 733 : 子供の抱く夢を壊す100の方法 :2007/01/22(月) 02:20:33.5911 ID:???
- 勝手に殺しちゃうのはひどいだろwwwwww
- 734 : 影瑠の婿 :2007/01/22(月) 02:21:52.8709 ID:???
- 事故のことだって勝手に殺そうとしてたのに何を今更wwwwwww
- 735 :まれすけ:2007/01/22(月) 02:23:55.4349 ID:???
- 本当はマレカノが入っていたということで大団円
- 736 : 6413円ショップ :2007/01/22(月) 02:24:28.1699 ID:???
- いや、ここはリーダーの俺が入っとくよ!!
- 737 : 悪い大人 :2007/01/22(月) 02:25:54.7237 ID:???
- ルールによれば一度死んでも生き返れば復帰できるんだぜ!
- 738 : 後に伝説の書き込みと呼ばれる :2007/01/22(月) 02:26:29.8918 ID:???
- いやいやここは俺が入るよ
- 739 : 三倉茉奈(マナカナ) :2007/01/22(月) 02:28:27.7624 ID:???
- いやいやここは くさお が入るよ!
- 740 : 風紀の山田先生 :2007/01/22(月) 02:28:58.3110 ID:???
- だから勝手に入れちゃダメだってwwwwwwwwww
- 741 : イナバウアー物語 第13巻 :2007/01/22(月) 02:30:51.4816 ID:???
- ,;r'"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ、
,r'";;;;:::::;彡-=―-=:、;;;;;;ヽ、
/;;ィ''"´ _,,,,....ニ、 ,.,_ `ヾ;;;;〉
`i!:: ,rニ彡三=、' ゙''ニ≧=、!´ 裏設定スレに行こうぜ・・・・・・
r'ニヽ, ( ・ソ,; (、・') i'
ll' '゙ ,;:'''"´~~,f_,,j ヾ~`''ヾ. 久しぶりに・・・・・・
ヽ) , : ''" `ー''^ヘ i!
ll`7´ _,r''二ニヽ. l キレちまったよ・・・・・・
!::: ^''"''ー-=゙ゝ リ
l;::: ヾ゙゙`^''フ /
人、 `゙’゙::. イ
- 742 : 転売厨 :2007/01/22(月) 02:31:28.6380 ID:???
- てか設定スレでやれwwwwwww
- 743 : 薬指フェチ :2007/01/22(月) 02:31:54.2006 ID:???
- ジーグ「凍えきった人間の体を暖めるのには人間の体温が一番いいときいたことがある…」
するっ
ジーグ「か…体を暖めるだけなんだからねっ!変な事かんがえないでよねっ!」
- 744 :UMA ◆u.YAJIUMA.:2007/01/22(月) 02:42:46.5613 ID:O9hPVoUY
- 『UMA視点F―目的の在処3』
「元々影瑠の島じゃなかったって事はさ、ココを買い取った…もしくは勝手に拝借してるって言うことだよね?」
俺にはやっぱりよくわからない。
何故島を買い取る、又は乗っ取ってまでこんなことをする必要性があったのか…が。
「どうなのかしらね…?」
「乗っ取ったにしてもこんな爆弾と発信機の着いた首輪、ここに俺らを運んでくるための人件費その他諸々。
どう考えても割に合うとは思えないんだけどなぁ…」
卑姐はうつむいて少し考えるような素振りを見せた。
「そうねえ…?ただのお金持ちの道楽…とか?…ソレにしてはちょっと大掛かりすぎるかしら?」
「普通に考えると道楽っぽいっちゃぽいか。でも確かに大掛かりなんだよね。ソレも道楽のうちって言えばそこま
でなんだけどさ。」
卑姐はニヤっと笑って言った。
「お金持ちの事なんて私達庶民にはわからないわ本当」
「アハハ!違いないわそれは」
俺が声を上げて笑うと卑姐も声を上げて笑った。
笑ってるとこんな状況なのに楽しい気分になるから不思議なもので。
俺は気楽にここまできていたのだが、始めての死者がでた知らせを聞いて緊張しはじめてしまっていたのだが、そ
の緊張が少し解けた様に感じた。
卑姐は立ち上がって背伸びをした後俺の方を見て真剣な顔をして言った。
「でも…なんでかしらね?」
「ん?」
「勘なんだけどやっぱり道楽じゃなくて影瑠には目的があるような気がするのよね」
「あーやっぱり?」
俺は再び顔に笑みを浮かべて言った。
「なんとなく俺もそんな気がする。それが脱出する手がかりになるような気も。だから…ここで調べたことはいつか
役に立つはずだよ。そのためにメモ帳にここで調べたことを書いておいたんだからさ」
「そうよね」
短く答えた卑姐は少し疲れた顔をしていた。
- 745 :UMA ◆u.YAJIUMA.:2007/01/22(月) 02:43:03.4629 ID:O9hPVoUY
- 「あー…なんだかんだ言ってもやっぱり卑姐疲れてるみたいだね?」
卑姐は欠伸をした。
「ふぁ…やっぱり緊張してたのかしらね?ちょっと眠たくなっちゃったわ」
あー本当に疲れてるな…少し休ませたほうがいいのかもしれないな?
そんなことを俺が考えていると卑姐が言った。
「少し…寝てもいいかしら?流石にずっと起きてるのは辛いわ。多分ココならそこまで危なくも無いでしょう」
…卑姐が自分から言って来るんだから本当に疲れてるんだな。
「わかったよ〜。俺はまだ大丈夫だから少しホテルの周りでも見回りしてくるよ。どのくらいで起こせばいい?」
「そうねえ…1時間半後に起こしてもらえないかしら?」
「わかったよー」
卑姐は俺の答えを聞くとベッドの上に寝転がり目を瞑った。
「さて、俺は見回り見回りっと」
誰かがホテルの周りに来てるかもしれない。
影瑠の言ってた仲間って言うのじゃなければいいんだけど…そうでなければ一緒に行動できるだろうし。
もしそうだったら……念のために荷物も持っていこう。
何かの役に立つ事だってないとはいえないだろうし。
影瑠はホント何の用途でマイクを俺の荷物の中にいれたんだろうね?
卑姐の見たら別に関係が深いものっていうわけでもなさそうな感じだったしさぁ…。
そんな事を考えながら俺はホテルの外へと向かっていった。
- 746 :UMA ◆u.YAJIUMA.:2007/01/22(月) 02:43:20.4395 ID:O9hPVoUY
- 今回はいつもに比べると短めなんですぅ
- 747 :まとめ 1/4:2007/01/22(月) 02:51:05.6276 ID:???
- 参加者>>55 地図>>694 ルール>>702定期放送>>577
>>1
>>8
>>12
>>10 UMA
>>40-42 UMA
>>47
>>72
>>77
>>78 軍師
>>82 TEKKON
>>88 事故
>>96-97 UMA
>>105-106 ブラホ
- 748 :まとめ 2/4:2007/01/22(月) 02:51:21.5473 ID:???
- >>111 >.1<
>>112-113 3ちゃん
>>114 でつ
>>116-117 朧月
>>120 にょあん
>>125 軍師
>>126 おいちゃん
>>130 浜田さん
>>132-134 まれ マレカノ
>>198 でつ
>>204-205 TEKKON ブラホ
>>209-211 ブラホ TEKKON
>>215 影瑠
>>224-225 音虚
>>248
- 749 :まとめ 3/4:2007/01/22(月) 02:51:33.2487 ID:???
- >>269-271 UMA
>>307 白
>>309-310 にょあん
>>329 宇垣さん
>>331 ブーン
>>337-339 ブラホ キス魔
>>356 軍師
>>366 キス魔
>>368 TEKKON
>>382 おいちゃん
>>437-439 3ちゃん
>>455-457 UMA
>>465
>>467>>472-474 UMA
>>476-477 事故
- 750 :まとめ 4/4:2007/01/22(月) 02:51:55.6858 ID:???
- >>481>>483 軍師
>>487 ゆんぼー
>>490-492 よろず
>>500-502 朧月
>>503-505 ブラホ キス魔
>>508 にょあん
>>517 軍師
>>527-528>>530>>529 ブラホ キス魔 よろず
>>533 おいちゃん
>>573>>539-540>>543>>545-549>>558 事故 にょあん シンプル
>>573-574
>>580 にょあん
>>581-583 ブラホ キス魔
>>592-593 軍師
>>606-610 3ちゃん
- 751 :まとめ まだあった:2007/01/22(月) 02:52:17.2308 ID:???
- >>614-616 卑姐
>>623-627>>634-635 でつ
>>643 みみ
>>648-650 ジーグ
>>653 軍師
>>656 わっか
>>661-663 わっか 姉
>>670-671 にょあん
>>679-680 UMA
>>687-688 おいちゃん
>>689 かにぱん ぐんくつ
>>703 おいちゃん 軍師 白
>>707-708 ジーグ
>>729 事故 シンプル
>>744-745 UMA
- 752 : 転売厨 :2007/01/22(月) 03:43:08.9925 ID:???
- おつおつ
- 753 :はぴすた ◆MICAhappy.:2007/01/22(月) 19:17:19.5232 ID:???
- 果たして僕はどんな形でこのシナリオに絡むのか
自分でも想像が付きません
- 754 : オレキトク、スグカエレ :2007/01/23(火) 00:32:59.9952 ID:???
- >>753
序盤に殺されるも、途中でホムンクルスとして生まれ変わり
「蝶人ハピヨン」として大活躍w
- 755 : 片思い中 :2007/01/23(火) 17:33:45.2019 ID:???
- ガン鬼の銃に操られる展開を考えておりました
- 756 : ◆ekf4HAMADA:2007/01/24(水) 07:36:22.4148 ID:???
- 「ここどこだよ…、地図見てもわかんねぇよ…」
そうつぶやきながらただひたすらに歩いている
あてなどもちろんない、その上どこに誰がいるかもわからない
しかし、じっとしていてはどうにもならない
そう考えとにかく歩こうと思った
しばらく歩いていたら爆発音(もしくは銃声なのだろうか)らしき物音が遠くのほうから聞こえてきた
どこかで戦闘が行なわれているのであろう
しかし、今はそんなことに気をとられている場合ではない
とにかく誰かを見つけないと話が進まない
単純に戦闘に巻き込まれるのが嫌とか、そんな理由でその場所に行かないというのはもちろん秘密だ
- 757 : ◆ekf4HAMADA:2007/01/24(水) 07:39:47.7509 ID:???
- 更に歩を進めると遠くのほうに何か建物らしき物が見えた
「あれは…何だろうな…?」
見えてきた建物は、非常に古く所々が崩壊している
だが、その建物を示す看板だけもかろうじて見える程度だった
「病…院…?」
確かに風貌は病院のそれとおなじである
地図にも病院が書いてあったから間違いはないだろう
「とにかく入ってみるか…」
仲間がいるかもしれない、脱出のヒントがあるかもしれない
そんな淡い期待を抱きつつ病院へと入っていった
#とりあえずここまで
#続きは今書いてます
#ぬこともう一人病院にいるはずだから、どちらかと絡む感じにします
- 758 : 正義の味方部部員 :2007/01/24(水) 22:24:04.4112 ID:???
- おやあ……。
久しぶりのお客さんだね。
ここかい?
ここはあの世とこの世を隔てる川。
いわゆる三途の川さね。
お前さん、見たところまだ完全には死んでないね。
ほうほう。友達に首を絞められて。
俺の思う限り、そいつはその友達なりの思いやりだと思うよ?
この先かい。
この先はおめぇ、黄泉比良坂っつってな、二度と戻れねェんだよ。
お前さんはまだこの川を渡っちゃいけねェよ。
耳を澄ましてみな。現世でお前さんを呼んでる声がするだろう。
戻ってやりなよ。
え?俺かい?
俺はもう戻れねェよ。詐欺とか殺しとか、さんざん悪いことやってきたからな……。当然の報いさ。今更戻れねェよ。
でもお前さんは違う。
戻ってやりな。お前さんを待ってる人達の所へさ……。
【二日目 午前5時 冥界・三途の川】
【宣伝野郎】
状態:死人
装備:天使の輪
- 759 :放浪軍師 ◆B5dupV1wRw:2007/01/25(木) 00:54:58.7701 ID:???
- そういやまだ宣伝野郎しか死んでないのか。
そろそろ死人出ないとバトロワっぽくないかもねー
- 760 : 右を見ろ→ 受験・就職・結婚・年金 :2007/01/25(木) 01:58:01.9653 ID:???
- 「ぐつぐつは何のために出てきたんだろ……」
そんな疑問を抱きながらも、かにぱんは旧市街地にたどり着いた。
おそらく参加者のなかにここの廃墟で夜を越した者は何人かいる筈。
そこで仲間を探せば、今後の戦いはかなり有利になる。
相手が襲い掛かって来れば、この鋏で打った斬るだけだ。
しかしもし先程遭遇したぐつぐつクラスの奴が敵として襲い掛かってきたら……
その時はその時だ。
かにぱんは一軒の民間の辺りが騒がしい事に気付いた。
【かにぱん】
状態:旧市街地を散策
装備:高枝切りばさみ
思考:仲間を探す。どの勢力につくかはそれから考える
- 761 : 翠蒼派 :2007/01/26(金) 01:48:06.8139 ID:???
- 誰かが言った。
人生で起こることは、すべて、ギャルゲーの中でも起こる。
彼らもまた、ギャルゲー以上に現実離れした状況に置かれていた。
絶海の孤島に集められた五十余人。
参加者を狙う獰猛なハンター。
まだ見ぬ強敵・怪物・殺人鬼。
その中にあって、全てを達観する一人の男。
ただ一人、このバトルロワイアルの全てを知る男。
人は彼を影瑠と呼ぶ。
ここは影瑠陣営本拠地。司令室。
何十と並んだモニターを睥睨しながら、影瑠は側近の兵士を呼びつけた。
「これまでの成果は?」
椅子に腰掛け、側近の兵士に戦況を尋ねる。
兵士は端末を取り出し、表示されたデータの報告をはじめた。
「現時点までに参加者2名。及び兵士5名の死亡が確認されました」
「遅いねぇ。まだ十分の一もいってないじゃない。2人って言ったよね。
新しく死んだのは……えーと事故か。それは確かなの?」
「首輪からの生命反応は完全に消失を確認しました。首輪が破壊された様子もありません」
「ふぅん……おkわかった。下がっていいよ」
再び深く腰掛け、コーヒーを啜る影瑠。
「事故ね……気になるなぁ……」
そう呟くと。影瑠はそっと目を閉じた。
【二日目 05:00 司令室】
状態:?
装備:?
思考:?
- 762 : 韓国風美人 :2007/01/27(土) 20:42:32.5840 ID:l53LTk2M
- 定期
- 763 : ネカマ :2007/01/31(水) 03:20:19.9733 ID:???
- 奇妙だ。とNachtKraeheは思った。
一晩のうちに島の東端から市街地近くまで歩いてみて、あり得ないことだが、たいへんな違和感を感じた。
時間の流れが変わっている。
時間にしてわずか数百分の一の差違ではあるが、東の海岸と今いる西の市街地とでは、明らかに時間の流れる速さが変わっていた。
支給品であるこの小さな木箱がなければ絶対に気付かなかったであろう、僅かな時間のずれ。これは一体。
「どういう事なんだ……」
「簡単な事よ。この島、あやかしの力で時空間が歪んでおる」
突如として、NachtKraeheの前にぐつぐつが出現した。
「ぐつぐつ……!」「深入りするでない」
そう言うとぐつぐつは掻き消えるように鬱蒼と茂る林の中へと消えていった。
NachtKraeheは目の前で増え続ける疑問に首を傾げるばかりであった
【NachtKraehe】
状態:健康
装備:謎の木箱
思考:島の謎を解く
- 764 : 携帯の着信履歴、全部fromマレーシア :2007/02/01(木) 18:37:35.6970 ID:???
- また地図消えた(´・ω・`)
- 765 : 俺だけのダッチワイフ募集中 :2007/02/02(金) 06:24:21.8135 ID:???
- 探してくる( ´・ω・`)
- 766 : 退かぬ!媚びぬ!省みぬ!! :2007/02/02(金) 06:46:56.7937 ID:???
- 「まだ微かに気を感じる……完全には死んでいないようだが……」
放送事故は氷の彫像のように美しく眠っていた。
ジーグはしばらく事故を見つめていたが、やがて意を決し、着衣のボタンを外し始めた。
「凍えきった人間の体を暖めるのには人間の体温が一番いいときいたことがある…」
するっ
「か…体を暖めるだけなんだからねっ!変な事かんがえないでよねっ!」
誰に言うわけでもなく、そう呟く。冷気のせいだろうかその頬は纔に紅潮しているように見えた。
そっと事故を抱きしめると、目を閉じ、意識を集中させて気を高める。
しかしその時予期せぬ出来事が……。
「ジーグと事故が……ハァハァ」
「いやー、私はちょっと引くわ……」
「!!!」
半分ほど開かれた戸口の向こうでは、NachtKraeheとかにぱんが一部始終を目撃していた。
【鋼鉄ジーグ】
状態:セクシー
装備:?
思考:なんだあれは……
【かにぱん(V)・∀・(V)】
状態:健康
装備:高枝切りバサミ
思考:不潔だわ!だいたい……
【NachtKraehe】
状態:健康
装備:謎の木箱
思考:ハァハァ……
【放送事故】
状態:こおりづけ
装備:スク水・メイド服
思考:インタビュー不可
- 767 : 時代はガウリイ・ガブリエフ総受け :2007/02/02(金) 12:30:09.5799 ID:9nhEOZr.
- ちょwww
- 768 : 食事とスーパーの袋をたたむ速度には定評がある :2007/02/02(金) 12:33:08.1663 ID:???
- どんな展開だwww
- 769 : 死を超越した :2007/02/07(水) 03:48:32.5096 ID:???
- 影瑠は苛立っていた。
「現時点での生存者は?」
「首輪を嵌めていない者もいるため正確な数は把握しきれませんが、兵士その他を含めておよそ100〜200名と思われます」
「島外からの侵入者は?」
「先ほど小型艇による上陸を試みたものがおりましたが、上陸前に迎撃、殲滅いたしました」
「日本政府は」
「未だ沈黙を保っています」
「兵士は何人死んだ」
「現時点まででおよそ10名弱と思われます」
「参加者内の死者は?」
「現時点で2名が確認されています
「少ねぇな」
「そう仰られましても……」
「下請けを呼べ」
「え、いやしかし……」
「いいから」
【二日目 05:30 影瑠本陣】
【影瑠】
状態:健康
装備:?
思考:ちょっとイライラ
- 770 : 売国奴 :2007/02/08(木) 02:45:41.9345 ID:???
- 「・・・そう言った訳で、影瑠様がお呼びです。至急来て戴きたい。」
LCDモニタに映った図面を不機嫌そうに見つめながら彼は答えた。
「ちっ、このクソ忙しい時に・・・。お前らも使えねぇなぁ・・・・
俺じゃなくたって手駒は居るだろ?そいつらで何とかできねぇのかよ?」
「しかし影瑠様直々のご指名です。断って良いのですか?それに今回は賞金も・・・」
「あぁ、みなまで言うな、分かったよ。すぐに仕度するから”いつもの場所で”ピックアップしてくれ。」
「了解しました。今回の装備はどうしますか?」
「そうだな・・・”今回は”MP5SD5、ノクトビジョン付だ。ハンドガンはUSPでいい。
弾はホローポイントでマグ5本分だ。後、セムテックスを3Kg程頼む。」
「了解です。では、30分後に。」
通話が終わり、咥えたラークメンソールに火を付け
「しょうがねぇ、一丁踊らせてやるか・・・」
と一人ごちながら椅子から腰を上げた。
【二日目 05:35 下請け事務所】
【下請け】
状態:寝不足?
装備:タバコ・ライター
思考:面白いってのは大事だぜ
>>569を受けて書いてみました><
- 771 :一方その頃:2007/02/08(木) 03:18:21.7672 ID:???
- 「……もう一度言いたまえマコエフ君」
「全滅です。A部隊を含む須軽谷島上陸チームが、全て上陸前にです」
「我々が戦っている相手は残酷な連中、人間に化けた獣だ」
「同感です、大統領」
「手も足も出んというのかッ!わがロシア共和国がッッ!!」
「遺憾ながら大統領……その通りとお答えするしかありません……」
「……ッッ」
【二日目 05:30 モスクワ・大統領府】
【ウラジミール・プーチン】
状態:大統領
装備:BCPΦ(ロシア連邦軍)
思考:なんということだ……
- 772 :UMA ◆u.YAJIUMA.:2007/02/11(日) 17:36:23.5315 ID:fhyQBmwo
- ちょwwwwこんな壮大な話になるのかよwwwww
- 773 : イブニング :2007/02/11(日) 22:04:20.1781 ID:???
- ど、どなたか地図を・・・・
- 774 : 第4回雪かき王選手権 :2007/02/11(日) 22:34:18.1035 ID:???
- http://www.usamimi.info/~hama1215/cgi-bin/up/img/up0528.jpg
- 775 :影瑠 ◆L.Radio..2:2007/02/11(日) 22:38:11.2755 ID:???
- ロダだと流れることが多いみたいだから上げておいた
http://www.eruita.biz/br/map.jpg
>>774
さんきゅ♥
- 776 : 名無しに変わりまして影瑠が生たまねぎ食べます :2007/02/11(日) 22:39:02.5736 ID:???
- ルールによると期限は開始から72時間
スタートが一日目20時くらい(このへん曖昧)だとして、今は二日目6時くらいってことは、あと残り時間62時間か
つまり終了は四日目20時
このへん影瑠は詳しく説明してないから次の定期放送(二日目6時)で言うべきだと思う
>>774
ありがd!
- 777 :チンコベイダー ★:2007/02/11(日) 22:42:26.9998
- 影瑠に先越されたああああああ
http://www15.atwiki.jp/eru_across?cmd=upload&act=open&pageid=58&file=up0528.jpg
- 778 : 私はセガバンダイの社員です。う、嘘ではありません! :2007/02/12(月) 00:13:15.9829 ID:???
- 6時だよ!全員○んこぉぉぉぉう!!
やぁ!東北一のイケメンことみんなのアイドル彩巧影瑠だよ!
みんなちゃんと殺しあってるかい〜?
首輪と一緒に成仏したくなければちゃんと皆殺しにするんだよ〜^^
二回目の放送で今更だけど、詳しいルールを説明するね〜。
まず、最初に言ったけど、最後の一人になるまで殺し合いをしてもらうからね。
ちゃんと息の根を止めないと駄目だよ。首輪にセンサーを仕込んであるから、死んでるか死んでないかはちゃんとわかるからねー。
次に、死んだらその人は失格になる。あたりまえのことだよね。
ゲームが終了するのは、開始から72時間経ったとき・・・・あ、開始は昨日の22時だから・・・・まあいいや、今日が1日目だとして、3日目の24時、つまりあとまるまる2日と18時間後だね。
もちろんその時点で二人以上生き残ってたら、全員の首輪を爆発させちゃうよ〜。
でも、サドンデスみたいに10分延長、とかも面白いかもしれないな。ああ、期待はしないでね。気が変わるかもしれないから。
それから、禁止地区のこと。
禁止地区に入ったら警告の後、一定時間で爆発するようになってるよー。首輪が。
それと関連したことだけど、陸地から20mくらい海に出ると首輪が爆発しちゃうから気をつけてね。
あ、干潮の場合で設定してあるから、ちょっと水に浸かるくらいなら全然平気だよー。
島にある建造物とか、植物とか、これらには何をしてもいいよ。
でも、島まるごと爆破するしたりするのはちょっと困るからねwwwwwww
うーんと、これで以上かな?また何かあったら次の定期放送で言うからー。
それじゃあ立入禁止区域を教えるね。
基本的には前回と変わりないけど、一応言っておくね。
最初に集まった建物と、関係者立入禁止って書かれたところ。
以上。
じゃあ次に死亡者のお知らせ〜。
放送事故〜。以上。
それよりみんな殺る気ないんじゃないの?もう十人くらい死んでもいい頃だと思ったけど。
というわけで、こちらもある秘密兵器を投入しました^^
秘密だから何を投入したのかは内緒だよ〜。秘密じゃなくなっちゃうからね〜^^
それじゃ、みんなでがんばって殺しあってね〜。
影瑠でした〜。
- 779 : マグロの一本釣りが得意 :2007/02/12(月) 00:17:46.4437 ID:???
- ♪〜寝ない子〜誰だ 寝ない子〜誰だ 寝ない子〜誰だ…
- 780 :778:2007/02/12(月) 00:22:49.9887 ID:???
- ○んこぉぉじゃ別の物に聞こえるじゃないかwwww
あと日本語が微妙におかしいのは影瑠がアドリブで喋ってるからってことにしといてください><
- 781 : 趣味ですか?愛車の軽で峠を攻めることです :2007/02/12(月) 00:23:55.7825 ID:???
- 寝ない子ワロタw
- 782 : 搾乳初心者 :2007/02/12(月) 01:01:16.5228 ID:???
- >最初に集まった建物と、関係者立入禁止って書かれたところ。
関係者「以外」立入禁止だよな。。。
やっぱ影瑠モエスwwwwww
- 783 :778:2007/02/12(月) 01:08:46.7943 ID:???
- モエスwww
- 784 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU:2007/02/23(金) 00:41:30.6014 ID:???
- 『人の中の3視点C-そしてまたひとり-』
前回までのあらすじ
>>606-610
以上
6時の定期放送が流れ、今の状況がどれだけ異常なのかを一瞬忘れてしまった。
影瑠の声は場違いなほど明るく、つまりいつものラジオのような感じで喋っていた。
そして今の影瑠のことを、なんとなく理解した。
影瑠は、楽しんでいるのだ。この状況を。
「事故・・・・」
それから俺とベイダーは、歩いた。
山道というよりは平らなところでロッククライミングしてるような(?)感じだ。
傾斜より地面の凹凸が気になる上に、草木に足を取られるのだ。
そんなわけで、俺達は二時間ほど歩き続けた結果、へばった。
- 785 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU:2007/02/23(金) 00:42:17.1764 ID:???
- 腰を下ろして地図を見ながらぽつりと言う。
「・・・・・あまりの体力のなさに絶望した」
「やあ俺。っていうかここはすごく歩き辛い」
今歩いているのは道ではない。
道で他人にばったり会ったらどう対処していいのかわからないので、道を少し外れたところを歩こうと俺が言ったからだ。
そのことに少々後悔しつつ、
「やっぱりここらへんは火山地帯だったみたいだね。ゴツゴツした岩ばっかりだし」
苦し紛れに言う。
ベイダは水をくぴくぴ飲みながら、
「今どこらへんかな。俺、距離感がさっぱり無くなった」
それは俺もだが。
標高が低いせいか、山がなだらかなせいか、地図上にあるはずの山は見えない。
それどころか、草木に阻まれて視界50mも危うい。
太陽は木々の間からかろうじて見える。
道は海ぞいにあるのにも関わらず、一度も海は見ていない。
「目印が何もない。頼りになるのは道だけか・・・・」
この道の側を歩いているという自信はある。一度分かれ道にさしかかって右折した。
ただ、この地図がどれだけ信用に値するものなのかはわからない。
- 786 : 仇名は絶倫暴徒、趣味は調教・特技は蹂躙 :2007/02/23(金) 00:43:32.4188 ID:???
- >ベイダは水をくぴくぴ飲みながら
萌えた
- 787 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU:2007/02/23(金) 00:44:07.1510 ID:???
- 「なぁ、やっぱりこの首輪を外してみない?」
ベイダーが言った。
「この首輪さえなければ、海に出て泳ぐことができる。殺し合いが終わるまで、隠れて過ごすこともできる。俺らが助かる確率が、グンと上がるんだよ」
しかし俺の考えは変わらない。
「駄目だ、外すリスクが大きすぎる。爆発装置が作動して途中で爆発するかもしれない」
「でも、もし外せたとしたら・・・・」
希望的観測で語るベイダーに、少々腹が立った。
疲れていたので腹が立ちやすかったのかもしれない。
「爆発した、死ぬんだぞ?一人でやるなら勝手だけど、その首輪じゃたぶん分解するのは俺がやるんだろうな」
もう、止まらない。
「爆発したら俺もタダじゃ済まないんだぞ?責任とれるの?」
しまった、と思ったが、もう遅い。
「わかった」
ベイダーは荷物をしまって立ち上がる。
「一人で、外す方法を見つける。・・・・ここから別行動しよう」
血の気が引く。
「お、おい・・・・」
「じゃあ、生きてたらまた会おう」
ベイダーは、道の方へ向かった。
俺は追えなかった。
自分に対する呆れとも怒りともつかない感情が込み上げる。
でも俺は追えなかった。
ただ、じっとベイダーを見ることしかできなかった。
そのうちに後姿は木々に隠されて見えなくなる。
また一人になった。
怒りの矛先は、自分からベイダーへと変わる。
そうだ、ベイダーが悪いんだ。
自分の言うことを聞かない、ベイダーが悪いんだ。
身勝手な結論が出る。
俺は、どうしようもなく弱かった。
- 788 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU:2007/02/23(金) 00:45:15.5435 ID:???
- バッグを開ける。
フリスクが目に付く。
怒りは収まらない。
フリスクが何の役に立つんだ。
怒りの矛先がまた変わる。
フリスクを掴んで、立ち上がって、地面に叩きつける。
石に当たって、蓋が外れる。
少し冷静になる。
そして、フリスクの箱の中の半分近くを埋める、基盤と、それに乗る赤いボタンのようなものを見た。
拾う。
赤いボタンは、基盤の上の半分近くの面積を占めていた。
凸型のそれの他には、よくわからない小さいものが所狭しと乗っていた。
チップ型の抵抗などだろうか・・・?
そして、赤いボタンは押しボタンのようであった。
「・・・・・」
不用意に押すのは危険かもしれない。
しかし、俺は戸惑いつつ押した。
爆発音がしたのは、ボタンを押してすぐだった。
『-そしてまたひとり-』 END
↓拾いものですが、だいたいこんなところを歩いてます。
http://image.blog.livedoor.jp/yochifuji/imgs/b/d/bdef480c.JPG
http://www.cal.im.dendai.ac.jp/photo/2005/lodge/lodge07.jpg
http://plaza.rakuten.co.jp/img/user/50/45/6395045/11.jpg
- 789 :人の中の3 ◆O0NNNaIkLU:2007/02/23(金) 00:46:31.4050 ID:???
- >>786
ベイダって誰だ・・・・('A`)
くぴくぴ。
- 790 :チンコベイダー ★:2007/02/23(金) 00:58:31.7972
- くぴくぴ。
- 791 :1/4弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E:2007/02/23(金) 01:00:11.3172 ID:???
- 『接触』
「これは・・・ホテルか?」
目の前には巨大な建物。
廃墟マニアが喜び勇んで探検しに突入しそうな具合の荒れ具合。
「これはあれだな、美少年2人くらい連れてきてモデルにしてポートレートでもゲフンゲフン」
そんなことを考えている場合ではない。
建物ということは誰かここを拠点にしていてもおかしくない。
その誰かが自分を殴った人間ならラッキーである。
「中を覗く価値はあるねぇ・・・」
歩き出そうとして気がつく。
人の気配がある。
「誰やろ・・・とりあえず刀は抜いとこかね」
幣から刀を抜いて、病院から一個だけ持ってきた包帯で刃をゆるく巻いて懐に隠した。
相手が友好的なら取り入って利用すればいい。
攻撃してくるなら殺すまで。
準備は出来た。
如杏は廃ホテルに向かって歩き出した。
- 792 :2/4弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E:2007/02/23(金) 01:00:51.5153 ID:???
- 「さーて、と。誰か来てないかな〜?」
UMAはホテルの外に出た。
暗くてよく見えないが、とりあえずホテルの周りを歩いてみることにした。
一緒に行動できそうな人がいればいいのだが。
そんなことを考えながら歩いていると白いものが転がっているのが見えた。
「なんだあれ?・・・まさか死体とかじゃないだろうな」
白いものに恐る恐る近づくUMA。
赤や黒の塊のようなものも見えてきた。
まさか。
思わず息をのむ。
「直で触ったらヤバそうだな・・・お、いいもの発見」
足元にちょうどいい長さの木の枝が落ちている。
拾い上げて白いものを突っついてみた。
- 793 :3/5弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E:2007/02/23(金) 01:01:39.2682 ID:???
- |д゚)数字ミスタ
(いたたたたたたたたた)
如杏は歩き出した瞬間に石に躓いて転んだ。
その上折れたアバラの部分から地面に落ちてしまった。
痛みが酷くてうずくまるしか出来ない。
しかもさっきから何かが背中をつついている。
うっとおしいことこの上ない。
ふざけやがって、起き上がった瞬間ぶっ殺してやる。
そう思いながら痛みがおさまるのを待つ。
「なんなんだろ・・・やっぱり死体なのかな」
上から若い男の声が降ってくる。
聞き覚えのある声。
こいつは・・・
「う・・・ゆ、UMA・・・なんしよんかねあんたは・・・」
- 794 :4/5弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E:2007/02/23(金) 01:02:14.3151 ID:???
- 白いものが喋った。
しかも自分のコテを知っている。
脳に広がる一瞬の空白。
そして恐怖。
「ううわああああああああああああああくぁwせdrftgyふいこlp;」
「叫ぶなバーロー・・・打ち身に響く・・・」
UMAの目の前で浮遊する、もとい立ち上がる白いもの。
「あ・・・え・・・と、生きてる?」
とりあえず聞いてみる。
「まさか死体だと思ったのか」
白いものが答える。
「つーか・・・どちら様ですか?」
よくよく見てみれば白いものは巫女装束だ。
そしてその巫女装束を着た女の人の頭にはなにやら獣の耳が生えている。
人か妖怪のどちらかしかない。
「弧月如杏ですが何か?」
巫女装束の女性はそう名乗った。
- 795 :5/5弧月如杏 ◆/E/NyoAn/E:2007/02/23(金) 01:03:14.1683 ID:???
- やはり。
そこにいたのはUMAだった。
ターゲットの名前を思い出す。
地図の裏に書いたメモにはこう書いている。
『1』
最も疑わしい人間。
私を殴った人間の可能性が最も高いと思われる人間。
まさかこんなに早く出会うとは。
「一人?」
一人ならつついてくれた分のムカつきも含めてここで殺す。
一人でないなら何かしら利用してそれから殺す。
「いや・・・ホテルの中にもう一人いるけど・・・?」
「誰?」
「卑姐さん」
「事故は?」
「いないよ。にょあんさんも事故探してるの?」
「ん、いや、まあね。一度会ったことあるけんさ、頼りになるかなーとか思って」
「そうですか、俺も事故探してるんですけどね、会えないまんまここにたどり着いたって感じで」
「ふーん・・・」
ふと頭の中が真っ白になる。
眠たい。
山を越え森を抜け島を縦断した疲れがここでどっと出たようだ。
「にょあんさん?」
「・・・いや、長いこと歩きよったから疲れた、眠い」
「じゃあ卑姐さんが寝てるとこ連れていきますから一緒に寝てたらどうですか?」
「んー、じゃあそうさせてもらうわ」
「じゃあ行きましょう」
とりあえず今は休まなければいけないだろう。
この状況をどうするかを考えるのはそれからだ。
>UMA
|д゚)こんなんなりましたがどうでしょうか
- 796 : 熊出没注意 :2007/02/24(土) 01:36:56.2048 ID:???
- あげまんこ
- 797 :青森にドーム球場を作る会会長:2007/05/03(木) 00:10:54.306 ID:hDGPmU320
- たまのage